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49件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2006-11-30 第165回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号

医薬品は、有効性それから副作用面でのその安全性、これ両面のあるもろ刃の剣ということでございまして、実はクロロキンに関する最高裁判決では、医薬品については、その治療上の効能効果副作用を比較考量して、副作用を考慮してもなお有用性を肯定し得るときには、これは違法性の評価を受けることはないと、こういう判示もあるわけでございます。  

高橋直人

2006-06-07 第164回国会 衆議院 厚生労働委員会 第28号

今回の薬事法の改正は、そもそも、昭和三十五年に薬事法ができ、その後、とりわけ昭和三十年代の後半から四十年代、我が国が経験した大きな薬害キノホルムによりますスモンという問題、あるいはサリドマイドクロロキンなど、非常に不幸な、患者さんたちにとっても大きな弊害を生んだ薬害の経験に学びながら、より安全で、そして逆に言うと、先ほど来各委員が御指摘のように、自分の体を自分でコントロールしていくための安全性

阿部知子

1999-11-16 第146回国会 衆議院 厚生委員会 第4号

特に九〇年の社労委員会では、「クロロキン、サリドマイドスモン等厚生省対応が非常に遅かったために大きな問題になった、そういう例がいろいろございます。」「疑わしきものは使用しない。」これが大事だということを質問の中でおっしゃっています。  また、九六年の厚生委員会薬害エイズ質問では、「本当にこの世の中でこれほどの不条理はない、」私も同じ思いです。

中川智子

1999-03-23 第145回国会 衆議院 法務委員会 第4号

例えば、少し古い話になりますが、一九七五年にクロロキン薬害訴訟というのがありましたね。法務省で訟務検事として、国側のまさに被害者に相対して法廷に立っていた方が、人事異動によって東京地裁の同訴訟を担当する部に移ってきた。この判事さんは訴訟自体は外れたのですけれども、しかし、同じ部にちょっと前まで国の代理人をしていた人が移っている。

保坂展人

1996-06-13 第136回国会 参議院 厚生委員会 第19号

既に昭和三十年代にキノホルム剤によりますスモン事件とか、あるいはサリドマイド剤によるもの、クロロキンによる薬害事件というものもございました。最近では、ソリブジンと抗がん剤の併用によります副作用も、薬害も起こってきているわけでございまして、また血液製剤によります問題も起こってきたのでございます。

石井道子

1996-06-13 第136回国会 参議院 厚生委員会 第19号

これまでサリドマイドスモンクロロキン、ソリブジンHIVとまだまだこうやって繰り返されてきた後を絶たぬ薬害の問題、こういったことをどうすればいいのかということで私も厚生省から医薬品による健康被害再発防止対策に関するプロジェクトチーム設置目的、あるいは体制のあり方などをいただき、また最近は六月十日発行の厚生科学会議の「厚生科学健康被害防止のための行政のあり方」を読ませていただきました。  

竹村泰子

1996-06-05 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第25号

もちろんそれは、今お話のありました保健衛生上の危害の防止という観点で、その必要性とか内容についても裁量というものの内容が十分変わってくるかと思いますけれども、クロロキン最高裁判決を見てみますと、やはり厚生大臣権限を行使することにつきましては、「問題となった副作用の種類や程度、その発現率予防方法などを考慮した上、随時、相当と認められる措置を構すべきもの」だということで、「その態様、時期等については

荒賀泰太

1996-06-03 第136回国会 参議院 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会 第3号

サリドマイドスモンクロロキン、薬害エイズソリブジン等々。そのたびに再発防止が議論された。パッチワークのように継ぎはぎ継ぎはぎしながらしのいできたわけですけれども、どうやらこの日本のシステムは既に耐用年数が尽きて、そして無残な姿をさらしているのではないか。何か根本的な欠陥がこのシステムにあるのではないか。

光石忠敬

1996-04-04 第136回国会 参議院 厚生委員会 第6号

クロロキン最高裁判決では、全体として厚生省責任を回避しようという姿勢があったと、私はもう一度読み直してみてそういうふうに思います。  余り時間がなくなってしまいましたので、私たちはこういう反省の上に立って、本当にたくさんの犠牲者被害者死亡や御病気の上に立って今この時期を迎えているわけです。ちっともよくなっていないのではないかというふうに思うわけです。  

竹村泰子

1996-02-27 第136回国会 衆議院 予算委員会 第19号

そして、それ以外に、クロロキンその他幾つかの薬害が当時問題になっており、それぞれが非常に深刻な問題を呼んでおりました。  そして、ある意味では、それ以前に存在をいたしました薬事法というもの、これは、薬は無害なものだということを前提にできていたと申し上げても、これはちょっと極端な言い方ですけれども、よかったのかもしれません。  

橋本龍太郎

1994-06-06 第129回国会 衆議院 商工委員会 第6号

そして、この非常さこそが、サリドマイドスモンクロロキン、カネミ油症世界に類のないような悲惨な食品薬害事件我が国において発生させ続けてきた根幹に実は横たわっているのだと私は思っております。  このような大規模な被害だけではなく、日常生活の中で発生する製品被害についても過失責任の壁は厚く、これを突破するためには、損害賠償で得られる補償よりも実は何倍かの労力と費用と時間を必要としたのであります。

中坊公平

1991-03-07 第120回国会 参議院 法務委員会 第3号

最近大変問題になっております水俣病訴訟とか、あるいはクロロキン網膜症訴訟予防接種障害訴訟、筋拘縮症訴訟、こういったものがございます。  先端技術にかかわるものという類型としては、最たるものは先ほど申しましたいわゆる原発訴訟でございますとか、あるいは水害も最近はいろいろ防止のための技術が発達してきておりますので、これもかなり技術論争がなされております。

加藤和夫

1990-04-19 第118回国会 衆議院 社会労働委員会 第3号

クロロキン、サリドマイドスモン等厚生省対応が非常に遅かったために大きな問題になった、そういう例がいろいろございます。事生命に関することは、疑わしきものは使用しない。その原因が究明できるまでは、因果関係が明確になるまでは使用を禁止する、製造を禁止する、そのように取り組むべきではないか、そのように思いますが、厚生大臣にお答えをお願いしたいと思います。

大野由利子

1988-12-06 第113回国会 参議院 社会労働委員会 第4号

薬害の歴史は、サリドマイドが一九六一年、昭和三十六年に始まり、その後、主なものを挙げても、スモンコラルジルクロロキン、予防接種筋短縮症など、そしてHIV感染と、後を絶ない状況にあります。  医薬品を扱う企業においては、患者安全性に対し最大限に配慮するという基本的資質社会的責任が欠如しているのではないかとの疑問を抱いています。

鈴木利廣