2015-02-26 第189回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
○大塚耕平君 根本的な違いは、私の意見ですけれども、国債は、おっしゃるように、最後の方でおっしゃいましたけれども、コンソル債じゃない限りは償還期限があるから、だから、その償還が来たときにどういう対応をするかによってはバランスシートの規模を落としていけるんですよ。ところが、J—REITとかETFとかは、日銀が自らの意思で売ろうとしない限りはバランスシートは小さくなっていかないんですね。
○大塚耕平君 根本的な違いは、私の意見ですけれども、国債は、おっしゃるように、最後の方でおっしゃいましたけれども、コンソル債じゃない限りは償還期限があるから、だから、その償還が来たときにどういう対応をするかによってはバランスシートの規模を落としていけるんですよ。ところが、J—REITとかETFとかは、日銀が自らの意思で売ろうとしない限りはバランスシートは小さくなっていかないんですね。
例えば英国の場合は、こういった年金改革に関して使った債券はコンソル債という無限期間債という方式です。永久に返さないんですね。金利を払い続けるだけです。このコンソル債が本当は理論的にはよいんですけれども、コモンウェルス諸国は比較的コンソル債の伝統がある。
コンソル債というのが十九世紀にありました。元金はもともと返さない、金利分だけ返す。そして、金利の市場、金利分だけの取引をする市場をつくるという永久国債というものなんですが、こういう形で、あるいはそこまでいかなくても百年国債というような形で、償還期限の延長をしてごまかすんではないか。
○谷垣国務大臣 今、コンソル債の御議論がございました。これはいろいろな議論があると思いますが、私はやはり、こういうことをいたしますと、財政規律という面では明らかにマイナスの影響があると考えておりまして、財政規律を維持するという観点を第一に考えていきたいと思っております。
○田野瀬副大臣 委員御指摘のコンソル債でございますが、発行者である国は償還権を有しますが保有者には償還請求権のない、いわゆる永久国債を意味されておられるところでございます。このような永久国債は、英国等において発行されたことはあると承知しておりますが、近年、主要国において発行されていない、そんなふうに見ておるところでございます。
コンソル債というものがあります。元本を返さずに、ずっとクーポン、利払いだけでいく債券のことですけれども、これについてお伺いしていきたいと思います。 まず、一般論ですけれども、国債の円滑消化の観点から、今、商品の多様化に取り組まれていると思います。
○津村委員 私もこれは予断を持って申し上げるわけでは必ずしもないんですけれども、冒頭申し上げたように、コンソル債という商品は、元本を返さなくていいということがありますので、そのことのメリットもあればデメリットももちろんあるわけですけれども、一つの商品として存在するわけです。
二十四回は、第七回の検討委員会結果に対する今後の対応について、二十五回は第七回検討委員会における検討課題の取りまとめについて、第二十六回はイギリスにおけるコンソル債、永久国債について、また開発利益の調査概要について、第二十七回は開発効果について、第二十八回は当面の検討内容について、第二十九回は新幹線収支予測、試算について、第三十回は地方公共団体の意見聴取についてといったようなテーマで勉強を続けております