1999-07-01 第145回国会 参議院 国土・環境委員会、経済・産業委員会連合審査会 第1号
一方、自主管理、PRTRというのはどちらかというと生産工程全体を改善していくこと、クリーナーテクノロジーという言葉をOECDが使い、中西先生はたしか席上ではクリーナープロダクションという言葉を使っておられたと思います。経団連でもクリーナープロダクションということで取り組んできたかと思います。
一方、自主管理、PRTRというのはどちらかというと生産工程全体を改善していくこと、クリーナーテクノロジーという言葉をOECDが使い、中西先生はたしか席上ではクリーナープロダクションという言葉を使っておられたと思います。経団連でもクリーナープロダクションということで取り組んできたかと思います。
その二番目に、PRTRデータはクリーナーテクノロジー導入の促進等に利用されるべきとあります。このOECDのクリーナーテクノロジーというのは私が申し上げるクリーナープロダクションと同じ意味です。これをCPと略させていただきます。これは、一九九二年のアース・サミットで、永続的な発展を具体化する方法の一つとして提唱されたものです。
まず第一に、CPの促進についてですが、先ほど来クリーナープロダクション、あるいはクリーナーテクノロジーというものの重要性が指摘されております。そのとおりであるわけですが、しかしそのような環境問題をもとから絶つような技術というのは常にコストが安いわけではなくて、場合によっては高いコストがつく、特に当初コストがかかる可能性もあるということを十分に認識すべきだと思います。