2019-11-27 第200回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
それで、ことし私行けなかった関係でちょっと現地の状況を確認したいと思っているんですが、これは、御答弁は政府側なのか、大臣が御答弁いただけるのかはちょっと確認していないんですけれども、どなたかにお願いしたいですが、私の認識では、ロシア側から見ると北方四島については南クリルという言い方を地域的に言って、島々をまとめてクリル発展計画というようなものがあって、そこにお金が投下されていてというような状況であるかと
それで、ことし私行けなかった関係でちょっと現地の状況を確認したいと思っているんですが、これは、御答弁は政府側なのか、大臣が御答弁いただけるのかはちょっと確認していないんですけれども、どなたかにお願いしたいですが、私の認識では、ロシア側から見ると北方四島については南クリルという言い方を地域的に言って、島々をまとめてクリル発展計画というようなものがあって、そこにお金が投下されていてというような状況であるかと
また、伺った中では、メドベージェフ首相であるとかラブロフ外相は北方領土に入ったことはあるけれども、プーチン大統領自身は入ったことがないということもあり、また、クリル発展計画という言葉がありますけれども、南クリルの地域に歯舞、色丹は入っていないということで、いろいろ日本の議員の方々でも御意見はあると思いますが、私としては、やはり従前から使われてきているかもしれないですが、段階的返還論という言葉があって
とりわけ東クリル発展計画ですか、このロシア側の政策でインフラが相当整備されてきているなと、そんなふうに思った次第でございます。 ちょっと私の見苦しい写真で恐縮なんですが、これは何かということをちょっと説明いたしますと、上の方が国後島にあります幼稚園の写真です。非常にカラフルなんですけど、五億円ぐらい掛けて新しい幼稚園を造ったと。
感情的なものを除いて、現地に入られて国後、択捉と回られたわけでございますが、現地を見られて、クリル発展計画の新しいもの、これで随分お金が投下されて、国後については空港だったり港だったりというものができています。一方で、空港のコンクリートの割れ目からは雑草が生えています。
こういった状況で、実は、進んでいなかった色丹島ですら総合開発を進め、新クリル発展計画を進めているという実態があるということ。 それから、もう一枚の写真でございますが、これは、同じ色丹島の穴澗湾の桟橋付近の写真なんですが、二〇一〇年に私が北方領土に入ったときは、何だ、この桟橋はと思うぐらい、木造で、ぷかぷか浮いているような桟橋だったんです。
それで、四島の方は今、クリル発展計画、プログラムでもって、これまでなかったことですが、最近、道路の舗装をやったり、あるいは学校だとか消防署だとか、我々も実際見せてもらったんですけれども、そういう公共施設なんかもどんどんと整備をしておる、新しいものをつくっているということで、発展に向けての勢いが感じられるわけでありますが、一方、根室を初めとする隣接地域はどうかというと、どうも以前よりもむしろ沈滞しているんじゃないか
そんな意味から、北方領土、クリル発展計画の中で随分お金をロシア側が投下して開発を進めているというのが、国後にかかわらず、色丹についてもいよいよ始まってしまっているということで、余り時間がなくなってきたのではないかなという思いをして私は帰ってまいりました。
○上月政府参考人 クリル発展計画について御質問がありましたので、お答えいたします。 この計画は、二〇〇六年八月三日、ロシア連邦閣議で承認されまして、分野といたしましては、運輸及び通信インフラの整備、水産部門の発展、燃料エネルギー供給システムの整備、社会インフラの整備等を目的としております。
クリル発展計画と言われるものがあって、それによって、メドベージェフ前大統領が国後島を訪問した際に、港湾の整備であるとか、あるいは空港の整備であるとか、あるいは幼稚園の建設とかというのを私も直前に行って見てきたわけですけれども、そういったロシアの予算の投下状況、あるいはどういう機関に対してどれだけ使ってきているのかとか、その点について教えていただければと思います。
○上月政府参考人 全体に、今御紹介しましたクリル発展計画の中、これはなかなか予算が十分でない面もあって、ロシア側は、一連のプロジェクトを実現するために外国投資の誘致を呼びかけております。 そういう関係で、中国、韓国などの外国企業の参加を呼びかけておりまして、今、具体的な例として申し上げれば、択捉島の埠頭における水利設備建設計画に韓国の企業が参加した例等ございます。
ところが、行ってみて感じたことは、彼らのいわゆるクリル発展計画によってインフラ整備がどんどん進んでいる。そして、特に二年前のメドベージェフ大統領が訪問をしてから、あそこでそこの町の人たちが大統領の教会と呼んでいるような新しい教会も建設されている。こういう状況がどんどんどんどん進んでいるわけです。もうかつてのような非常に厳しい住環境の北方四島というのとはまるで状況が変わってきているわけです。
そういう背景があったわけですが、今四島にはクリル発展計画というのがあって、着々とは言わないまでも徐々に町並みも整備されてきている、かつてソ連からロシアに替わったときのような食料困窮の状況にもないと。
これは、本国からもあるいは州政府からもそれほど、クリル発展計画というのが今あるんですけれども、大々的にうたっている割にはそれほど目覚ましく進展をしていっていないという状況もありまして、インフラ整備を非常に強く望んでいると。
御案内のとおり、ロシア政府のいわゆるクリル発展計画がどんどん進められている中で、この発展計画が進めば進むほど、実はこのビザなし交流のことを考えていったときに、日本との距離が遠のいていっているんじゃないか、こういうことが、実際にビザなし交流で行ってきた団員の方々から口々に述べられているわけでございます。
北方領土問題は戦後六十六年を過ぎても解決のめどが立たない中、昨年十一月、ロシア大統領メドベージェフが国後島に訪問し、クリル発展計画を視察し、北方四島のロシア人に島の生活に希望を持たせ、さらにロシアの実効支配が進められたと感じております。 私たち協議会は、先輩や先人たちが以前から進めてきた返還要求署名運動にも協力をしております。
先ほどお話をした、私が五年前に択捉に行ったときに、クリル発展計画というもの、これは十カ年計画だというふうに私は説明を受けましたけれども、そのときに、資源価格が高騰して、恐らく相当経済が豊かになって、ロシアの果ての地域である四島やあるいは千島列島などにもそういったお金が使えるような状況が生まれてきたんだろうというふうに思います。
私は、実は五年前にビザなし渡航で択捉に行きましたけれども、そのときに、クリル発展計画というものをやっていくんだと。つまりは、今まで一番端っこの方であった千島列島、北方四島、こういったところにも、あのころは天然ガスや石油の価格が物すごく高かったですよね。