2001-02-20 第151回国会 衆議院 予算委員会 第9号
また、WTOでは、このセーフガード等については二国間の規制はしてはならぬというような項目もありますが、かつて、日米繊維協定の中では、アメリカのデイビッド・ケネディ特使は日本に四回参りまして、一生懸命に我が国と交渉をされたと思うんですよ。
また、WTOでは、このセーフガード等については二国間の規制はしてはならぬというような項目もありますが、かつて、日米繊維協定の中では、アメリカのデイビッド・ケネディ特使は日本に四回参りまして、一生懸命に我が国と交渉をされたと思うんですよ。
そうして十月十五日にケネディ特使と田中さんが仮調印した。そうして貿管令によって云々と、こう来るわけです。その源、いわゆる法源、権利の源はどこにあるのかというと貿管令。ところがこれもおかしい。というのは、この貿管令は外為法を受けておりますね。その外為法は、第二条に再検討条項というのがあるのです。ちょっと読んでみましょうか。「その必要の減少に伴い逐次緩和又は廃止する目的をもつて再検討するものとする。」
とにもかくにも、われわれが反対だと言っておる中で、一月の三日に、基礎は昨年十月十五日、あなたとケネディ特使の間でかわされた覚書仮調印に基づいてでありますが、日米繊維協定が締結せられた。そして二カ月、早くもアメリカからはいわゆる引き金条項、これを持ち出して、先日繊維製品十品目、これの規制を申し入れてきて、現にワシントンで、通産省から西脇参事官ですかが出席してやっておられるようです。
○福田国務大臣 田中通産大臣とケネディ特使との間で了解覚書が交換されまして、それに基づきまして先月の二十二日、これを協定化するための交渉団を、これは通産、外務両省の事務当局でありますが、これをワシントンに派遣いたしました。自来、ずっとこの交渉団とアメリカとの間に協議が行なわれておりまして、かなり実質的な進捗を見ております。
○井川政府委員 田中大臣とケネディ特使とのお話し合いによりまして、この規制を行なうところの基準というものを十月一日にとったわけでございます。それはあくまでももろもろの計算の基礎になるわけでございます。そしてその計算の基礎を十月一日からとらざるを得なかった。
私は、田中通産大臣とケネディ特使との間で調印を見ました覚書、これを条文化する、こういうふうにいたしたいと、かように考えております。
同時に、私とケネディ特使との間には、そういう問題になったら困るんだぞということの意思の疎通は、はかられておるわけでございます。ですから、去年の実績と自主規制の五%増しという、間の五%というものをいかに大きくするかということが、この弾力条項を日本がいかにうまく使ったかということになるわけです。
まず第一に、十月の十五日に、田中通産相の手によりまして、アメリカのケネディ特使との間に日米繊維協定の仮調印が行なわれたわけであります。これは日本の繊維業界はもちろん、また、私たち野党のほうも強く反対をいたしておったのでありますが、それを押し切って仮調印が行なわれた。
だからそういった場合、実質的に輸出の伸びを確保できそうにないというふうな判断がはっきり本調印までに確認できたならば、大臣はみずからアメリカにケネディ特使をたずね、あるいはまた関係者をたずねて交渉するということがこれは当然あってしかるべきだと思う。やめてもやろうというわけですから。まだ本調印に入る前の現職の大臣として、私はその程度のことは当然お考えになっていると思いますが、念のために質問いたします。
ところで、この十月十五日ケネディ特使と通産大臣がいろいろ苦心惨たん交渉された結果、大臣としてはあのとき米側も当初案より内容上幾つかの重要な点についてかなり大幅な譲歩を示したというようなことがいわれておりますが、これは一体どのような譲歩であったか、これをひとつ大臣から——お願いしますけれども、二十分で大臣も沖特に行かれるようですから、繊維交渉のようにイエス、ノーではっきり要点だけを御答弁願いたい。
これは率直に申し上げますと、この中のほんとうにポイント部分は、最終的に私とケネディ特使の間で、最後のどたんばまで交渉の結果そうなったというのでございまして、ジューリック氏と接触の過程においてかかるものが解決ができるような状態ではなかったということだけ、念のため申し上げておきます。
○田中国務大臣 先ほどの問題にちょっと答えさしていただきたいと思いますが、交渉した相手はケネディ特使といたしたわけでございます。そして、言うなればジューリック氏はケネディ特使のアシスタント、こう理解していただければいいと思います。事務当局ということでございましょう。そういう意味で接触はいたしましたが、協定に至る交渉はケネディ特使と行なった、こういうことでございます。
が、しかし、現に自主規制から品目別の政府間協定に移行した綿製品長期協定においては、初年度の六三年で総ワクの九〇・四%、七〇年においては実に六三.四%しか遂行率をあげ得ない現状に照らして、あなたが業界の絶対反対を押えて品目別規制を強引に締結したことは、全くの誤りであり、米側の、現状を減らすことはないということばに乗せられ、ケネディ特使のことばをうのみにし、たいへんなあやまちを犯してしまったことになるのであります
この間、田中通産大臣は、常に本問題に関する国会決議の精神を尊重しつつ、過日の日米閣僚会議において、米国の強い要請に対し断固これを拒否するとともに、その後に始まったケネディ特使らとの折衝においても、終始わが国の主張を強力に展開してまいりました。
佐藤改造内閣で外務大臣に就任した福田赳夫氏は、その就任にあたっての記者会見で、どういう問題から手がけていくかとの質問に、まず繊維問題、日本業界の自主規制でようやくスタートを切ったが、問題は終わっていない、何とか片がつかないと、いろんな問題に波及することになりかねないと答え、また、日米経済委に先立って、業界に政府間協定締結を打診したり、総理自身、業界の一方的規制宣言が出されているのに、本年四月、ケネディ特使
そうして、アメリカ側のもしも一方的な対策にまかしたならば、わが国の業界の受ける悪影響、損害、これはもうばく大なものだと、かように考えますから、われわれはそれを避けると、こういうような意味でも、またそれを緩和するという意味でも、政府間協定をすることのほうが望ましいと、かような政府は考え方に立って通産大臣がケネディ特使と交渉を持ったと、かような経過でございます。
○沢田政治君 ケネディ特使から受け取った書簡をあなたが記録にとどめるという、こういう書簡を出しておるわけでありますから——私は、外交の専門家ではありませんので詳しいことはわかりませんが、大体そういうようなテイクノートといいますか、そういうのは、大体アメリカの言うとおりにならざるを得ない道義的な責任を負うという現実が多いように聞いておるわけです。
削除をした事項に対しては、ケネディ特使から私あてに書簡が参っております。この書簡に対しては、私が書簡で答えておるわけでございまして、あなたの要請があったことをテイクノートする、記録にとどめるということだけ返事を出しておりますから、これは三年後延長する場合には、あらためて周囲の情勢を勘案しながら、両国で協議をし決定すべきものである、こう理解をしております。
というのは、十六日に韓国でやはりこの種協定が提起されたわけでありますが、その際に、韓国の李商工相ですか、この方が、日本は三年であって、韓国は五年というのは不合理じゃないか、こういうような抗議をしておるわけであります、ケネディ特使に対して。その際に、ケネディ特使は、日本の三年というのは技術的な問題であって、五年であることには間違いありませんと明確に約束しておるわけであります。
○福田国務大臣 ケネディ特使の立場はアンバサダー・アットラージというのです。日本語に訳しますと、これは大使であります。 入国の手続は、これは成規の手続を踏んでおるというふうに聞いております。 それからわがほうの権限の問題についてお尋ねがありましたが、覚書を作成するまでの権限は通産大臣に一任をするという閣議の決定があることをひとつ御承知願いたい。
○田中国務大臣 十月十五日付でケネディ特使から、「米国政府と協力することを希望する旨申し述べました。」ということだけでございます。それに対して私から書簡が出ておりまして、そういうことのあったことをテークノートするということだけでございます。
いま通産大臣からお話がありましたように、ケネディ特使の場合は大統領の書簡をもって、ケネディ特使に繊維交渉の権限が一任をしてあるということが明らかにされております。
この間、田中通商産業大臣は、本問題に関する国会決議の精神を尊重しつつ、過日の日米閣僚会議においては、米国の要請に対し断固これを拒否するとともに、その後に始まったケネディ特使等との折衝においても、−わが国の主張を強力に展開してまいりました。 また、重大な新事態を受けて、政府間取りきめもやむなしとの判断に至る過程におきましても、国会関係方面との意思疎通を最優先し、その努力を行なったのであります。
これが通産大臣とケネディ特使との間のイニシアル、こういうような問題に発展したのであります。私はただこれを、平常時において考えることのできないアメリカの経済状態だ、そういう前提あるいは基礎を十分御理解いただいて、この処置をとったこと、これはやむを得なかったのだと御了承をお願いしたいと思います。
そして今度はこちらへケネディ特使が来て、その約束をかさにかかって、あなたに要求をした。したがって、あなたとしても、いままでさんざん反対してきたけれども、どうしようもなくてこの政府間協定に仮調印した。しかし、これはもう国益をそこなうこと、これほどひどいものはない。むしろ日米関係というものは、こういう関係の一つ一つの積み上げによってますます悪化すると見なければならぬ、私はこう思うのです。
政府は、三年越しの日米繊維交渉でついにアメリカ政府の強引な圧力に屈して、去る十五日、田中通産大臣とケネディ特使との間の政府間協定の仮調印が行なわれたというわけであります。業界はすでに自主規制を始めており、したがって激しい反対をしているのに、日米関係の改善が国益だと称して、ついに繊維業界を犠牲にしたものであります。
また、去る十月十五日、ケネディ特使と韓国の李商工大臣との会談のおり、繊維の規制問題に関し、韓国は五年であるのに日本は三年ということで、韓国側が不満を表明したところ、ケネディ特使は、日本は三年規制後さらに二年延長するとのことで韓国側の主張を押し切ったといわれています。
これは内閣が最終段階で——私もちょっと初めはその資格に対して疑義があると困るので、あなたの権限は何ものなりやということを問うて、答えがございましたので、その後内閣がアメリカ大使館と連絡をとりました結果、アメリカの大統領府の権限を有する者はケネディ氏外一名であるという明確な答弁を得て行なったわけでありますから、この署名の相手方もケネディ特使でございます。
業界の反対を押し切ってまで絶対おやりになるのかどうかということをまずお聞きをしたいことと、第二点は、日本が政府間協定をやった場合にアメリカが課徴金ははずさない、そういう場合でも政府間協定をおやりになろうとするのか、あるいはいまいわれておるケネディ特使なるものの案は非常にきびしいものでございます。
なにも日本との合意に達したものでも何でもなく、こんなことでできればいい、という付属文書として持ってきたのだそうでありまして、それが何日に日本とケネディ特使の間に交渉があって得た結論ではない。アメリカが、もう出てくるときに決議案の案文を持ってきたようなものでありまして、そういうことだそうでありまして、向こうがかってに書いて、かってに持ってきたというものでございます。
○国務大臣(田中角榮君) ケネディ特使はまだアメリカにおりますが、ジューリック特使がきのう参ったわけでございますが、私は接触をいたしません。この問題に対しては、通産省事務当局で何らか接触をしておると思います。まだ報告を受けておりませんが、この委員会が終了するころには、私もひとつジューリック氏に会って聞いてみようかなという気持ちもあります。
交渉の経過のあらあらのことはよくわかっておりますが、それであなた、ゆうべケネディ特使が来て、お会いされましたか。されたなら、どういう話があったのか、その点ひとつ。
このケネディ特使がおいでなったということは、まだ繊維問題、結着がつけてない、何とかもう一押し日本と交渉して、きちっとかっこうをつけたいと、まあ、そういうようなふうに新聞等にも出ておるんですが、今後、どういうような態度をもって交渉なさるのか。どうせ、いずれまたケネディ特使とあなたお会いになるんだろうと思いますが、お会いになりませんか。総理大臣だけですか。その辺のところもちょっと聞かせてもらいたい。
なるべく重複するところを避けて御質問申し上げたいと思いますが、いまのケネディ特使がお見えになって、表敬の目的でお会いになったということでございましたが、私の聞くところ、ケネディさんは韓国、台湾あるいは香港と、しばらく回遊して、繊維問題について、るる政府と話し合いたいということの希望を持っておるように私聞いておるんですが、大臣、その辺についてどのような感触をお持ちか聞きたいと思います。
○国務大臣(田中角榮君) 私がケネディ特使と会ったり、またケネディ特使が外務大臣と会ったりした場合、政府間交渉だ、政府間交渉が始まったんだということでやるなら、これはなかなかむずかしいと思います。しかしそうじゃなく、よきパートナーであると、こう言っておるのですから、友あり遠方より来たる、それを面会も断わるというのじゃ、これは日米間よくなるはずはないわけでございます。
私がお願いしたいのは、ケネディ特使にお目にかかられたときに、特に大臣は旧知の間柄でございますから、ひとつ遠慮なく、あくまで日本の立場というものを向こうによく理解をさせていただいて、せっかくニクソンから頼まれてこられたかもしれないけれども、日本のいまの立場はこうなんだから、これは見守ってくれよ、こういうふうにはっきりと言っていただきたいというお願いをしたのでございますが、その点はいかがでございましょう
○木村国務大臣 いま御指摘の記事は、アメリカの元財務長官のケネディ特使が韓国、台湾、香港等を歴訪いたしまして、新たなる繊維問題についての規制、政府間協定をいろいろ交渉しております。そういうような周囲の情勢を客観的に踏まえて書かれた推測をまじえた記事であろうと私は思います。
ケネディ特使はいまこちらに来ておられる。ケネディ特使が日本に向かって脅迫でもしておるのですか。そういう事実があったら承りたい。
ところがどうも聞いていると何かミイラ取りがミイラになったようなことで、けさの、総理のケネディ特使との会談では五月自由化の実施というようなことで、むしろある意味では自由化を促進してきたんではないかというような受け取り方さえされるような気がいたすわけですが、しかし私は、出発前非常にあなたがこのことについていろいろ考え、努力をしていられた内幕を知っているだけにその御苦心のほどはよくわかるんです。
こういう時期的な政治的な問題というのは、やはり慎重にお取り扱いを願いたいと思うし、だから、私が聞いたことにお答えございませんでしたが、総理があなたの報告を聞いて、ケネディ特使に対して五月実施をやりますよということを言ったでしょう、あるいはあなたが帰ってこられた前後だったと思う、佐藤経企庁長官がやはりこのことに触れた発言をしておる。
あとは内輪の問題として、それぞれの機関を通じて、ただすべきことはただしてまいりたいと思いますが、ただ一つ、ここであなたにお願いしておきたいことは、私どもは私どもの政府与党の内部においてそれだけの努力をしてまいりたいと思いますが、総理が五月実施をアメリカのケネディ特使とお約束をなさっていらっしゃるようだけれども、国内の事情は非常に困難であるということについては、事務当局としても重ねて私はいろいろな進言