2021-06-08 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
それからもう一つ、クリオプレシピテートという血友病等で使う薬を病院内で製造している場合がある。これもAB型を使うケースがかなりあって、つまり、一番少ないのに使われるのはAB型の凍結血漿を作ることが非常に多いという、そういうことなんです。 そこで、まずお聞きしたいのは、今、超急性の拒絶反応、これを回避するために血漿交換をやっていると。
それからもう一つ、クリオプレシピテートという血友病等で使う薬を病院内で製造している場合がある。これもAB型を使うケースがかなりあって、つまり、一番少ないのに使われるのはAB型の凍結血漿を作ることが非常に多いという、そういうことなんです。 そこで、まずお聞きしたいのは、今、超急性の拒絶反応、これを回避するために血漿交換をやっていると。
その経過を見てみますと、第一回の小委員会で、クリオプレシピテートの評価としては、一つは、適応範囲が制限されるよということが指摘される。もう一つは、クリオの利点として、現在明らかな利点は肝炎伝播の危険性を減少せしめる点にある。同様の理由でエイズに関して伝播阻止の可能性は推測される。
既にいろいろ報道されておりますように、安部先生からこの小委員会、私を中心とした小委員会のメンバーに、特にクリオプレシピテートの評価に対して強い意見の表明がございました。それを受けて小委員会の報告が変わったのではないかというふうに言われております。
血液濃縮製剤、クリオプレシピテート、中間クリオ、RCGと言われているもの、そういったものについてのこの後の日赤の御努力の重点、そしてそれとの関連で国に対してどのような施策を期待なさっているか、まずお伺いしたいと思います。
また、患者の団体からの御要望などでのいろいろな事項についても、私どももそれは十分承知しておったわけでございますし、またクリオプレシピテートの問題につきましても、これは当時としても製剤として供給されておりましたから、使用可能な状態にあったわけでございます。
そしてこの論議のとき、先日も触れたし、この後私が触れようと思っている安全なクリオプレシピテートの利用、それらも拡大理事会で論議されていた。昭和五十八年の八月です。
その一方において、今私が申し上げましたのは濃縮型というタイプでございますけれども、従来、非濃縮型の凝固因子製剤もございまして、これは専門的な言葉ではクリオプレシピテートと呼ばれておりますけれども、そういうものも同時に存在をいたしましてそれも使われておったわけでございます。
「頭蓋内出血、重症の出血や大手術時には乾燥濃縮剤を、術後の維持や小手術時あるいは軽度出血症状に対しては乾燥剤やクリオプレシピテートを用いるように、症状に応じた適応を考慮すべきである。」現場からの問題提起なんですが、この問題提起について厚生省としてはどんな御見解をお持ちでしょうか。
○坂本(龍)政府委員 日本におきましても、濃縮型の凝固因子製剤のみが使われていたわけではございませんで、クリオプレシピテートも使われていたことが事実でございます。またその供給につきましても、これは従来と同じように供給をされておったわけでございまして、使用は可能な状況にあったわけでございます。
○坂本(龍)政府委員 クリオプレシピテートという型の製剤が適当であるというケースは、これは医師の判断によって決められるものであろうと考えるわけでございますので、そういったケースは当然あり得るわけでございます。