2021-04-07 第204回国会 衆議院 外務委員会 第6号
グリーブス長官は、米議会で、ロッキード社のLRDR、先ほど述べたように称賛する証言を行っているわけですよね。このLRDRというのは、SPY7と同じ技術を用いて製造されたもので、今るるお話ありましたけれども、防衛省がSPY7を選定した理由もまさにそこにあったわけです。そのことからも、グリーブス長官がSPY7を推奨する立場にあったことは事実なのです。
グリーブス長官は、米議会で、ロッキード社のLRDR、先ほど述べたように称賛する証言を行っているわけですよね。このLRDRというのは、SPY7と同じ技術を用いて製造されたもので、今るるお話ありましたけれども、防衛省がSPY7を選定した理由もまさにそこにあったわけです。そのことからも、グリーブス長官がSPY7を推奨する立場にあったことは事実なのです。
○中山副大臣 毎回同じ内容を回答させていただいておりますけれども、グリーブス長官と西田局長が面会をした記録、これに関しては、会談記録という形であったこと、これは両者の名前が出ているわけでございますので、会ったという事実はあるわけでございますけれども、それ以上の中身に関しては、先ほど来申し上げている理由によって開示できないということでございます。
中山副大臣は、米国ミサイル防衛庁のグリーブス長官について、現在のヒル長官にも再三再四確認したが、誠実な仲介者としての役割を担っている、ロッキード社のSPY7を推すようなことは一切なかったと繰り返し強調されました。 そこで、私もグリーブス長官について調べてみました。
また、現在の整備計画局長から現在の米国ミサイル防衛庁の長官であるヒル長官に対しても、これはもう再三再四確認をさせていただいているところであり、御指摘のグリーブス長官の訪日時を含めて、米国ミサイル防衛庁は誠実な仲介者としての役割を担っているということ、それから、御指摘のとおり、公平公正に業務を遂行しているところ、そしてまた、米国ミサイル防衛庁が圧力等をかけた事実というのは一切ない旨の回答を得ております
したがって、私は改めて要求したいと思うんですけれども、防衛省、今、副大臣はその内容について少し述べましたけれども、この間、グリーブス長官からLMSSR、現在のSPY7の選定を働きかけられた事実はないということを言いましたけれども、客観的に検証するには、当日の記録文書の提出が不可欠だと思うんですね。だから、それはできるんですね。
だから、それでいいますと、グリーブス長官との面会当日は、今お話あったように、記録文書に、御覧になっているんだから改めて答弁を求めたいと思うんですけれども、本当に関係者は同席していないということでいいんですね。
○穀田委員 グリーブス長官がミサイル防衛一般について意見交換を行うためだけにレーダー選定の直前に来日する、およそ信じ難い話ですよね。 そこで、そもそも発注者である防衛省と受注者であるアメリカ側がレーダー選定の直前に、今もあったように常に公表しているものではないと言うんだけれども、それはあらかじめ隠しているわけじゃないですか、我々に対しては。
グリーブス長官は、当時、SPY7を提案したミサイル防衛庁の当事者なんですよね。片や西田局長は、レーダー選定を行う事務方のいわば責任者ですよ。この両者がレーダー選定の直前に面会した、その目的が、平素から行っている一環だ、そんな話が通用しますか。やはり、目的がロッキード社のSPY7に関する話合いであったことは明らかではないか。
○穀田委員 岸大臣は、先月九日の、先ほど述べた予算委員会で、私の質問に対して、ロッキード・マーチン社のSPY7を提案した米国政府、つまり米国ミサイル防衛庁のグリーブス長官が、レーダーの選定結果を公表する直前の二〇一八年七月二十三日に来日し、西田整備計画局長らと面会したということをお認めになりました。