1973-06-14 第71回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
今度新しく二波、三波と連続する出水を考慮する場合に、放流能力が十分であるダムでは、従来のようなゲート操作方式によって大小の洪水を調節することは可能でありますが、放流能力が十分でなく貯水容量の小さいダムでは、いろいろ検討しました結果、適当なゲート操作方法が見当たらないというダムが非常に多くございます。
今度新しく二波、三波と連続する出水を考慮する場合に、放流能力が十分であるダムでは、従来のようなゲート操作方式によって大小の洪水を調節することは可能でありますが、放流能力が十分でなく貯水容量の小さいダムでは、いろいろ検討しました結果、適当なゲート操作方法が見当たらないというダムが非常に多くございます。
県におきましては現地調査その他種々検討を進める一方、河床をこれ以上上昇せしめないためにとりあえずゲート操作方式の改善をはかり、これを実施しましたところ、その効果も若干現われて参っておるようであります。その他に県が現在計画し、その具体化をはかっております対策は次のようなものであります。それは堤防のかさ上げ、河道の浚渫及び耕地改良等であります。 最後に大久保ダムについて申し上げます。