2017-05-09 第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
この委員会は、北太平洋の公海において、我が国にとって極めて重要な水産資源でありますサンマ、サバ類、キンメダイ、クサカリツボダイなどの保存管理を行う委員会でございます。この委員会で決定される保存管理措置は、我が国の漁業に大きな影響を与えるところでございます。したがって、日本としては、同委員会の議論さらにはその活動を主導すべく、我が国が事務局の誘致に積極的に取り組んだわけでございます。
この委員会は、北太平洋の公海において、我が国にとって極めて重要な水産資源でありますサンマ、サバ類、キンメダイ、クサカリツボダイなどの保存管理を行う委員会でございます。この委員会で決定される保存管理措置は、我が国の漁業に大きな影響を与えるところでございます。したがって、日本としては、同委員会の議論さらにはその活動を主導すべく、我が国が事務局の誘致に積極的に取り組んだわけでございます。
○岸田国務大臣 委員会は、北太平洋の公海での、我が国にとって重要な水産資源であるサンマ、サバ類及びクサカリツボダイ等の保存管理を行う地域漁業管理機関です。委員会で決定される保存管理措置は我が国の漁業に大きな影響を与えるところ、同委員会の議論及び活動を主導すべく、我が国は事務局の誘致に積極的に取り組んだ次第です。
まず、今、儀間先生の方からお話ございましたNPFC、北太平洋漁業委員会でございますが、これは、遡りますと、二〇〇六年、平成十八年でございますが、国連における公海トロール漁業禁止をめぐる議論を受けまして、当時はクサカリツボダイあるいはキンメダイといった底魚漁業を対象とした新たな地域漁業管理機関を設立すべく条約策定交渉が開始されたと、こういった経緯がございまして、その後、二〇〇七年に、アメリカが対象資源
本条約のターゲットとなる魚種は、主にキンメダイとクサカリツボダイです。お配りしております資料を見てください。この二つの魚種について、日本の漁獲量が突出して高いのがわかると思います。 本条約に参加するとなると、この海域において日本の漁業がより大きく規制されるということになります。
そうしたら、ちょっと第三条の(b)の関係でお伺いをしたいというふうに思うんですけれども、これについて、入手可能な最良の科学的情報に基づく措置ということで、クサカリツボダイ等々の管理について言及、言及というか問題意識を持っているというふうに思いますけれども、ここで言う入手可能な最良の科学的情報に基づく措置というふうなことについてどのように理解をされているのか、お伺いしたいと思います。
北太平洋におきましては、日本、韓国、ロシアが主にクサカリツボダイやキンメダイを対象といたします底魚漁業等を行っているところでございます。その中でも最も漁獲量が多いのが日本でございます。二〇一一年には、クサカリツボダイが二千七百八十五トン、キンメダイが二千九十四トン、合計四千八百七十九トンでございまして、そのシェアは八九・六%と、韓国、ロシアなどを圧倒しているところでございます。
つまり、入手可能な最良の科学的情報に基づく措置というふうなところについて、これは、例えばクサカリツボダイについて、これ、今後どのように対応するのかということでございます。
また北部中央太平洋の海山群漁場におきましては、クサカリツボダイ資源がかなり豊富に存在することが確かめられ、今後有望な漁場となる可能性があると考えられます。さらにまた南極海のオキアミ資源につきましては、わが国として昭和四十七年から初めて調査に乗り出したところでありますが、現在なお調査中ではありますけれども、漁獲方法の開発面でかなりの好成績をあげております。