2021-05-19 第204回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第7号
もう本当に、美しいテーマも、時々、裏にはまさに毒の付いたとげがあったりしていますし、グリーンランドにしても、まさに名前のとおり、かつて暖かい時代には牧草が生えていたと。今は氷に閉ざされていると。
もう本当に、美しいテーマも、時々、裏にはまさに毒の付いたとげがあったりしていますし、グリーンランドにしても、まさに名前のとおり、かつて暖かい時代には牧草が生えていたと。今は氷に閉ざされていると。
二〇一九年、グリーンランドで解けた氷は観測史上最大となり、東京二十三区の面積で水位八百メートルにもなりました。オーストラリアなど各地で乾燥と高温による山火事が広がり、二〇二〇年、世界の森林火災の面積は日本の面積の一・七倍となっています。シベリアで観測史上最高の三十八度という異常な高温が記録され、永久凍土の融解が進み、新種のウイルスが見付かったとの報道もありました。
それから、南極とかグリーンランドの氷床が解けて海に流れ込みますと、それによっても水位上昇しますので、海水位が上昇しているというのはよく御承知のことと思います。これによって高潮、極端な海面水位現象のリスクが増大しているというのがこの図の示すところです。
二〇一九年九月に提出された気候変動に関する政府間パネル、IPCC特別報告書にも、この海に熱がたまるということに関わって、世界の海面水位は、グリーンランド及び南極の氷床から氷が消失する速度の増大、氷河の質量の消失及び海洋の熱膨張の継続により、ここ最近の数十年、加速化、上昇していると書かれていました。そして、IPCCは、地球温暖化と海面上昇を気候変動との関連を明確に位置付けています。
北極圏のグリーンランドでは、解け出したこの氷が観測史上最大の五千三百二十億トン、東京二十三区の面積なら八百メートルの水位になると、以上の水位になると、そういう量だったと。それから、オーストラリア、カリフォルニアなど、乾燥と高温で山火事が広がって、昨年世界で焼けた森林の面積は約六十三万平方キロ、日本の面積のおよそ一・七倍になったと。
ここは五つの沿岸国、カナダ、グリーンランドが代表されるデンマークですね、デンマーク領であるグリーンランド、ノルウェー、ロシア、そして米国、アメリカですが、アメリカはアラスカが北極海に臨んでいると。
ただ、デンマークのように、グリーンランドが自国領だから、グリーンランドの場合と、そのデンマーク自身は少し離れたところで本国があるわけですけれども、そういう中にあって自国のその生活に直結したものだということが感じられないと、なかなか難しいということだと思います。
つまり、本来、グリーンランドとかカナダのエスキモー、そういうところに住んでいる人たちにとっては、今こういう国際化とともに、何というんでしょう、自分たちの生活が変わってくると。やっぱり市場経済に組み込まれていくことによって、自分のこれまで土地に根差していたような経済生活、活動、こういったものが、狩猟だけで食べていっていた昔の時代とやっぱり違ってきたとか、そういう話は必ず出てくるんですね。
グリーンランドや南極の氷が解ける。これは一旦解けちゃうと、もう戻りませんから。すぐにということではありませんけれども、しかし、もう既に島国などでは国土が損なわれている国が出てきているし、百年、二百年の単位で考えれば、日本だって非常に深刻な状況ですね。
それから、レジャー施設、熊本荒尾の方にグリーンランドというところがあるんですが、これはもう休園をせざるを得ないということでございまして、今メンテナ期間みたいな形で、そしてまた、子供がいる家庭は休ませているというようなこと。
オーストラリアで現在起こっている森林火災、そして、グリーンランドや北極では氷河が溶けております。日本も、経験したことのないような大型の台風や大雨、毎年このように襲ってくるようになってまいりました。世界の誰もが、温暖化が進んでいるな、こういうことを実感せざるを得ない状況になってきております。 企業は、環境に優しい活動を強いられるようになりました。
まず、中央北極海無規制公海漁業防止協定は、平成三十年十月にグリーンランドのイルリサットにおいて作成されたもので、中央北極海の公海水域における規制されていない漁獲を防止することを目的として、この水域における漁獲に対する予防的な保存管理措置の適用等について定めるものであります。
今すぐ起こるわけじゃありませんけれども、極端現象と言われる現象、例えばグリーンランドの氷が全部解ければ海水面は六、七メーター上がると言われます。南極の氷が全部解ければ六十メートルから七十メートル海水面が上がる。世界の都市は全て水没してしまうわけですね。そういうことが今始まっているということを我々はまず認識しなきゃいかぬ。それで、そこにやはり当然、安全保障の問題が関わってくると。
まだ黄色の状況でありますけれども、大規模な特異現象ということで、例えばグリーンランドの氷床が解けるとかいうような、ちょっと今の段階では想定できないようなことも起きてくるということであります。ということで、二度目標というのはこういったいろいろな知見を基に共通の認識になったと理解をしております。 その下の十ページ目に参ります。
これらを踏まえまして、経済産業省の具体的な取組といたしましては、デンマーク王国領グリーンランド島北東海域内での炭鉱プロジェクトに参画をしているグリーンランド石油開発株式会社に対して、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構、JOGMECでございますが、を通じて、累計で約二十七億円の出資を既に行っているところであります。
さらには、アイスランド、グリーンランド、大国ではありませんけれども、一定の発言力を持つこうした北極海の沿岸国に非常にコミットメントを深めておりまして、アイスランドの中国大使館というのは世界最大規模ということだそうですけれども、恐らくアイスランドにある世界各国のものの中で最大ということだと思いますが、非常に戦略的な動きをしています。
これらも踏まえまして、経済産業省の具体的な取り組みとしては、デンマーク王国領のグリーンランド島の北東海域内での探鉱プロジェクトに参画してございます。グリーンランド石油開発株式会社に対しまして、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構、JOGMECを通じまして、累計で七億円の出資、支援を行っております。
近年、北極に関しましては、温暖化によりまして、新たな資源開発とか新たな航路の開拓ですとか、世界じゅうが注目をしているわけですが、その中にありまして、このたび、日本、デンマーク、そしてグリーンランド自治州、この三者会談を初めて行いまして、北極に関する問題、そして捕鯨に関する問題、こういった問題につきまして三者で意思疎通を図るということを行い、日本の存在感を示すことができたと感じております。
さらに、史上初の日・デンマーク・グリーンランド三者会談を開催し、北極や捕鯨などについて意思疎通を深めていくことで一致しました。 その後、日本の外務大臣として初めてカメルーンを訪問し、アフリカ五十二か国から三十四名の外相、閣僚の出席を得て、第一回TICADⅤ閣僚会合の共同議長を務めました。
それから、グリーンランドとか南極氷床が質量が消失していると。さらには、人間活動、人為的な起源だということについてもほぼ九五%の確信度だという話がIPCCでは発表がありました。 この報告書の内容、新聞では若干報道されましたけれども、この報告書の内容については、外務省並びに環境省、どのように受け止めているか、お答えいただけますか。
今次御出張に当たっての成果と、あともう一点は、カザフスタン以外の国、オーストラリアやベトナム、南アフリカ、米国、グリーンランド等でもレアアースほかが確保できるということを聞いておりますので、その他の国への我が国のアプローチの状況がどうなっておるか、御教示を賜りたいと思います。
そういうことから、いわゆる中東ではない、ロシアとかベネズエラとか、そういった国との資源外交を強化していかなければいけないというふうに思っていますし、さらには、具体的に言えば、ベネズエラの重質油の油田開発、あるいはブラジルの海の深いところにある油田の開発とか、さらにはグリーンランド、北極圏の方もこれから開発をしていかないといけない。
○政府参考人(鈴木正規君) 一般的には、温暖化によりまして、熱によります膨脹の要因、それから南極とかグリーンランドの場合には陸の上に雪や氷が積もっておりますので、そこが解けると海面が上昇する、あるいは氷河が解けると海面が上昇すると。陸の上に残っている氷や雪が解ける要因と熱による膨脹というのが一般的に言われているというふうに聞いております。
ただ、それもその淡水の大半は南極やグリーンランドといった氷河や北極の氷になっておりまして、実際に利用可能な河川や湖沼、地下水といったものは、全体の量で地球上の水の全体の〇・八%、一京一千二百兆トン、琵琶湖でさっき示しましたが、琵琶湖でいうと琵琶湖四十万個分というふうに計算されます。