1989-11-21 第116回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
全国森林組合は、昭和五十八年度から都市住民と山村住民との交流を深め、林業や山村の現状や役割の理解を得るため、そういう目的でグリーンキャンペーンを各都市で展開してまいりました。平成元年度は、去る十一月の五日、日曜日、神奈川県小田原市の郊外にある「いこいの森」で「親と子の森林教室」を開催いたしました。
全国森林組合は、昭和五十八年度から都市住民と山村住民との交流を深め、林業や山村の現状や役割の理解を得るため、そういう目的でグリーンキャンペーンを各都市で展開してまいりました。平成元年度は、去る十一月の五日、日曜日、神奈川県小田原市の郊外にある「いこいの森」で「親と子の森林教室」を開催いたしました。
私ども森林組合連合会は、去る十一月五日、小田原市の郊外にあるこのいこいの森でグリーンキャンペーン「親と子の森林教室」を開催いたしました。この森林教室は約二百人の定数で計画しましたが、四百人の応募者があり、このような行事をいかに多くの市民が希望するかを再認識したところでございます。
○政府委員(秋山智英君) 私どもはこれまでも国民の皆さんに森林の重要性を御理解していただくべく努力しているところでございますが、特に最近は森林の持っています公益的な機能の側面が極めて重視されてきていることもありまして、従来から国土緑化推進運動の展開とか、あるいはグリーンキャンペーン等を通じまして森林の重要性を御理解いただいたわけでございます。
政府当局を初めとして民間団体やジャーナリズムなどにおきましても盛んにグリーンキャンペーンが展開されております。このような緑ブームは我が国だけのことではありません。言うならば全地球的規模で、しかも、ある種の危機感を持って緑問題が提起されているところに今日の特徴があると考えます。 ところで、森林は量的に言っても質的に言っても最大にして最良の緑資源であります。
そういう観点から、私ども、やはり適正な森林管理をするためのグリーンキャンペーンも五十八年度から従来に増しましてやってまいると同時に、いままでの国土緑化運動の推進につきましても、植樹祭のほかに育樹祭という、育樹の方にも重点を置く。
報道機関の皆さんもグリーンキャンペーンを展開していただいて、この影響もいささか大きい。実は、私の地元の信濃毎日新聞というのが去年一年にわたって「森をつくる」というキャンペーンを張ってくれた、私は高く評価しているところでありますけれども、たとえばそういうことも含めて関心を呼んでいるわけでございますが、しかし、それにしてもまだ山に対する真の理解というものはなかなか得られがたい。
さらにこれからは、それらはもちろんやるわけでございますが、森林の持っておる機能によるところの国民的要請の重要性という問題について、特に森林の適正管理という側面から、この問題については一層声を大にしていかなければならぬと思いますので、従来の各種の施策に加えまして、ことしからは森林の適正管理に関するグリーンキャンペーンその他の政策も進めることといたしております。