1978-02-16 第84回国会 衆議院 予算委員会 第14号
それによりますれば、各工場は全般的に良好なクローズドシステム化を行っており、安全性についてはクローズドシステムが現在の水準で維持されれば、水質汚濁等を来すおそれはないという趣旨の報告でございます。 そこで、環境庁は環境庁といたしまして水質等につきまして県等を通じまして調査を現にやっております。
それによりますれば、各工場は全般的に良好なクローズドシステム化を行っており、安全性についてはクローズドシステムが現在の水準で維持されれば、水質汚濁等を来すおそれはないという趣旨の報告でございます。 そこで、環境庁は環境庁といたしまして水質等につきまして県等を通じまして調査を現にやっております。
○政府委員(柳瀬孝吉君) 水銀汚染問題につきましては、昭和四十八年の六月に関係十三省庁から成ります水銀等汚染対策推進会議を設けまして、いろいろな対策を講じてきたわけでございますが、当時、水銀を排出するおそれのあった苛性ソーダ工業に対しましては、四十八年の十二月末までに水銀の関連の作業工程についてのクローズドシステム化を完了するということと、それから、なお、万全を期するために苛性ソーダの製造法を従来の
○柴田説明員 企業排水のクローズドシステム化につきましては、まことに御趣旨ごもっともでございます。通産省といたしましても、四十六年実績でまいりますと、企業排水の回収率が五六%でございますが、当面これを七〇%に引き上げる方向で指導しているところでございます。公害防止、水資源の有効利用という観点からぜひ今後とも進めていきたい。
また、工場排水と家庭下水とが当浄化センターで共同処理されるため、重金属類の有害物質の処理能力について疑問が出されておりますので、工場における完全なクローズドシステム化と監視体制の強化が必要であります。 琵琶湖流域下水道計画では三次処理まで行なうことになっておりますが、富栄養化の原因である窒素、燐等の除去についてはいまだに実験段階であります。早急に実用化をはかる必要があります。
いま御指摘の昨年の八月ごろからの値上げということでございますが、午前に説明申し上げました中にも触れましたように、昨年の六月、九州の有明海に端を発しました水銀の海域汚染の問題が出まして、政府御当局からもその対策につきまして、緊急に電解槽の設備のクローズドシステム化、これをすみやかに実施せよ、こういう御指摘がございまして、これにつきましては、もちろんわれわれメーカーといたしましては前々から研究もいたしておりますし
まず水銀公害については、緊急の問題として政府といたしましてもその解決に全力を尽くしてまいりましたが、昨年中に製造工程のクローズドシステム化がほぼ完了し、現在さらに五十二年度末を目途に水銀を使用しない製法への転換を行なうべく最大の努力を続けております。
すでに、水銀等汚染対策推進会議の決定に基づき、全国の環境調査を実施するとともに、水銀使用工場におけるクローズドシステム化の促進、底質の除去等の対策を講じ、日本の海域を浄化するため今後引き続き対策を推進するほか、新たに、休廃止鉱山によるカドミウム等の環境汚染について広域的な調査を実施する等諸般の施策を強力に実施する所存であります。
すでに、水銀等汚染対策推進会議の決定に基づき、全国の環境調査を実施するとともに、水銀使用工場におけるクローズドシステム化の促進、底質の除去等の対策を講じ、日本の海域を浄化するため今後引き続き対策を推進するほか、新たに、休廃止鉱山によるカドミウム等の環境汚染について広域的な調査を実施する等諸般の施策を強力に実施する所存であります。
まず水銀公害については、緊急の問題として、政府といたしましてもその解決に全力を尽くしてまいりましたが、昨年中に製造工程のクローズドシステム化がほぼ完了し、現在さらに五十二年度末を目途に水銀を使用しない製法への転換を行なうべく最大の努力を続けております。
次に、水銀汚染の対策でございますけれども、これは環境庁長官から御説明があると思いますが、この会議をやりまして、暫定基準の作成、あるいは有明海における住民の健康調査、あるいは中小企業に対するつなぎ融資の実施、あるいは水俣等環境調査の実施、それから特に通産省の関係しておりまする苛性ソーダについて隔膜法への転換とクローズドシステムへの急速な仕事の完了、こういうことをやっておりまして、クローズドシステム化については
徳山曹達徳山工場は、本年六月十六日より水銀を含む電解設備をクローズドシステム化しております。水銀法から隔膜法への転換完了は五十一年三月になるとのことでありましたが、できるだけ早い時期に転換が完了することが望まれます。水銀を含む塩水マッドにつきましては、二次公害の起こらないよう万全の対策が必要です。 徳山湾の水銀問題の抜本的解決策は水銀ヘドロを除去することであります。
○飯塚政府委員 転換は五十年九月までに大体三分の二を完了していただきまして、その後、残余のものにつきましては、五十二年度末までに完了していただくということで指導をいたしておるわけでございますが、その間、排出される水銀につきましては、クローズドシステム化をできるだけ早く完成いたしまして、工場内の水銀とまじった水が環境に排出されないように措置をする必要があるわけでございます。
それから、汚染源につきましては、苛性ソーダ等の工場につきましては極力これをクローズドシステム化する。これも来年の九月までにはすべてそのようにする。さらに水銀を扱わないような工程に変える。隔膜法に転換をする。これは五十年の九月でございますけれども、極力転換を進めるというような作業も着々と進めておるわけでございます。
これは法律的には、先ほど申し上げましたように、廃棄物の処理及び清掃に関する法律によってやるということをお答え申し上げたわけでございますけれども、御指摘のように、廃棄物が出ないようにクローズドシステム化をはかるという必要は十分ございますし、また、この法律におきます命令等によりまして、それも十分担保できるというふうに考えておるわけでございます。
したがいまして、クローズドシステム化という点につきましては先ほど御答弁のとおりでございます。万一廃棄物になりました場合の最終の処分基準につきましては、現在でも有害廃棄物の処分基準というものはきびしく規定してございますが、新しいそういう物質の性状等に応じまして適切な処分基準をきめまして規制してまいりたい、こういうふうに考えるわけでございます。
○国務大臣(三木武夫君) 私、責任を持っておる者として、先般の水銀等の有害物質に対する対策の連絡会議で一応のめどをきめたわけですが、これだけのやはり水銀の汚染に対して全国的な問題を提起しておる時期でありますから、その予定された時期をもう少し早めることはできないかということで、化学工業界の代表者も呼びまして、クローズドシステム化、これを来年の九月までというのを本年度の十二月末までに繰り上げて実施できないかということを
それから第三番目の水銀排出規制、いままでPCB、今度は水銀の排出規制、これはもう長官が自信をもって四十九年九月の末までにはクローズドシステム化を完了する、ソーダ工場は五十年九月を目途に極力隔膜法に切りかえる。あなたは六月の十五日にメモを持ちながら、たどたどしい状態でしたが、自信をもってこれを言った。しかしながら、この問題についてはどうなっているのか。
ただ、この隔膜法への転換までの間に若干の時間があるわけでございますが、この間におきましても水銀のたれ流し等の事故がありますとたいへんなことになりますので、これにつきましてはクローズドシステム化と申しまして、水銀を排出しない、一回使った水銀を何回も還流をして使うような方式についてメーカーといま検討をいたしておりますが、実はこのクローズドシステム化につきましても水銀対策会議で一応の指導基準というものはできておりますけれども
最初に、御指摘のクローズド化でございますが、御案内のように苛性ソーダ工場、約三十八、九ございますが、そのうち、先ほど御指摘の第二回水銀対策会議で指定されました九水域に隣接いたします工場、約十四、五ございますが、その十四、五につきましては、第二回の水銀対策会議におきまして特に本年末までにクローズドシステム化を完了するようにということにきめたわけでございますが、すでにそのうちほぼ半分近い工場は工事を完成
五番目は、先ほど申し上げました九水域の苛性ソーダ工場のクローズドシステム化につきましては、四十九年九月までの予定を繰り上げまして、本年末までにクローズドシステム化を完了するということをきめたわけでございます。六番目といたしまして、特に河川や一般海域における汚染ヘドロを除去するため、今年度中に計画を樹立しまして、来年度から新たに浄化事業を実施するということでございます。
ただ、お話のとおり、現状のような高濃度の汚染の魚が、個所はそう多くはございませんけれども発見をされているということにつきましては、私ども、今後水銀排出につきましてはよりきびしい規制を加えなければならないというふうに考えておりますし、先ほど通産省からお答えございましたとおり、できるだけ早くクローズドシステム化を完了するということと、さらには水銀を全く使わない工場にすることを推進するということを考えているわけでございます
工場に対しては排出基準というものを一そうきびしくして、たとえば化学工業なんかはクローズドシステム化して、有害物質を外に出さないようにする。それから、いま現にかかっておる患者の人たちに対しては、研究、治療といいますか、やっぱり根本的な研究も要りますから、そういう研究、治療体制というものを一段と強化する必要がある。
次に、そういった自浄作用で分解しがたいものにつきましては、極力クローズドシステム化しなければならない。この二つの原則が生まれてくるわけでございます。 こういった考え方をかりに大気の場合に当てはめますと、川のようにある幅をもって汚染物質が運ばれるのと違いまして、大気の場合は三次元方向に汚染物質が運ばれる関係で、現象が非常に複雑になってまいります。