1994-06-01 第129回国会 衆議院 外務委員会 第2号
特に、エジプトでは、イスラエル・PLO間のガザ・エリコ撤退合意署名式典に出席するとともに、クリストファー米国務長官等と会談し、中東和平等について緊密な意見交換を行いました。また、日米包括協議に関しましては、私自身カンター米国通商代表と数回にわたり電話で協議し、日米包括協議もようやく再開する運びとなったわけであります。 今日、外交と内政は一体であります。
特に、エジプトでは、イスラエル・PLO間のガザ・エリコ撤退合意署名式典に出席するとともに、クリストファー米国務長官等と会談し、中東和平等について緊密な意見交換を行いました。また、日米包括協議に関しましては、私自身カンター米国通商代表と数回にわたり電話で協議し、日米包括協議もようやく再開する運びとなったわけであります。 今日、外交と内政は一体であります。
また、カイロではクリストファー米国務長官とも会談をいたしましたが、クリストファー国務長官は中東和平のためにシャトル外交を続けております。そのクリストファー国務長官からも日本の役割に対する期待が表明されました。
あす九日、クリストファー米国務長官が来日し、協議が行われると聞いておりますが、このままの状況が長引けば国民経済や国民生活に及ぼす影響はさらに大きいものとなります。決裂、物別れのままでなく、揺るぎない日米関係の再構築に向かって、総理、アメリカの納得のいく自主的な市場開放策を速やかに政治決断により決定し、日米関係の円満修復を図るべきであります。
さらに、首脳会談に先立って訪日したクリストファー米国務長官は、八〇年代後半の日本の姿に戻っていくことが望ましいと、バブル経済待望の発言を行っています。これは我が国経済に対する言語道断の干渉であると言わなければなりません。
これが事実かどうかということが一つと、それからさらに、二月十三日の日本経済新聞によると、クリストファー米国務長官は渡辺副総理・外相との会談の席で、ガット・ウルグアイ・ラウンドの焦点である農業交渉に関連をして、「コメ問題は日本が市場をコントロールしているという市場のあり方のシンボルとしての問題だ。