1988-10-26 第113回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第4号
将来は燃料電池とかコゼネレーションなども有効であろうと思われます。 それから、例えば石炭からのメタノールであります。これは、まあアジア・太平洋地域の途上国には石炭資源がいろいろあるわけでございますが、いっぱいある国もない国もありますし、それらが必ずしも十分利用されているわけではない。未利用の石炭資源があります。
将来は燃料電池とかコゼネレーションなども有効であろうと思われます。 それから、例えば石炭からのメタノールであります。これは、まあアジア・太平洋地域の途上国には石炭資源がいろいろあるわけでございますが、いっぱいある国もない国もありますし、それらが必ずしも十分利用されているわけではない。未利用の石炭資源があります。
○参考人(生田豊朗君) 例えば、ごく身近なものでございますが、コゼネレーションというのが最近かなり積極的に開発されて使われるようになっております。
さらにはいわゆる最近起こっておりますコゼネレーションというような、熱と電力と両方を供給するというようなこと。さらにまた都市ガスを使って、今までは冷房は電力ということでしたが、ヒートポンプを使うというようなことでガスで冷房をすると。
例えば現在、電力は電力会社によって供給されておりますが、今後コゼネレーションあるいは燃料電池という形で、電力をガス会社、石油会社、電機メーカーと、こういうものが供給し始めるようになるし、また需要側においても、電力、ガス、石油というものを最も安い便利なものをその場で選択可能になるということで、エネルギー間の競争あるいはエネルギー供給者間の競争というものが非常に激しくなってくるであろう。
したがいまして、この程度の温度になりますと、非常にいわゆる熱としての利用もしやすいということでございまして、この排熱が大体四割ぐらい、それから発電が四割ぐらいということでございますので、エネルギーの有効利用としましては八割ぐらい使えるということで非常に効率のいい方式であるということでございまして、先ほどからもお話が出ておりますが、これは一つのコゼネレーションのための有効な手段であるというふうに考えられているわけでございます
それから、例えば今までは電力なら電力、熱は熱というようなことであったのが、いわゆるコゼネレーションというような形で、熱と電力両方を供給するというようなシステムが出てまいりましたし、また廃熱の利用によるエネルギー供給、さらにはローカルエネルギーと申しますか、地域そのもので独特のエネルギー供給というものをするというようなこと。
制度的な面につきましては公益事業部長の方から答弁いたしますが、今先生が例に挙げられました地熱とか風力あるいは太陽光発電、あるいはごみ発電、いわゆる我々の言うローカルエネルギー的なものを分散型電源として活用する、あるいは都会では、先生が後に指摘せられましたコゼネレーション、こういうものの導入が今進んできておるわけでございますけれども、こういうものの導入については、エネ庁としては積極的に前向きに対処すべきだという
さらにもう少し大規模な、例えば新しい都市開発とかあるいは団地の開発、あるいは大型のビルの建設などに関連いたしましても、ガスを利用いたしますいわゆるコゼネレーション、つまり熱と電力とを同時に供給いたしましてそれで電力と冷暖房とをカバーするというコゼネレーションの方式が採用されておりますし、それに対応いたしまして電力のサイドにおきましても同じような方式で地域冷暖房を行うというようなことで、いい意味での競争関係