2017-12-05 第195回国会 衆議院 環境委員会 第2号
このもったいないというすばらしい日本語は今や世界の共通語として広く認識され、その提唱者が環境分野の活動家で初のノーベル平和賞を受賞したケニア人女性のワンガリ・マータイさんであることは余りにも有名でございます。このワンガリ・マータイさんは次のように述べられております。
このもったいないというすばらしい日本語は今や世界の共通語として広く認識され、その提唱者が環境分野の活動家で初のノーベル平和賞を受賞したケニア人女性のワンガリ・マータイさんであることは余りにも有名でございます。このワンガリ・マータイさんは次のように述べられております。
ケニアのスポーツマン、ウーマン、世界のチャンピオンであって、日本に住まってスポーツ競技をやっているケニア人もおります。彼らの活躍がケニアのイメージを高めることになったと。まさにケニアの善き親善使節でもあるわけです。彼らがスポーツで成功すると、まさにケニアの一体感が強まってまいりました。
私ごとで恐縮ですが、私の大学院の指導教官はケニア人だったんです。そういう優秀な人はアフリカにもたくさんいますから、日本が学ぶものもたくさんあると思いますし、知的な、そういうオピニオンリーダー同士でつながっていれば、相手国の世論に対する影響力という意味でもいい影響があると思います。 そういう知的交流、文化交流といったことについて、外務省のお考えをお聞きしたいと思います。
首相は、ケニア独立以来、多くの日本企業が多くの分野でケニア人を教育し、技術移転したことに謝意を示されました。また、中所得国を目指し、ビジョン二〇三〇という長期プランを策定しましたが、その実現には、ソンドゥ・ミリウ発電プロジェクトが非常に重要であること、援助を求めるだけではなく、海外からの投資増や汚職防止、治安問題に取り組む新しいケニアの創造が必要であると強調をされました。
それから、その分野では日系企業がほぼ独占的に栽培輸出していたわけですけれども、ジョモ・ケニヤッタを卒業しました学生が日系企業でマカダミアナッツの経営を学びまして、ケニアで初めてケニア人のマカダミアナッツ会社を設立する、競争価格でもって農民の生産者価格が向上するというようなこともございまして、そういう意味で園芸のマカダミアナッツを取り上げますれば非常な成果を上げていると。
現実に日本が行っております援助を見てみましても、多くの技術協力は、ケニア人の庶民の子弟に対する教育であるとか、あるいは農民に裨益する技術協力であるとか、婦人あるいは弱者に稗益する人口教育であるとかというようなプロジェクトが多うございます。