1973-02-28 第71回国会 衆議院 予算委員会 第18号
この前のグレープフルーツ自由化を推進する中心になったのが、アメリカのいわゆるオレンジ議員であります。そして、こういうオレンジ議員の頂点に乗っかっているのがニクソン大統領であります。アメリカでは、ニクソン・アイテムということばがあります。ニクソンが特に関心を示している品目、その筆頭にあげられているのがオレンジです。
この前のグレープフルーツ自由化を推進する中心になったのが、アメリカのいわゆるオレンジ議員であります。そして、こういうオレンジ議員の頂点に乗っかっているのがニクソン大統領であります。アメリカでは、ニクソン・アイテムということばがあります。ニクソンが特に関心を示している品目、その筆頭にあげられているのがオレンジです。
時間の関係で、午前中はグレープフルーツ自由化問題にしぼって農林大臣に質問いたし、午後一時から再びイグサのけい肺病問題、さらには物価統制令適用除外の問題等について質問をいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
いま、グレープフルーツ自由化について、佐藤総理が、国際信義上熱心に推進しようとしておられると聞く。農相が転作の目玉商品として推進している果樹奨励への道は阻害されるのではないだろうか。首相、農相の見解をただしたいのみならず、通産行政を担当する通産大臣、貿易自由化は国際社会と日本経済との関連において絶対必要なのかどうか。
ところが、私どもの党において、いわゆる果樹議員連盟のたびたびの決議等にも明らかなように、またここに私は持ってまいりました二月二十一日付の新聞にも、グレープフルーツ自由化四月末実施は困難か、温州ミカン米輸入拡大に反発、という見出しで重要な記事が出ているわけです。