1981-06-03 第94回国会 衆議院 法務委員会 第18号
森脇さんの学説とケルゼン流の横田喜三郎さんたちの考え方とは相当違うわけですけれども、たしか国際法の外国の雑誌に載った森脇さんの論文、これを参考にしたのじゃないかと私は思うのですが、これでは自衛という言葉はどこにも出てこないですよ。言葉じゃなく、概念が出てこないじゃないですか。わからないじゃないですか。 だから、これはこういうふうなことが入るのじゃないですか。
森脇さんの学説とケルゼン流の横田喜三郎さんたちの考え方とは相当違うわけですけれども、たしか国際法の外国の雑誌に載った森脇さんの論文、これを参考にしたのじゃないかと私は思うのですが、これでは自衛という言葉はどこにも出てこないですよ。言葉じゃなく、概念が出てこないじゃないですか。わからないじゃないですか。 だから、これはこういうふうなことが入るのじゃないですか。
そういう場合にケルゼン流に解釈して、沖縄は、日本が国連に加盟したことによって、当然この七十八条をもって信託統治の対象から除外できるのだという主張をする場合、その根拠に使うのには非常に無理があるとお考えでしょうか。