2021-04-14 第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
特に二〇二五年は、すごく大きな、世界的にも大きな企業が一斉にケージフリーの卵に移ろうとしているじゃないですか。 私が申し上げているのは、先ほど大臣が堀越委員の質問に対して、バタリーケージのメリットも御指摘されました。メリットもあるんだと思うんですよ。ただ、国内だけでそのことを言い続けて、世界の流れから遅れてしまっていいんだろうかということを申し上げているんですね。
特に二〇二五年は、すごく大きな、世界的にも大きな企業が一斉にケージフリーの卵に移ろうとしているじゃないですか。 私が申し上げているのは、先ほど大臣が堀越委員の質問に対して、バタリーケージのメリットも御指摘されました。メリットもあるんだと思うんですよ。ただ、国内だけでそのことを言い続けて、世界の流れから遅れてしまっていいんだろうかということを申し上げているんですね。
世界十六か国ですから一億七千六百万羽の鶏なわけですけれども、日本の採卵鶏は一億三千から四千万というふうになっていますので、こういった観点からも、私は生産者ばかりにコストを押しつけるものではないと思いますので、消費者側も守らなきゃいけない、でも、国が牽引していくこと、これが何より大事だと思うので、大臣、どうか、ケージフリーを長期的にもやっていくべきなんじゃないかと御発言いただければありがたいです。
○野上国務大臣 採卵鶏の飼養方式につきまして、ケージフリーを推進していくべきではないか、こういうお尋ねでございます。 アニマルウェルフェアの観点から見て、今、我が国で広く行われておりますバタリーケージによる飼養管理方式につきましては、五つの自由との関連では、闘争行動を防止する、あるいは寄生虫病の蔓延を防止する等々、苦痛、傷害及び疾病からの自由の点では優れている。
○野上国務大臣 先ほど来、バタリーケージあるいはケージフリーのメリット、デメリットがそれぞれあるという話は御議論をいただいてきたところであります。
○串田委員 いろいろな国がケージフリーにどんどん進んでいく中で日本だけが今のままでいいんだというようなことだと、それは畜産業界を保護しているということに私はならないんじゃないかと。
世界的な流れがどうであるかというと、二〇一二年にはもうEUは禁止になっているわけですし、二〇二五年にはケージフリーを宣言する全米の大企業が軒並み手を挙げているわけでございますので、それが世界中と言えないというんだったらそれはそれでいいですけれども、大きな流れが今起きているという認識はあるんでしょうか、それともこのままで、バタリーケージでいいという認識なんですか。今の認識を聞かせてください。
そういうところのホテルでは嫌だ、レストランでは嫌だという意味で、今、日本の外資系のホテルがケージフリーというのを宣言している。 まさにそういう人たちのインバウンドを取り込もうとしているわけですから、むしろ日本の産業として、世界の流れというものを国が後押ししてあげないと、実は日本の畜産業というものが大変な打撃を受けるんだということを、私たちはやはり進めていく必要があるんだろうなと思うんですね。
今度、二〇二五年にはアメリカの大企業は、マクドナルドも含めまして、いろんな企業がケージフリーの卵にしようというのは、あともうわずか四年後ですよ、二〇二五年。 アメリカもそうだ、EUはもうとっくに禁止されている、日本だけがバタリーケージをまだ九五%も採用しているというような状況の中で、大臣、この指針が農水省の今の運営に生かされている、あるいは連携されているとお思いになりますでしょうか。
○橋本国務大臣 選手村で提供する食事について、海外のオリンピアンからケージフリーの卵の提供を求める意見が出てきたことは承知をしております。 東京大会では、組織委員会が策定した、持続可能性に配慮した畜産物の調達基準に沿って畜産物が調達をされています。
その次の二〇一六年、リオのオリンピックではケージフリー、ケージを使わない平飼い、放牧飼いの卵を使うということがマストになっている。 さあ、では続いて、二〇二〇から二〇二一に変わってしまいましたけれども、表記はそのままということで、日本はどういう基準を示しているかというと、これ飼育方法に規定なしでございます。
今、企業はケージフリー卵に移行しつつあると。把握しているだけでも結構な会社がケージフリー宣言をして、ちゃんと飼育のされ方に関しても配慮された、アニマルウエルフェアに配慮された、こういう生産体制を後押ししていこうという動きがあるわけです。これがどんどん進んでおります。EUではもうケージ飼い、二〇一二年に廃止になっております。
まず最初に、大臣にお聞きをしたいと思うんですが、東京オリンピック・パラリンピックに対して、外国人選手が、選手村でエシカル五輪を目指すということで、ケージフリーの卵、あるいは妊娠ストールを使わない豚肉を提供してほしい、そういう署名等を行っているということを御存じでしょうか。
○串田委員 答弁を聞いていただいているとわかるかと思うんですが、世界では、やはりケージフリー、卵にはもうケージあるいはケージフリーという刻印を押している国もある、妊娠ストールという肉を使わないんだということを言っている。具体的なそういったものを発信して、ロンドン、リオと来ているわけですね。
○串田委員 今回の東京オリパラにおいても外国人選手が求めているケージフリーそして妊娠ストールというのは、代表的な、やはりアニマルウエルフェアには適合していない、ワイヤの中にいる、小さい狭いところで寝返りもできないところに豚がいる、こういうような飼養の仕方はやめようというのが世界的な大きな、シンボリックな部分なんですね。
選手村で提供する食事につきましては、海外のオリンピアンから、ケージフリーの卵や妊娠ストールフリーの豚肉の提供を求める意見が出ていたというふうに承知をしております。 東京大会では、組織委員会が策定をしました持続可能性に配慮した調達基準、畜産物について、卵や豚肉を含めて基準が定められております。
今、ページを見ていただきますと、外国人選手が署名されているんですけれども、恐らく署名されていなくても、選手村でケージフリーとケージの卵というような表示があれば、どの選手も大体、もうEUなんかは禁止されていますから、ケージフリーの卵の料理になるでしょうし、妊娠ストール、狭いところで閉じ込められた豚肉と広々と開放的な豚肉とどちらですかと言われれば、それは快適な、いわゆる五つの自由を保護されている豚肉になるんだろう
東京オリパラとアニマルウエルフェアと検索をしていただきますと、たくさんページが出てくるのでごらんいただけると思うんですけれども、外国人選手が、ケージフリーの卵、そして妊娠ストール、要するに、豚が飼育されるときに狭いおり、ストールというのは狭いところに押し込めるという意味なんですが、そういうような形で飼育をされている肉は出さないでくれと。
きょうは、アニマルウエルフェアを中心に質問させていただきたいと思いますが、オリンピック・パラリンピック、そしてアニマルウエルフェアと検索をいたしますと多くのページが出てくるわけですが、その中で海外選手が、東京オリンピックに出場するに当たっては選手村でケージフリーの卵、そしてストール飼育でない豚肉一〇〇%のものを求めたいということを多くの選手が要望をしております。
今、マクドナルドも二〇二五年までには、二十億個の卵を毎年利用しているんですけれども、全部ケージフリーにするということを宣言しておりますし、アメリカでは二百以上の大手企業もケージフリーというようになっているわけでございまして、日本も、二〇二五年というと大阪万博のころなんですね。
そうした放牧のもの、ケージフリーのもの、そういったものを調達しようと頑張っている方々も中にはたくさんいらっしゃる。
○初鹿委員 多様な食材を提供して配慮をするということをおっしゃったということですが、ということは、じゃ、善意に解釈をさせていただきますが、一定の割合で、平飼いの卵又は放鳥で育てられて産まれた卵を調達をし、この卵はケージフリーの卵ですよと明示をしたものを出す、そして、豚については、妊娠ストールを使っていない、そういう豚ですよというものを明示して提供するということをちゃんとやる、やらせる、そういう理解でよろしいでしょうか
では、ここはちょっと、大臣、もうちょっとリーダーシップを持って、担当大臣なんですから、業者任せじゃなくて、大臣の口から、これはやはりケージフリーの卵を使ってもらわないと困りますよ、また、豚についても妊娠ストールをやめてもらわなきゃ困りますよということをはっきり言ってもらいたいなと思うんですよ。
ケージフリーじゃなくてバタリーケージの卵を提供して、ヨーロッパの国ではケージフリーが当たり前なのに、選手たちはこんな卵食べたくないよということになって、それが魅力の発信になるんですか。どう思いますか。
主にメダリストの皆さんで、九人から構成される要望書というものが提出されましたが、選手の食べるものが競技の結果に直結する、ストレスを与える方法で飼育されたグレードの低い栄養のものではそれなりの結果しか出ないと強調されており、そして、その上で、ケージフリー、例えば平飼いであるとか放し飼いの鶏が生んだ卵や、妊娠中にストール、非常に狭い中で妊娠を強制されてそこで管理をされる、そういった豚肉などを使わないよう
例えば、ケージフリーの鶏卵を提供するというのが世界の水準になっているのに、バタリーケージで飼育している、そういう鶏卵でもよいということになっていたり、世界ではもう認められていない妊娠ストールの豚、豚を妊娠ストールで飼育するというのもここでは許容されたりということであります。
欧米ではケージフリーの卵が今主流となってきておりまして、先日は、韓国が、鶏の飼育面積をことし七月からEU並みの一羽当たり七百五十平方センチメートルにすることを明らかにしたと報じられておりまして、一方、その反面、日本は、アニマルウエルフェアの考え方に対応した飼養管理指針の中ですら、推奨面積を四百三十から五百五十五平方センチメートルとしております。