1984-06-27 第101回国会 参議院 本会議 第19号
六十一年一月一日実施となると、六十年一月一日からそのためのカード配布が必要であり、そのグリーンカード実施のための予算は百億円を要すると伝えられております。少なくとも八月末の要求段階において結論を出さなければならないと考えますが、総理と大蔵大臣の所信をお伺いしたいのであります。 次に、補助金の不当事項についてお伺いいたします。
六十一年一月一日実施となると、六十年一月一日からそのためのカード配布が必要であり、そのグリーンカード実施のための予算は百億円を要すると伝えられております。少なくとも八月末の要求段階において結論を出さなければならないと考えますが、総理と大蔵大臣の所信をお伺いしたいのであります。 次に、補助金の不当事項についてお伺いいたします。
大蔵省は、この税収不足の状況から見て、グリーンカード実施については大変積極的だったわけです。われわれも当初は二、三の点で、たとえばプライバシーの問題等で反対しまして、それに対して大蔵大臣からは絶対心配ないのだということで、賛成に回った経過もございます。
総合課税化も、グリーンカード実施、またこれも延期になってしまいましたね。 そうすると、せっかく税調で答申をして、総合課税化が税の公平化の前提であるという角度から総合課税をやるべしという見解が、せっかく実行しようというやさきに、これまた延期になってしまった。延期になったことについて、会長として何か特に感じませんか。
これはグリーンカード実施に備えて着々と準備なさったようですが、それをグリーンカードが導入ないとすれば総合オンライン計画へ転用をするというような記事が出ております。
一つは、グリーンカード実施に関する政令、省令、通達、そういうものがすべて完了しているかどうかという問題が一つあります。 それから二つ目は、朝霞に計算センターをつくっているわけですが、予定によれば来年の三月に完成をする。これの見通しがあるかどうか。 第三番目には、カードそのものを含めて、各種の資料といいますか、そういうものの準備が進んでいるかどうか。
○穐山篤君 そうしますと、グリーンカード実施についての準備は一〇〇%でき上がっていないと、そういうふうに理解をするわけです。 そこで大蔵大臣、法律の上では明年一月から実施ということになっているわけですが、いまのような説明では、これは十分行政措置としては行われているというふうには理解できないわけですが、どういうふうにされますか。
そうすると、やっぱり五十九年度グリーンカード実施までに税率の変更をやるということはこれは時間的にもちょっとむずかしいし、しかも財源的にも非常にむずかしい。だからといってグリーンカードをじゃ延ばせということでは、これはまたこの五年間営々として実質増税に耐えてきた何千万の善良なまじめな国民に対しても私は非常によくない。
そしてまた、市場自体の需給関係というようなことに影響を及ぼす要因はそのほかにもございまして、日々そういう出入りというものがあって毎日の市場が動いているというものでございますが、グリーンカード実施に伴ってそういう市場に影響がある、そして資金がそれだけ減って、そして金利を押し上げるというようなそういった想定は、これは理論上考えられることでありますが、いろんな動きによって動いておる市場でございますので、それを
また、そのずっと以前に、日経新聞に、グリーンカード実施に伴う資金のシフトについての有力金融機関の予測という記事が載っておりましたが、これは日銀が行ったものであると、このように言われているわけでありますが、そのあたりはどうなのかどうかお伺いします。
したがって、そういうようなものもできることならばやりたいということをかねて言っておるわけであって、それについては、ただ、いますぐやれるかどうかという情勢でないし、税率区分を直す話も、ことしから直せなんて私は言っていないわけですから、それはグリーンカード実施のときからと、それで結構だと私は思っているのです、実際の話。
だから、担当大臣である大蔵大臣もこういった問題については何らかの自粛を求めて、閣内において改めて五十九年一月一日からのグリーンカード実施というものを申し合わせる必要がいまあるのではないか、あるいはまた自民党はということでありますから、政府・与党連絡会議等においてもそういった申し合わせば今後必要じゃないかというふうに私は思っておるわけであります。その辺の御意思というのはあるのかないのか。
○多田省吾君 そうすると、何カ月も待たないという意味でしょうから、もうすぐ解禁になるようなお話でございますけれども、大臣におきましてもその点は十分御注意を払っていただきたいと思いますし、グリーンカード実施の目的はあくまでも高額所得者の資産隠しによる脱税防止という不公平税制の是正にあるわけでございまして、わが党でも一昨年、プライバシー侵害等の懸念はあったのですが、十分検討の上賛成したわけでございますが
○多田省吾君 グリーンカード実施ということを総理も大蔵大臣も一応いまの段階でおっしゃっておりますけれども、大蔵大臣は最近、その言いわけのように一千万円以上の高額所得者に対して減税するのだとかあるいは分離課税も五〇%程度にして残したらいいんだとかおっしゃっているようでありますが、真意はどこにございますか。簡明にひとつ。
次に、グリーンカード実施について若干伺います。 グリーンカード実施を昭和五十九年一月から開始するために、いま着々と準備が進められておると思います。
○青島幸男君 昨今、大変問題になっておりますのは、当委員会でも当然取り上げられておりますけども、郵便貯金事業の行き先に大変かげりが見えてきておる、予定も縮小しなければならないし、またその縮小した予定額にも到達するのほかなり困難であるというような状況にあるように伺っておりますけども、私は、先ほども話に出ましたけども、グリーンカード実施という問題がかなりこの問題に影響を及ぼしているんではなかろうかというふうに
—— それから、この際グリーンカードの問題について二、三お尋ねをいたしますが、このグリーンカード実施による増収について、所得税それから地方税を含めて二千億円余りであるということを大蔵省は発表しておるわけでありますが、これは私が考えますのに、現在三五%の分離課税をしているのが総合課税になると、そのために三五%の税率よりも高い所得のある場合にはこれが税金がふえるわけで、これは増税になる。
そこで、これは大蔵大臣にお聞きをしておきたいわけでありますが、大蔵大臣は今日まで、いわゆるグリーンカード実施に伴って総合課税になると、高額所得者が地方税を含めて九三%の税率になるから、このカーブを下げなくちゃならぬということをたびたび言明されておるわけでありますが、五十九年度から総合課税に移行するわけですけれども、大蔵大臣のお考えは、やはり五十九年度に間に合うようにするのか。
その点、このグリーンカード実施に伴う仕事量の増加というものはどうなのか、その点心配ないのかどうか、その点はどうでしょうか。
最初は、いま話題になっておりますグリーンカード実施に伴う問題であります。 御案内のように、昭和五十五年の所得税の改正の際に、グリーンカード制につきまして五十九年から実施をしよう、こういうふうに決まったわけです。ところが、最近仄聞するところによりますと、この発足に当たって種々の意見が出ております。たとえば金やゼロクーポン債に円が流れてしまう。
そういう御意見もあるやに伺っておりますし、さまざまなところからそういう意見も噴き出しておりまして、日常、新聞雑誌などでこの問題が活発に論じられておりまして、かなり反対の火の手も方々に上がっておるようでございまして、こういう状況になってまいりますと、大変大臣もグリーンカード実施に踏み切るのに困難を来すというような、そう簡単にはいきそうにないという、反対の火の手がかなりありますので、常々これはそのとおりやるのだという
国債は非課税ですということがわかりますと、窓販で銀行でも売ってもらうということになれば、私は、国債が非常にグリーンカード実施によって売れるから非常なプラスになると、こう思っております。
大蔵省の統計なんというのは、全然あんなものは問題にならないので、大変な資金がグリーンカード実施ということを踏まえて移動しているんだということで、あんなものはすぐやめてしまえと言って細川さんが大分テレビでもってどなっておられましたが、これは国会で決めたことでありますので、いろいろ議論の仕方がむずかしいとは思いますが、ある自民党の幹部は、いや、国会で決めたって間違ったことはすぐ直せよと言っておりましたが
ただ、私が申し上げましたのは、総合課税をするという場合においては、これは世界じゅうで、アメリカ等も総合課税でありますが、非常に急カーブな最高九三%というようなところまで総合課税という国は実は世界にないわけでございますから、総合課税にする場合には、そこらの点等についてもグリーンカード実施後検討する必要があるのではないか。 たとえばいま分離課税制度でございますが、三五%。
自民党の党内でもいろいろと問題が出ていまして、いろいろと検討をしまして、グリーンカード実施によって預金が減るとか、あるいはまた物にかわるとか、海外に流出するとか、そういうことで、せっかくの自由主義経済のいい面がなくなっていくのじゃないか。
○野末陳平君 じゃ、大蔵大臣にだめ押しでもう一つお答えいただきたいのですが、伝え聞くところによると、どうも分離課税をこのまま延長したらどうかとか、グリーンカード実施を二、三年延期したらどうかとかという意見もあるやに聞きますが、こういうことをちょっとやったらもう不公平税制の是正なんというのはもとのもくあみで、まるでほごですね。
○塚田委員 それじゃ大臣、総理大臣も大蔵大臣、担当大臣も、とにかくいかなる逆風が吹いても、それを押し切ってグリーンカード実施ということをここで再確認をしたい、このように考えております。 ちなみに、大蔵省のグリーンカードについての啓蒙ですけれども、これはやはり少しおくれたんじゃないかと私は思います。
いっぱいあるんですが、日本としては、ほかと比べると非常に急カーブになっているから、この税率構造をそのままに置くということは、まして五十九年度からグリーンカードで合算課税というのですから、これは私は持論でありまして、これはこのままでというわけにもいかぬじゃないか、グリーンカード実施するのだから。
○国務大臣(渡辺美智雄君) 五十九年からグリーンカードを実施するわけでございますが、グリーンカード実施に当たりましては、諸外国においても不公正是正という観点から合算課税——総合課税であります、だからそういうふうにすべきだという論拠。日本は分離課税をとっておりますから、確かにその面においては高額所得者が三五で済んだという点がございましょう。