1999-03-31 第145回国会 衆議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第4号
その折、福田内閣の園田外務大臣でしたが、クレムリンへ出向いてコスイギン首相と談判して、決してソビエトを敵視するものではない、日本と中国が仲よくすることはアジアの平和と安定にはかり知れない利益をもたらし、ソビエトにも大きなプラスになると懸命に説得に努めました。先方は納得せず、何一つ合意できずに、プレスリリースも出せないまま帰ってまいりました。
その折、福田内閣の園田外務大臣でしたが、クレムリンへ出向いてコスイギン首相と談判して、決してソビエトを敵視するものではない、日本と中国が仲よくすることはアジアの平和と安定にはかり知れない利益をもたらし、ソビエトにも大きなプラスになると懸命に説得に努めました。先方は納得せず、何一つ合意できずに、プレスリリースも出せないまま帰ってまいりました。
かつてコスイギンさんの時代だと思いますが、「一つ動けば全部動く」という有名なせりふ等々もございまして、何が一つで何が全部かわかりませんが、恐らく第二次世界大戦中のいろいろな問題が含まれておると思うのであります。その一つは北方四島ではなかろうかと私たちは考えております。
今までの経緯を私もずっと調べましたが、コスイギン首相の当時は、我々が北方四島問題を提案いたしましても、あの人は正直な人で、決して固有の領土であるとは申さなかった、ソ連の固有の領土とは。
○藤井(宏)政府委員 これはアメリカの国務省筋がプレスに語っておるところでございますけれども、この電報はあくまでコスイギン提案にかかわる日本に関連いたしましての電報でございまして、在日の大使館の意見を聞きたいということでございます。
コスイギン提案というのは六六年二月二日に出されたわけですが、その半月後の二月十七日に御承知の下田外務次官の発言があったわけです。コスイギン提案に賛成の方向を示唆して、日本としては大国の傘に入って安全保障をとる考えを持つべきでないという記者会見の内容でございます。
これは予算委員会でもそう答弁されておりますけれども、主題はコスイギン提案にある、したがって本件についての日本の核との関係についてアメリカ政府の正式な見解を代表したものでは全くない、そういうふうに言われていますが、今もそれに類似した答弁をされました。私はこれはいいかげんだというふうに思うのです。 この訓令電報をお読みになればわかります。
一つは、当該の電報は日本に対する核持ち込みを認めるような秘密合意があることを示すものではない、第二は、コンブィデンシャル・アレンジメンツとコンブィデンシャル・アグリーメントは、ともに安保条約及び関連規定を指すものと思われる、第三に、当該電報の不正確な記述が示すとおり、当該電報の主題はコスイギン提案であって日米安全保障関係ではない、当該電報は日本に対する米国防政策を有権的に述べたものではないし、またそのようにみなされるべきものではない
本省、国務省から在京米大使館に対しまして意見を求めているということでございまして、その主題はコスイギン提案にあるわけでございます。したがいまして、本件についての日本の核との関係についてアメリカ政府の正式な見解を代表したものでは全くないということでございます。
なお、先ほどからこの電報がラスク国務長官ということでございますけれども、確かにラスク国務長官の名前で発信されておりますし、相手はライシャワー大使の名前でございますが、これは往々にしてあることでございますけれども、この起案、決裁等はより下のレベルで行われておるわけでございまして、さらに、これは内部の文書といたしまして、先ほどの繰り返しになりますけれども、コスイギン提案について書いてあるものでございます
「このような同意を排除するコスイギン提案にもとづく日本政府のいかなる誓約も、日本の米国反撃部隊から、その任務の主な要素を遂行する能力を奪うことになる。」つまり、核持ち込みの秘密の合意が存在していることをここで生々しく言っています。 その秘密の合意の具体的内容は、一枚前に戻ります。算用数字の3の同と(b)にそれが書かれています。
五九年九月のアイゼンハワー・フルシチョフ会談を皮切りにしまして、六一年六月にはケネディ・フルシチョフ、六七年六月にジョンソン・コスイギン、七二年五月にはニクソン・ブレジネフ、七三年六月、七四年六月と続けざまに三年連続で、このニクソン・ブレジネフ会談があります。
○西山政府委員 先生から御下問のございました本日の夕刊に伝えられておりますところのコスイギン大型揚陸艦の動向につきまして、現在までに判明したことを御報告させていただきます。 横浜にございます第三管区海上保安本部、これに照会いたしましたところ、この船は五月七日から十四日の間千葉港に入港しておりまして、そこで錨泊しております。
福田内閣当時、松前氏が訪ソした際に、コスイギン首相等と日ソ関係改善のため話し合ったことは、私ども承知いたしております。しかしながら、政府としてこれに関与した会談ではなく、その内容もよく承知しているわけではないので、会談の中身についてはコメントすることを差し控えさせていただきたいと存じます。
このアレクセイ・コスイギンという船は、ソ連の商船隊に所属しております民間の船でございますけれども、この船が七月上旬に極東方面に回航されたということは我々承知しておるわけであります。
最近、ソ連の大型揚陸艦アレクセイ・コスイギンというのが極東に配備されたというニュースが流れておりますけれども、この揚陸艦の目的あるいは今後懸念される問題点、そういうことにつきまして御説明をいただきたいと思います。
お尋ねのアレクセイ・コスイギンという船は、六万二千トンもある大きな船でございまして、ソ連の商船隊に属します民間のラッシュ船と申しますのは御案内のとおり、おなかの中にはしけをたくさん積んでおりまして、コスイギンの場合におきましては八十二隻のはしけが積まれておるというふうに言われております。
先生御指摘の船は、ソ連の商船隊に属しまするいわゆるラッシュ船と呼ばれますアレクセイ・コスイギン号のことでありますが、これが七月上旬、極東に回航されたことは承知しております。
○伊東国務大臣 前首相のコスイギンさんが亡くなったのでございますが、これは現職の総理でもございませんし、これによって日ソ関係に特に影響があるというふうに私は考えておりません。何もそういう影響はないのじゃないかと思っております。 葬儀参加の件ですが、実は大平総理が亡くなった合同葬儀のときにポリャンスキー大使が参列をされたわけでございます。
○斎藤(実)委員 ソ連のコスイギン前首相が十八日に死去をしたというふうに伝えられているわけでございます。コスイギン氏は久しく首相の地位にありまして、わが国においてもなじみが深い方でございますが、私は、コスイギン首相が死去されたということについて、日ソ関係に影響があるのかないのか、その辺の判断をお聞きしたい。
それで、もう一つの対ソ経済措置の問題でございますが、これの効果について先生御発言がございましたが、やめたコスイギン首相があるところで、やはり西側の経済措置によって一時的に被害を受ける、影響をこうむることがあるがというような演説をしたのをわれわれ知っておりますが、やはり私はある程度の代償を払わせるということに対して効果があるんだということを実は考えておるわけでございます。
一九七一年の五月の十九日にコスイギン首相とカナダのトリュドー首相の間でソビエト・カナダ議定書というのが締結をされておるわけですね。それから一九七一年の十月三十日はパリでブレジネフ書記長とポンピドー大統領の間でソビエト・フランス協力原則、これが取り決められておるわけです。
コスイギンさんに会うのも結構だろうとぼくは思いますが、やはり、ああした体制の中では最終的に決定権をお持ちになる書記長自身に会って、いろいろな角度から日本の立場を訴える場合もねばり強く展開する必要があるんじゃないだろうか。一方において、永野さんとか土光さんが行くと、会うんですね、会えるんですね。この辺は大変おもしろい現象だなというふうに思えるんです。
これがどういう働きをしたかという問題でございますが、私どもはソ連のいろいろな動き、たとえばコスイギン首相がある場所で、西側のそういうことは一時的な影響はあるかもしれないがというようなことで演説をしていることもございます。
この善隣協力条約を突きつけられたときにでしょう、訪ソしていた園田外務大臣にコスイギンが、日本とソビエトの関係はソビエトとフィンランドのような関係が望ましいということを言っているわけですね。
そういう姿勢があれば、道東の人たちはまだ望みをつなぐかもしれないけれども、国は何にもしてくれないということでだんだん心が逼迫していき、先ほど申しましたように、根室のコンブ漁民のように北方四島はむしろ返ってこない方がいいのだという心理が醸成されているならば、私はきわめて局部的に、パーシャリーかもしれませんけれども、コスイギンが言いましたフィンランド化というものが、現実に私たちの国土という肉体の一部で腐食
結論的に申しますと、いま、いつグロムイコ外相が来るか、あるいはコスイギン首相がいつ来るかというような具体的な話はございませんけれども、だんだんそのような方向に努力を続けていきたい、こういうふうな期待を持っておるわけでございます。
昨年締結されました日中平和友好条約についてコスイギン首相は、ソ連を敵視する反ソ条約だ、こういうふうに非難をされておりました。その後外務省は、日中条約は反ソ的な性格を持つものではないということをたびたびソ連側に説明をされておるようでございますが、今回の会談では日中条約が話題になったのかどうか。話題になったのであれば、ソ連はどういうふうに理解を示したのか、伺いたいと思う。
この見解は、コスイギン首相、デミチェフ文化相等も支持している、こういうことはソ連側の見解でありますけれども、国際法上認められるのかどうか、この点についてはいかがでしょうか。
それとも兼ね合いますけれども、いま議員連盟の会長をなさっている石田博英さんが、労働大臣当時にコスイギン首相ともお会いになりました機会に、そういう経済協力協定とも兼ね合いながら閣僚会議も定期にやったらどうかという提案も、こちらからしっ放しになっているというわけであります。