1964-04-09 第46回国会 衆議院 社会労働委員会 第31号
○多ケ谷説明員 生ワクチンの場合は、これは使います生ワクチンのビールスの組み合わせによって違います。一番理想的な組み合わせば1型、2型、3型を別々にタイプ別に投与する方法でございまして、これは研究段階でわが国でも使っておりますし、各国とも使っておりますが、実施段階になりますと、子供さんを少なくとも三回集めなければいけない。
○多ケ谷説明員 生ワクチンの場合は、これは使います生ワクチンのビールスの組み合わせによって違います。一番理想的な組み合わせば1型、2型、3型を別々にタイプ別に投与する方法でございまして、これは研究段階でわが国でも使っておりますし、各国とも使っておりますが、実施段階になりますと、子供さんを少なくとも三回集めなければいけない。
○多ケ谷説明員 これは十分ございます。と申しますのは、生ワクチンで上がった抗体をはかりますときには、血清を何倍まで薄めてビールスを中和する力があるかということをはかるのでありますが、通常五百倍とか千倍という値に到達いたします。ですから四分の一に下がったとしても百倍くらいの抗体は十分あるわけであります。
○多ケ谷説明員 私も正確な資料を持っておりませんけれども、大体の概念を御説明申し上げますと、ソークワクチンの場合には、ソークワクチンの二期が、つまり免疫体の産生能力によってずいぶん違うわけでございます。非常に優秀なソークワクチンでありますと、二回接種で大部分の八〇%以上のものが抗体を持つようになります。
○多ケ谷説明員 これは私がお答えすべきことではなくて、むしろ厚生省の局長なり課長からお答えするのがほんとうだろうと思います。私の了解しておりますところでは、高津教授や何かは、一応これは国家検定が終わった安全な品である。したがってこれを、高津教授は実験ということばを非常におきらいになりまして、実験ではない。定期投与として御自分でお使いになるのだ。
○田口委員長 次に、多ケ谷説明員にお願いいたします。
○伊藤(よ)委員 先ほどから少しこまかい点を御質問申し上げたのでございますけれども、私最後にお願いしておきたいことは、生ワクの投与から四日から三十日の間に何事も起きなかったら生ワクチンのせいでないというようなことを、先日参議院の社労委員会で多ケ谷説明員が言っていらっしゃいます。