2020-12-01 第203回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
今後も日本政府として、グローバルファンドやGaviワクチンアライアンス、グローバルヘルス技術振興基金などの国際保健機関等を通じて、開発途上国へのワクチンや治療薬、診断薬の供給のための国際協力を引き続き推進すべきと、このように考えます。山本厚生労働副大臣に見解をお伺いしたいと思います。
今後も日本政府として、グローバルファンドやGaviワクチンアライアンス、グローバルヘルス技術振興基金などの国際保健機関等を通じて、開発途上国へのワクチンや治療薬、診断薬の供給のための国際協力を引き続き推進すべきと、このように考えます。山本厚生労働副大臣に見解をお伺いしたいと思います。
このため、各国政府やWHO等の国際機関によるCOVAXファシリティーの取組に加えまして、グローバルファンド、Gaviワクチンアライアンス、グローバルヘルス技術振興基金、GHIT等によって、途上国に対する主要な感染症の予防、治療、予防接種率の向上や医薬品研究開発等について国際共同の取組が行われているところでございます。
このために、厚生労働省は、外務省とともに、グローバルヘルス技術振興基金、GHITファンドへの拠出を通じて、日本の製薬産業の優れた研究開発力を生かしたこれらの疾病に対する医薬品等の研究開発を促進をしているところでございます。 スナノミ症につきましても、NTDsに含まれることから、GHITファンドによる医薬品等の研究開発支援の対象になり得ると、このように考えております。
ということであれば、このNTDsのための薬剤を開発する仕組みでありますグローバルヘルス技術振興基金、GHITの枠組みの中でこのスナノミに対する薬剤の開発を行うことができるのではないかと考えますが、このGHITの枠組みで支援が可能になるという理解でよろしいでしょうか。
その一つのチャレンジとして、我が国では、官民が連携をしてグローバルヘルス・イノバティブ・テクノロジー・ファンドという、グローバルヘルス技術振興基金というものを創設をいたしました。これ、ゲイツ財団が二五%、製薬企業が二五%、それから政府の方が五〇%、しかもその政府の内訳は、厚生労働省がその半分、そしてその半分は外務省という極めてユニークなマッチングファンドでこの基金がつくられております。
御指摘のございましたグローバルヘルス技術振興基金、GHITは、まさに官民が協力して顧みられない熱帯病対策に取り組む好例であるというふうに考えておりますので、G7伊勢志摩サミットに向けての議論の中で既に紹介してきておりますが、引き続きGHITの活動についても紹介していきたいというふうに考えております。