1967-06-28 第55回国会 衆議院 外務委員会 第15号
○三木国務大臣 木村長官からここに雑誌をいただいて、私も初めて——きょう発売というのですから、ちょっと、猪俣さん、読んだかというのは少し気の早い話で、きょうの発売でありますが、この中に何かココムの関係ということで、「週刊朝日」の記事は、直接に通産省を訪れ、ココム禁輸品についていろいろ相談をしたというふうに書いてありますから、関係は、この記事の内容でも、ココム関係のことだと思います。
○三木国務大臣 木村長官からここに雑誌をいただいて、私も初めて——きょう発売というのですから、ちょっと、猪俣さん、読んだかというのは少し気の早い話で、きょうの発売でありますが、この中に何かココムの関係ということで、「週刊朝日」の記事は、直接に通産省を訪れ、ココム禁輸品についていろいろ相談をしたというふうに書いてありますから、関係は、この記事の内容でも、ココム関係のことだと思います。
そこで問題は、大臣は、ココム禁輸品は戦略性のものについてあれこれだ、こういうことを言っております。いま、戦略性のものはココムというよりは日本の輸出が云々と、こうおっしゃったわけですね。日本の輸出がそうだというならば、たとえばカッパーですね、インドネシアに出しましたあのロケットなどは、もっと重大だと私は思うのですよ。
また、ココム禁輸品が当然トレードプランの中に含まれるか、これら禁輸品の輸出の保障問題をどうするか。また、鉄鉱石、石炭等の基礎物資の輸入について、中国側は長期の保証付の契約を要望している。これは、保証がなければ、中国側は採鉱のために投資ができないとの見解に基くものであるか、これらに対して外務大臣はいかなる見解を持っておられるか。
ただいまのココム禁輸品の展示ということも、向うへ持って参りまして、また日本の方へ必ず持って帰るということならば、大体よかろうというような国際情勢のように私は聞いておりますが、一つただ展覧会があるというような簡単なことでなしに、これは非常に重要な意味を持っておる。しかも東南アジアにまで影響するような意味も持っておる。