2009-03-10 第171回国会 参議院 予算委員会 第10号
二つ目は、昨年七月のWTOの農業交渉におきまして相当な議論がありましたが、ファルコナー議長のああした提案等を踏まえて考えたときに、一体将来の我が国の米の生産、流通をどんなふうに仕組んでいくかということを将来考えれば基本計画の中で議論せざるを得ないということがあったんだろう、こんなふうに思います。
二つ目は、昨年七月のWTOの農業交渉におきまして相当な議論がありましたが、ファルコナー議長のああした提案等を踏まえて考えたときに、一体将来の我が国の米の生産、流通をどんなふうに仕組んでいくかということを将来考えれば基本計画の中で議論せざるを得ないということがあったんだろう、こんなふうに思います。
続きまして、十二月六日、ファルコナー議長の提示した重要品目を四%にするという提案、この評価、日本としての評価はいかがでしょうか。 実は、昨年十二月のこの農業交渉、残念ですが、私の印象ですけれども、日本はその交渉の当事者ではなくて、結果を受け入れるだけのまさにお客さんと、こういったような印象を受けました。
最近、きのうはファルコナー氏と話をしておりまして、この人はニュージーランドの人であります。あるいは、先般、ロイタードというスイスの副大統領兼経済大臣というのがやってまいりました。
○中曽根国務大臣 委員からお話がありましたように、十一月に行われましたG20の金融それから世界経済に関する首脳会談では、WTOのドーハ・ラウンドの妥結に向けてモダリティーの年内の大枠合意について努力をする、そういうようなことが合意されたわけでございますが、十二月の六日に、WTOの農業交渉の議長でありますファルコナー氏から、また非農産品市場アクセス、NAMAですね、これのワセシャ交渉議長から、農業及び
日本から篠原孝衆議院議員を団長といたしまして三人の国会議員が行っていますけれども、このときにミニマムアクセスはどう解釈すればいいのかということをファルコナー議長に質問しています。これに対する答えとして、あくまでもミニマムアクセスというのは、購買要件ではなく、機会を提供してある一定の量を輸入することを許すという意味だと、輸入義務はないということを明確に回答しています。
我が方は、これについてはなお不満であるということで、二十六日から始まります、ハイレベルでありますが、農業担当者間の協議において、ファルコナー議長のもとで再度この点を主張していきたいと思っております。 かなりの国がこれに賛同を示しているわけでございますが、ファルコナー議長の非公式の見方としては、しかしまだ盛り上がりが足りないということでございます。
我々はこれを是正すべく主張してきたわけでございますけれども、今回、ファルコナー議長の第二次改訂案がWTO交渉の中で示されました。しかし、こうした不公平なところに対する配慮というものは全くなされていないんじゃないかと思うんですね。あるとすれば大臣から指摘していただきたいと思いますが。いずれにしろ、これは是正していかなきゃならぬものがある。
聞くところによりますと、ファルコナー議長さんが新しい提案をお出しになったということのようでありますけれども、新しい提案の内容もこの日本とスイスの共同提案を踏まえたものにどうもなっていないやに聞いております。こうした環境からしますと、思い切って新しい視点でのWTO交渉を再構築していっていいんではないかと、こう考えるわけでありまして、これは若林大臣に是非お願いしたいというふうに思います。
そこで、いよいよ大詰めを迎える段階になってきておりますから、公式の場で、日本は、ファルコナー議長の全体会議の中で、輸出規制について実効ある形のルールづくりをすべきではないかということを、スイスと共同して、共同提案国として提案しているわけでございます。
こういう提案を受け入れまして、ファルコナー議長も、抽象的ではありますが、今回の議長ペーパーの中にそのような趣旨のものが書かれているわけでございまして、それなりの進歩が見られるわけでございますけれども、私どもは、もっとこのことを明確に規定する必要があるということで、ついこの四月の三十日でありますが、WTOの全体の改訂議長案をベースとした論議の中で、改めて実効性のある規律強化というものを提案したわけであります
そのことを最重要事項として主張しつつ、さらに、今申し上げました四月三十日に新たに具体的な提案としてなされました輸出国側における輸出規制をするときの規制のあり方ということについても合意を得たいということで、ファルコナー議長の方に申し入れをしているということでございます。
そうした中にありまして、この二月に、委員御承知のとおりでございますが、ファルコナー農業交渉議長が改訂テキストを提示をされたと、それに基づき議論が集中的に今行われているところでございます。 このような動きを基礎にしまして、私は、現在の交渉関係者間で、モダリティー合意を目指した閣僚会議が五月中旬にでも開催されるのではないか、そういう認識が関係国の中で広まっているというふうに承知いたしております。
先般、ファルコナー議長の改訂版が提示されました。その中身を見ましても、我々がかねて主張をし続けてきております食料の輸入国としての立場がいまだ十分反映されているということになっておりません。とりわけ重要品目について、十分な数と同時に、重要品目に指定をされればそれですべて解決するというわけではございません。
そして、ファルコナー議長が改訂のペーパーを先般出したところでありますが、我々日本を代表国としますG10、輸入国の立場からしますと、アクセスを改善して貿易を拡大するということの方に重点が非常にあるわけでございますけれども、主要輸入国とすれば、食料の、穀物の貿易構造からしますとやはり国内優先ということになってくるわけで、国内の事情によりまして輸出国が勝手に一方的に輸出規制をかけるというようなことになりますと
この問題に関しては、繰り返しますけれども、ここまで自給率が下がっている、農山村が疲弊している、こういう中で、日本の農業、そして自給率の向上をしっかり果たしていかなくてはならないということに関して民主党がこういう法案を出しているということでございますし、先ほどの答弁に関して言いますれば、いわゆる交渉の結果として、自民党さんが、ファルコナー議長がどういう結論が出たとしても、今ここで皆さんが党の公約として
WTO農業交渉につきましては、ファルコナー農業交渉議長が一月末に議長テキストの改訂版を提示する意向であると聞いております。さらに、二月末以降にもモダリティーが合意されるとの見通しもあると承知をしておりますが、このように、交渉は年明けから一層重要な局面を迎え、議長テキスト改訂版の提示後には山場を迎えることになると思われます。 WTO農業交渉は今後の我が国の農業の行方を左右する重要な課題であります。
○佐藤政府参考人 WTO農業交渉につきましては、ファルコナー議長の七月のモダリティー案につきまして議論を行ってきているところでございます。来年一月末には議長テキストの改訂版が提示される予定であるなど、引き続き重要な局面にあると考えているところでございます。交渉に当たっては、食料輸入国としての立場から、バランスのとれた交渉結果を得られるよう全力を挙げてまいりたいと考えております。
私は、ファルコナー議長が十一月中旬にも改訂テキストを出すだろうと言われておりますが、この改訂テキストの中において、我が国がかねて強く主張をしてまいりました事項について、ファルコナー議長に直接お会いをして日本の立場、日本の主張、そして日本は同時にG10、食料輸入国の中でもオピニオンリーダーとして責任を負っているわけでございまして、そのような立場で食料輸入国としての主張をしてきたところであり、おかげさまでそのことは
一泊四日の弾丸出張でございましたが、受けとめ側のジュネーブ、WTOの体制が、大変配慮をいただきまして、一日でございましたけれども、ラミー事務局長とファルコナー農業議長とステファンソンNAMAの議長などと、主要な方と直接お会いをして、かねて我が国が主張をしておりました主張を確認し、そのことをぜひ、これからの大詰めを迎えております交渉の中において、特に、ファルコナー議長あるいはまたステファンソン議長らが
WTO農業交渉は、現在議長をしておりますファルコナー農業交渉議長、これが七月に関税削減などのルール、いわゆるモダリティー案について提案をしております。そのファルコナー提案を基本にしまして、高級事務レベルの会合を、連日連夜かなり詰めた議論をいたしております。特に、種々技術的な問題がありますから、それらの技術的な問題から先に詰めるということで、かなり詰まってきている段階でございます。
交渉の現状を見ますと、先日、ファルコナー農業交渉議長が我が国にとって非常に難しい内容を含む議長ペーパーを発出したところであります。さらに、六月末ごろにはモダリティー案の改訂版が提示される予定と聞いております。G4を始め主要国による協議が活発に日本の頭越しに行われているということも聞いております。 正に、先ほど申し上げましたように、正念場を迎えております。
また、ファルコナー議長のペーパーを見てみましても、議論の幅を決めるというふうなことでありますけれども、どちらかというと、その幅が我が国にとっては大変厳しい内容になっております。 いずれにしても、世界最大の食料輸入国である我が国の考え方、これがしっかりと反映したものでなければ、公平な正しい貿易ルールというものは成り立たない、こう考えております。
ファルコナー議長のペーパーも出ました。このペーパーを見ても、非常にその重心が傾いている、偏っているのかな、こう思っております。 今、私が農水大臣として就任をいたしましたが、そういう重大局面で、まさに走っている列車に飛び乗るような、そういう状況でありまして、何としても我が国のこれまでの主張、また輸入国の立場、そういったものをしっかり織り込んでいかなければいけない。
それで、今、ファルコナー議長のチャレンジ文書ですか、これがいよいよこれから非常に気になるところでありますが、やはり問題は、この重要品目を含めて、いわゆるタリフラインですね、これが一%かあるいは五%か、あるいは我が国が主張する方向になるのか。これによって、この対象品目数が、例えば一%ですともうほとんどありませんよね、こういうことになれば、この国の農業はもう壊滅だ。
しかし、今回のファルコナー・ペーパーというのは、ファルコナー議長自身が、その三十日の日、午前中、私と会談いたしました。とにかく皆さん不満でしょう、しかし、不満をぶつけて大いに議論を活発化してもらう、こういう目的で出しました、こういうふうに彼は言っておりました。しかし、不満の度合いも違うということも私はその場で申し上げたわけであります。
四月三十日、ファルコナー農業交渉議長は、改訂版テキストに向けての議長ペーパーを全加盟国に対しまして公開文書として発出したところでございます。 この議長ペーパーは、交渉上の幾つかの論点につきまして、議論の着地点を示したものとなっております。
また、議長ペーパーが発出されました四月三十日、先ほど大臣から話がございましたように、ファルコナー議長と会談を行っておりまして、その際に、同議長から、今後六週間程度議論を行いまして、六月末前後には改訂テキストに持っていきたいとの見通しが言われたところでございます。
そこで、WTOにどう臨むかでありますが、恐らくあしたごろになると思うんですが、ファルコナー議長がペーパーを出すんだろうと思います。どの程度のものが出てくるか、なかなか予測はつきがたいわけでありますが、先生も御指摘のように、前のペーパーよりも踏み込んでくるのかなと。
先日の大臣が御出席されたインドのニューデリーで開催されたG6の閣僚会合においても、二〇〇七年末をめどに交渉を終結させていくことにつなげていくということを御確認されておりますし、四月末か五月上旬にはファルコナー議長が議長ペーパーを提示するという話も聞いております。