2021-02-10 第204回国会 衆議院 予算委員会 第8号
要するに、クロ現プラスが問題だと番組の中身に干渉、違法行為をしたんじゃないかという疑いも持たれているということで、その議事録の開示がずっと問題になってきたんですね。議事録をはっきりさせれば、そういう、番組に、放送法に違反するような関与があったかどうかも分かるわけですよ。一貫してこれを出してこなかった。
要するに、クロ現プラスが問題だと番組の中身に干渉、違法行為をしたんじゃないかという疑いも持たれているということで、その議事録の開示がずっと問題になってきたんですね。議事録をはっきりさせれば、そういう、番組に、放送法に違反するような関与があったかどうかも分かるわけですよ。一貫してこれを出してこなかった。
私もクロ現のような番組が作りたいという人は私がいた会社にもたくさんいました。それだけ優れた番組だったというふうに思います。 ところが、時間帯が変わってしまった。国谷キャスターが降板させられた。この経緯、そして当時放送総局長だった板野さんの関与について御説明ください。
事実、クロ現で安保法を扱ったのは参議院に移ってから、しかも僅か一回だけでした。これについては、国谷キャスター自身も後に著書の中で触れていらっしゃいます。 こうした一連のNHKの報道姿勢の背景に当時の板野総局長の意向があった、こういう内部証言がありますけれども、伺います。
去年のときは、この委員会でさんざん多くの委員から指摘がある「クロ現」について、 平成二十六年五月十四日の「クローズアップ現代」において、事実に基づかず、自らの番組基準に抵触する放送を行ったことに関し、平成二十七年四月二十八日付けで行われた総務大臣による行政指導を踏まえ、再発防止に向けた取組を引き続き着実に実施するとともに、放送番組審議機関の機能の発揮等により、様々な機会において放送番組に対する国民
これも先ほどの元ディレクターの戸崎さんがさきの論文の中でおっしゃっていますけれども、「クローズアップ現代」、クロ現を担当する大型企画開発センター、報道局社会番組部、制作局経済・社会情報番組部、つまりクロ現を現場で仕切っている全ての部局なんですが、これはキャスター委員会に国谷キャスターの続投を提案をしているんですよ、続投を。
もちろん、これには総務省みずからも、「クロ現」、「クローズアップ現代」につきまして二十二年ぶりの、これは昨年の四月の二十八日でありましたけれども、行政指導を与えているというようなこともありました。 そして、そういう中において、会長も深く反省をされたということをおっしゃっておりますけれども、その一つのあかしとして、去る二月二十八日に、NHK総合テレビの「とっておきサンデー」に出演をされました。
それから、「クロ現」の問題については、これは行政指導が云々ということにコメントするよりも、あのときに起こった、やらせか演出のやり過ぎか、こういうことは別として、やはり今言った放送法に照らしますと合っていないというふうに私は思います。
○武正委員 もう時間が来ましたので終わりますが、最後の部分は、これは去年の十一月の「クロ現」に対するBPOの文書の中で、四条は倫理規範であると書いてあるので、先ほど総務大臣はよく読まれたというふうにおっしゃられましたので、よく読んでおいてください。
○武正委員 BPOを、放送法一条に基づく自律した機関ということで評価する、その存在というか活動も評価する、かねてよりこの委員会で言っておられますが、その点については変わらない、ただ、今回のこの「クロ現」については意見が異なるということでよろしいでしょうか。
今回の「クロ現」を対象に行われた総務大臣の厳重注意や、自民党情報通信戦略調査会による事情聴取もまた、このような時代の雰囲気のなかで放送の自律性を考えるきっかけとするべき出来事だったと言えよう。 というのがこのBPOの意見であります。