1975-09-09 第75回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第21号
この六価クロムの化合物は何であるかといいますと、これはいろいろなことが言われておりますけれども、これはクロム酸カルシウムという化合物です。クロームにカルシウムがついたクロム酸カルシウムという六価の化合物です。こういうものが現在でも溶け出す状態で放置されている。二、三ヵ所、けさ回ってみましたが、一週間前に比べて、応急的な処理をされているところもございますが、このように放置されているところもある。
この六価クロムの化合物は何であるかといいますと、これはいろいろなことが言われておりますけれども、これはクロム酸カルシウムという化合物です。クロームにカルシウムがついたクロム酸カルシウムという六価の化合物です。こういうものが現在でも溶け出す状態で放置されている。二、三ヵ所、けさ回ってみましたが、一週間前に比べて、応急的な処理をされているところもございますが、このように放置されているところもある。
あれはクロム酸カルシウムというものです。一%にしろ二%にしろ、あるいはもう少し多いかと思いますが、そういう物を含んでいて、先ほど私がお見せしたように簡単に水で浸出、抽出することが可能なわけですから、その段階では経済的に引き合うことだと思います。それから、確かに五百グラム三千円というようなことで売られているわけですから、それから考えれば引き合うことです。
肺がんを起こす方のは、先ほど長崎参考人から出ましたクロム酸カルシウムのように、水には溶けにくい。全然、溶けないのではなくて少し溶ける、そういう物質が発がん性が高いというふうに言われておりますので、この関連は、はっきりとは申せませんけれども、若干違うのではないかと思います。