2021-03-30 第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
二〇一九年二月四日には、米軍グアム海兵隊事務所代表がグアム議会議長に対し、グアムにおける米軍再編について説明しました。米軍は、二〇二四年から開始し、約一年半で完了すると伝えたそうです。
二〇一九年二月四日には、米軍グアム海兵隊事務所代表がグアム議会議長に対し、グアムにおける米軍再編について説明しました。米軍は、二〇二四年から開始し、約一年半で完了すると伝えたそうです。
グアム議会は、我が国及び世界の安全保障を強化する責務を喜んで請け負うが、国家の防衛がグアムの人々、文化や環境や生き方の破壊という代償を払って達成されるものではないというようなことを冒頭で言っているんです。
きのうはグアム議会からも要請書みたいなものを、議決をいただいてきましたけれども、その中には、土地の収用が今のグアムの状況では米軍ができるから、そういうようなことをやらないでくれ、住民が使える土地が減ってくるのでそれを守ってくれとか、さまざまなことが書かれる要望書もいただいてまいりましたけれども、グアムはこれ以上の負担は非常に厳しいのかなというのが二点目にわかりました。
老朽化したグアムの水道等、これは民間も使いたいとグアム議会で言われていますが、言うなれば、世界一金持ちの国に対するODAのようにも見えます。日本政府からの、積算根拠も明らかでない米領土内の開発のための資金供与を決めているのですから。 では、なぜ、沖縄海兵隊の移動に限るかのような名前が付けられているのでしょう。外務大臣にお尋ねいたします。 次に、この協定は、その位置付けが奇怪であります。