2013-03-21 第183回国会 衆議院 憲法審査会 第3号
この論点に関する前回の御議論では、自由民主党の近藤三津枝先生が、国民の義務をふやすのではなく国を守る責任のようなものを緩やかに規定するべきとの御発言を、また、民主党の大谷信盛先生が、人間の尊厳の考え方に基づき、人権や環境を守るためのコミュニティー実現に向けた共同の責務という考え方の提案をしておられます。
この論点に関する前回の御議論では、自由民主党の近藤三津枝先生が、国民の義務をふやすのではなく国を守る責任のようなものを緩やかに規定するべきとの御発言を、また、民主党の大谷信盛先生が、人間の尊厳の考え方に基づき、人権や環境を守るためのコミュニティー実現に向けた共同の責務という考え方の提案をしておられます。
そんな中、人間の尊厳に基づき、人権や環境を守るための連帯、コミュニティー実現に向けた共同の責務という新しい考え方を提案させていただいております。 以下、簡単に、人間の尊厳尊重、そして共同の責務の確立を目指した項目について御紹介をさせていただきます。 一つ目の考え方として、人間の尊厳を尊重するということがございます。
したがって、この問題を具体的に解決に向けて努力することが、来るべき少子・高齢化社会あるいはまたノーマライゼーション、生活者のための社会コミュニティー実現等、二十一世紀の日本社会に明るい光を与えるものである、このように確信している次第でございます。昨年はこの場で亀井建設大臣、亀井建設大臣も歯にきぬを着せないで極めて前向きなすばらしい答弁がどんどん来ました。
だから、そういう面からは厚生省がイニシアチブをとって、このコミュニティー実現のために大いに頑張っていただきたい、このことをお願いしておきたいと思います。 次の問題ですが、ハードの面ではなくてソフト面から考えますと、そのコミュニティーを受ける人間集団である以上は、やはりそこに構成する一人一人の人間性、なかんずくリーダーになるような人の人間性が問われるのではないか。