1987-05-22 第108回国会 衆議院 外務委員会 第3号
ココアバターだけちょっと例示させていただきますけれども、現在、年によって変動いたしますが、我が国のココアバターの総輸入の約半分は途上国からの輸入で占められております。またチョコレート、これはさらに加工する原料チョコレートでございますが、このチョコレートの輸入も途上国からの輸入は大体四割という水準に達しております。
ココアバターだけちょっと例示させていただきますけれども、現在、年によって変動いたしますが、我が国のココアバターの総輸入の約半分は途上国からの輸入で占められております。またチョコレート、これはさらに加工する原料チョコレートでございますが、このチョコレートの輸入も途上国からの輸入は大体四割という水準に達しております。
それから二番目に、そんなに主な用途ではございませんが、ココアバター、ココア油というものは、先生御案内のように薬品用にも非常に重要な原材料でございます。そういうことで先進国側としても利害がある。 それから、先ほどの繰り返しになりますが、カカオ豆の輸出依存度を見ますと、例えばガーナは輸出の五二%でございます。
現在のチョコレート菓子並びにチョコレートにつきましての国内需要は、おおむね横ばい程度で推移いたしておりますので、現在のところ輸入数量は豆そのものは減っておりますが、それ以外のケーキであるとかココアバターというものに変わっておりますので、全体的には前年と同じではないかと考えております。
したがいまして、そういう観点を含めまして、先ほどもちょっと申し上げましたように、ココアバターでございますとか、ココアペーストその他のココアの加工品、それからパームオイル、動植物性のろうとか、ココナットとか、こしょうとか、できるだけたくさんそういう熱帯産品を組み込もうという努力をいたしまして、五十九品目の一次産品の特恵供与をきめたわけでございます。
あとはシイタケとかあるいはタケノコだとか、そういうようなシナ飯の材料になるものとか、ココア、バターとかあるいはコーヒー、コーヒーの豆ですね、そういうもので別に日本の農業には影響がございませんから、その他の発表しない品目についてどうするかということについては、米麦については一切これは手をつけない。それから酪農製品につきましても、これは自由化しない。
その他当面若干ありまするが、たとえばココアバターだとか、そういうようなものが考えられますが、大して手当を要するものとは考えておりません。 それから、最後に、これは通産省とも関連のあるものでございますが、牛皮でございます。牛皮につきましては、これも対ドル差別撤廃という問題がある次第でございまして、牛皮の加工者に与える影響を考えますといろいろ問題があるようでございます。
大体従来特別外貨資金割当としておりました品目のうち、これは百五、六十あったと思いまするが、そのうちココア・バター等約六十五品目は、来年の一月からAA制に移るということを発表いたしたいと思っております。またバーター輸入品目のうち、これは主として中華料理の原材料でございますが、これを十五品目、これもまた一月からAA制にいたしたい。