2011-12-08 第179回国会 両院 東京電力福島原子力発電所事故に係る両議院の議院運営委員会の合同協議会 第3号
一つは、私は外務省のOBでございますけれども、今世紀初め、国連事務局に出向いたしまして、二年半ほど、当時、コフィ・アナン国連事務総長のもとで人道問題担当という仕事をしました。
一つは、私は外務省のOBでございますけれども、今世紀初め、国連事務局に出向いたしまして、二年半ほど、当時、コフィ・アナン国連事務総長のもとで人道問題担当という仕事をしました。
今週二月二十四日、この本会議場にコフィ・アナン国連事務総長をお迎えし、大変感動的な国会演説を伺いました。このうちメディアが大きく報じたのは、イラクの復興支援について自衛隊派遣を含む日本の貢献に対する事務総長からの謝辞でしたが、演説自体はもっと広範なものでした。
それは、御承知の、スイスのダボスの会議でございますけれども、一月の二十三日にコフィ・アナン国連事務総長は、国際テロリズムのみが国際の平和と安定への脅威ではないというふうにおっしゃった上で、テロに対する戦争が文化間、民族間、宗教間の分断を助長し、自由や人権の保護を危うくすることもあるというかなり具体的な表現で、アメリカとイギリスの対応について批判をしているんですね。