2007-04-11 第166回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
また、河川等の環境の悪化、疾病の発生や、外来魚またカワウによる食害などにより、コイ養殖を初めとする内水面漁業の生産は今減少傾向になっているのも事実でございます。
また、河川等の環境の悪化、疾病の発生や、外来魚またカワウによる食害などにより、コイ養殖を初めとする内水面漁業の生産は今減少傾向になっているのも事実でございます。
コイヘルペスウイルスの発生状況でございますけれども、平成十五年十一月に我が国で初めて確認されて以来、平成十七年三月までに全国のコイ養殖経営体数の約六%に当たる百二経営体、そして一級、二級河川水系の約三%に当たる七十五水系において発生が確認されております。
まず、養殖業者の方々の経営対策ということでございますが、コイ養殖業者の方が養殖を実際に再開するという場合でございますと、例えば、取水施設など防疫に配慮した共同利用施設の整備ですとか、出荷する際の検査や安全性に対する普及啓発の取り組みに対する支援ですとか、さらには長期低利の資金の融通、こういったこと等によりまして、養殖経営の再開といいますか、そういったことの支援等を行っておりますし、また、コイ養殖を廃業
○国務大臣(亀井善之君) コイ養殖業や天然資源の漁業に大きな影響をもたらすものでありまして、この感染コイの早期発見とそして処分、持ち出し禁止、蔓延防止に万全を期してまいりたい。特に都道府県等とも連携を取り、また感染経路の解明に努力をしてまいりたい、このように思っております。
○政府参考人(田原文夫君) まず前段の点でございますけれども、これはまず霞ケ浦、北浦におきますコイ養殖漁業、こうしたものは県の漁業権に基づくいわゆる小割り式の網生けす漁業ということで、昭和四十年以降でございますか、四十年近くにわたって行われているというふうに聞いております。
霞ケ浦地区におきますいわゆる小割り式の網生けすコイ養殖漁業、これは、先ほども申し上げましたけれども、霞ケ浦の水を工業用水等に使おうということで、水門の設置等に伴いまして、大体四十年ごろから、従来の河川漁業をこうした作り育てる漁業に変えるという趣旨で漁業権の免許が行われ、今日に至っている経緯であるというふうに承知をいたしております。
この被害対策として、これまで茨城県といたしましては、コイ養殖に関しましては、種苗及び飼料の購入資金の低利融資と、それから酸素を供給するための曝気装置の設備資金に対しまして補助金を出しております。 それから、加工業者がこれによって被害を受けておりますので、水産加工経営に対しましては、加工原料魚の購入資金及び加工製品の販売停滞、滞貨による低利の経営資金の融資をやっております。