1991-04-16 第120回国会 参議院 運輸委員会 第5号
○政府委員(大塚秀夫君) 国鉄の分割・民営化に当たり、その貨物部門は全国一社体制の日本貨物鉄道株式会社にその業務が承継されたところでございますが、貨物会社の経営状況につきましては、国内景気の好調さあるいは環境問題、労働力不足等による鉄道貨物輸送へのシフト、また、輸送ニーズにこたえた商品の積極的販売等によりまして、コンテナ部門を中心に会社発足以来堅調に推移しておりまして、さらに株式の上場・公開に向けて
○政府委員(大塚秀夫君) 国鉄の分割・民営化に当たり、その貨物部門は全国一社体制の日本貨物鉄道株式会社にその業務が承継されたところでございますが、貨物会社の経営状況につきましては、国内景気の好調さあるいは環境問題、労働力不足等による鉄道貨物輸送へのシフト、また、輸送ニーズにこたえた商品の積極的販売等によりまして、コンテナ部門を中心に会社発足以来堅調に推移しておりまして、さらに株式の上場・公開に向けて
○仲田政府委員 御指摘のとおり、この円高の影響が出ます前におきましても、これは世界的な海上荷動き量の低迷、それから船腹の過剰、またコンテナ部門の競争激化、こういうような円高とは関係のない要因で外航海運は非常に深刻な状況に置かれております。海運企業の大手十社をとりましても、五十九年に二百八十億の損失を計上しております。
同時に、コンテナ輸送の推進に伴って生まれてくる新たな職種、海上コンテナ部門やコンテナのメンテナンス、修理部門などについては、これらを見て見ないふりをするなど、全く無責任な態度を現在もとり続けております。港運業法とコンテナ輸送や技術革新に基づく荷役形態の変化などとの関連でどうするのかという点では、全く無責任な態度をとり続けていると重ねて指摘せざるを得ません。
最近やや、定期船部門でありますかコンテナ部門でありますか、この調整なども含めてやってきたようであります。これは少し時間的にはおそかったと思うのでありますが、いずれにしても、やることはけっこうだと思うのであります。そういうものがない限りは、やはり運賃競争が当然起きる。運賃競争が起きれば、どうしても安い船をつくらざるを得ない。安い船を追求することは当然だと思う。
さらに昨年の十月にはAEIL社のコンテナ部門であるところのコンテナ・マリン・ラインズが大型のコンテナ船を二隻、大西洋航路に就航させております。 米国がこのコンテナの先鞭をつけて一番いま進んでおるわけでございますが、これを各国も注目いたしまして、欧州におきましてもこれにおくれをとってはならないということで、いろいろな準備をし、また一部コンテナ輸送を開始いたしております。