2002-05-29 第154回国会 衆議院 文部科学委員会 第12号
○北川委員 だけれども、もう何度も言いますけれども、あのクローン法案のときには、胚の定義もあいまいで、扱い方も、何かもう、現場のガイドラインがありますからいいんじゃないですかみたいな感じになっちゃったことが、今やはり解決をされていないというふうに思いますので、今の御答弁ではやはり不十分だなというふうに思います。
○北川委員 だけれども、もう何度も言いますけれども、あのクローン法案のときには、胚の定義もあいまいで、扱い方も、何かもう、現場のガイドラインがありますからいいんじゃないですかみたいな感じになっちゃったことが、今やはり解決をされていないというふうに思いますので、今の御答弁ではやはり不十分だなというふうに思います。
文部科学省は研究ばっかりというようなことをおっしゃっていますけれども、私は、文部科学省に入りましてから、研究はやはり人類の福祉と社会の豊かのためにやるもので、必ず実用化、成果ということを見ながらやらなくちゃいけないとよく言っておりましたし、また言ってまいりましたし、また、クローン法案の小委員長をやるときも、これは女性、特に卵子をとるというときには女性に負担をかけるわけでありますから、女性の意見は十分聞
○北川委員 特に、前回の法案審議のときもそうであったのですが、女性の意見とかを聞く機会を、今、男性でいらっしゃるということで、卵というものに関しての、どうでしょう、女性の中に卵があるわけなんですが、それを資源としてみなしていく法案に近づいているのではないかというのが、私はクローン法案を反対したときの一つの理由であったのですが、女性からの意見をもう少しいろいろな形の分野で聞くべきではないかということ。
やはり今回の九八年の答申、ガイドラインに、平成十年は多分九八年だったと思うんですが、先ほど言いました、手術のときにおけるという部分で、取り出すというときには手術が一番取り出しやすいということで、先ほどどこから持って来るんだというふうに言って、大臣政務官もおっしゃったように、今回のクローン法案もそして今回の特定胚のガイドラインも、すべからく新しい薬づくりへの道筋をゴーサインを出したものなんですという点
○政府参考人(堺宣道君) このクローン法案というのは、無性生殖によるクローン人間の産生が人の尊厳の保持、あるいは人の生命、身体の安全の確保、それから社会秩序の維持に重大な影響を与える可能性があるということで、早急に法規制が必要であるという認識に立ってその防止を目的としているわけでございます。
それからもう一つ、解説書をつくられるんですと、このクローン法案のすぐ周辺に何があるかといいますと、一つが生殖医療があるわけでございますね。
大変いずれも高度の医学、科学技術と倫理が絡んで大変な法案だと思いましたけれども、私は国会は十分責務を果たしてきたと思っておりますし、今回のクローン法案でも、この間の参議院の本会議の質疑を聞いておりまして、民主党の質問、それに対する大臣のお答えを聞いていまして、本当に科学技術、医学の面からも立派だと思いましたし、また倫理も十分入っていて、ああいう質疑が行われ、また議事録が残るということ、私は本当に国会
○福本潤一君 そういう意味では、このクローン法案との関係で、生殖補助医療とクローン技術を一体的に規制すべきではないかという意見もあったり、そういうことの質問もしたいと思っておりましたけれども、重なっておるようでございますので時間を短縮して、今現実にクローン技術の中で日本はどのレベルに行っているのかというのを具体的に聞かせていただこうと思います。 特に、ES細胞研究というのが期待されておる。
お手元に「「クローン法案」の問題点と望ましい代案」と記しました一枚紙をお配りしてあると思いますので、その要旨に従って申し上げます。 衆議院を通過したクローン法案、政府が提案した法案には幾つか重大な問題があると何人かの方々が指摘されております。そのうち、私が問題であると考えることを順に申し上げます。
まず、このクローン法案がどのようにして考えられてきたか。日本だけではなくていろいろな国で考えられてきたわけですけれども、その歴史的な問題について若干述べたいと思います。 クローン法に至る最も大きな契機になったのは、ロスリン研究所のウィルムットさんがクローン羊が可能であるということをネーチャーに報告した時点です。
私は、今回のこのクローン法案を審議するに際して、こういうクローンの問題にかかわった論議だけでは不十分だ、その前にどうしても人間の基本的、倫理的、尊厳的な問題の法案と一緒に整備していかないといかぬなというふうに感じてきたわけですので、そういう点では、生命倫理委員会にも関係している町野参考人に特にお聞きしたいと思うのです。
ですから、早急にこのクローン法案の中にそれを入れたら済むという問題ではないと思うのです。
以上のことを前提に、日本の現在国会に提案されておりますクローン法案の私の印象を申し上げますと、やはりこれはクローンだけを特権的に禁止するものでありまして、短期的にはこれでいいかもわかりませんけれども、中期的には——何度も繰り返しますけれども、一見統治機構があるような期待を込められながらも実際には強制力がない学会が、これまで産科婦人科学会が何とかやってまいりましたけれども、確信犯的にこれを破っても特段
私は易者でも千里眼でもありませんが、クローン法案は、組み合わせパズルの得意な頭のいい人が書いた、立法の前提となる社会的、経済的事実にはさほど強い関心がないけれども政治的嗅覚はなかなかある人がこさえた、そういうふうに感じます。
それで、日弁連の久保井会長の出されました談話の後段に、「クローン法案については、関連分野の法規制、なかんずく生殖医療技術および人間の受精研究規制等と整合させ、社会との調和の取れた二十一世紀の生命科学の発展に資するものにするよう、かつ徹底した情報公開の下に社会の十分な理解と合意が得られるよう、多角的な検討を尽くす必要がある。」