2007-10-23 第168回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
この制御棒は、御案内のとおり緊急時にはスクラムといって一斉に、これは六号機、七号機は改良型の制御棒駆動装置、FMCRDというやつですが、ファイン・モーション・コントロール・ロッド・ドライブと言っているんですけど、緊急時に水圧でスクラムを掛ける。一気に制御棒を炉心に、燃料棒の間に入れまして反応を止めてしまう。だから、スクラムに支障があるかどうかが一番心配なところであります。
この制御棒は、御案内のとおり緊急時にはスクラムといって一斉に、これは六号機、七号機は改良型の制御棒駆動装置、FMCRDというやつですが、ファイン・モーション・コントロール・ロッド・ドライブと言っているんですけど、緊急時に水圧でスクラムを掛ける。一気に制御棒を炉心に、燃料棒の間に入れまして反応を止めてしまう。だから、スクラムに支障があるかどうかが一番心配なところであります。
したがいまして、これまでのリンク式の機構としましては、これも先生御案内ですが、チェンジレバーの動きをコントロールロッド、いわゆる機械式な方法によりまして、リンク機構を介してトランスミッションのシフト操作を行っているわけでございますが、今御指摘のございましたフィンガータッチ式の機構といたしましては、チェンジレバーの動きを一度マイクロコンピューターによりまして電気信号で指示をいたしまして、力の方におきましては
もし反応が上がれば、当然コントロールロッドがございますので、原子炉停止、自動停止の方向へいきますし、それから圧力が上昇すれば逃し弁が働く。こういうことでございまして、今回の場合のように再循環ポンプの電源側の故障でもってとまったということであれば冷却系統はほとんど過渡変化としては大きくないわけでございまして、圧力などそういう設定値に至るほどの大きな過渡変化に至らない、こういうことでございます。
それからコントロールロッドを動かします駆動のスイッチを知事に預けるということでどうか、そういう二つの御提案を、非常にあれですが、文学的な表現で核封印とこう申されておるわけでございますが、先ほど先生からお話がありましたように、安藤委員会におきましては、圧力容器のふたを撤去しないで工事ができるか——工事ができるかと申しますのは、一昨年改修工事、総点検を長崎県にお願いしたわけでございますけれども、その項目
その上に日本の場合には地震というファクターが入ってきておりまして、それで私の経験では、コールダーホールのリアクターを東海村に入れるときにも非常に厳重な審査を何回も何回もやって、それで、あれは過熱して膨張し過ぎるときにはコントロールロッドを上から入れるわけです、ボロンの棒を。
○内古閑参考人 まず、ほとんど国産でやっているといっていいのでございますが、いまの原子炉の炉心の部分、これが非常に生命でありまして、むずかしいものでありますので、そこのところはウエスチングと技術提携をしたということと、それからコントロールロッド、これは非常に大事なものでありますから、これを輸入するということがおもなるものでありまして、その他、ポンプの特殊なものを輸入するというのもございますけれども、
○内古閑参考人 ただいま申し上げました中で、輸入いたしますと申し上げましたのは、いまのコントロールロッドその他でございまして、炉心の一番大事なところは、先ほどからも問題がありましたウエスチングからチェック・アンド・レビューをやってもらうということになっておるのでありまして、そういうことをやりまして、そして安全性を確保していくということに考えておる次第でございます。
しかし、この事故というのは、原子炉を分解して今度組み立てる際に、ふなれな人がコントロール・ロッドを引き抜いたということから起こっておるようでございます。
それから、原子炉には重い遮蔽がありまして、鉛でありますとかプラスチックでありますとか、その外側にまた重油のタンク等も持っておりまして、相当の遮蔽を持っておりますが、さらに、こ原子炉には、コントロール・ロッドのつきました制御装置を持っております。そのほかに、これは中間報告にも書いてありますが、いろいろな安全装置がある。
しかも、AMFというのは、こまかい技術的な、特にコントロール・ロッドというような非常にむずかしいもの、いわゆる制御のものについては、世界で一流である。大きなメーカーといえどもAMFのものを買ってつけるということは、十分われわれ承知しておりました。われわれの了解は一等大事なのはコントロール・ロッド、その制御が非常にうまいものがいい。これは非常にプラスであったわけです。
この場合グラファイトまたは天然水をモデレーターとして、ウランに当るところの中性子のスピードをコントロールいたしまして、連鎖反応を起させる率を高め、さらにコントロール・ロッドによって連鎖反応の力を統御いたしております。これがいわゆる原子炉のおもな使命でございます。