1990-12-18 第120回国会 参議院 外務委員会 第1号
それで、ある企業といろいろ今交渉を持っているんですが、やはりこれからトータル・クォリティー・コントロールという、日本の企業がまず経済の発展してきた基礎になった企業の中にある問題点をどう見つけていくかというシステムなんですが、これは今すぐにでも企業に声をかけてみんな集めれば、そういう専門家が各企業におりますので、そういうのを例えばソ連に派遣する。
それで、ある企業といろいろ今交渉を持っているんですが、やはりこれからトータル・クォリティー・コントロールという、日本の企業がまず経済の発展してきた基礎になった企業の中にある問題点をどう見つけていくかというシステムなんですが、これは今すぐにでも企業に声をかけてみんな集めれば、そういう専門家が各企業におりますので、そういうのを例えばソ連に派遣する。
○政府委員(兵藤長雄君) ただいま猪木先生から非常に含蓄のあるお話、その中での対ソ支援、具体的なアイデアとしてトータル・クォリティー・コントロールという御紹介がございました。
昭和五十四年の三月にありましたTMIの事故によりまして、日本の原子力につきましてはそのデザイン、それから安全審査の基準、それから設工認の基準、それから防災対策、それから運転員の訓練、いろいろな面におきまして、約五十数項目の改善をしてまいりまして、そのおかげと、それからTMIの後に起きました関西電力の高浜でのいわゆる部品を間違えて取りつけたためによる事故、これらによりましていわゆるTQC、トータル・クォリティー・コントロール
その中で特に私どもに印象が深かったのは、トヨタ、日産がすでに現在導入をしております、QCサークルと申しまして、これはクォリティー・コントロール・サークルと言っておりますけれども、現場の労働者がクォリティー・コントロール問題に関しまして日夜協議をいたしまして、どうすれば品質向上ができるかというその話し合いの場でございますが、同じようなことをUAWの中においてもやろうとしておる計画があるようでございます
○政府委員(田宮茂文君) その点につきましては、先生の御指摘のとおりでありまして、燃料のときにも御議論がございましたが、やはり製造工程中のクォリティ・コントロールが十分でないということであると思います。この点につきましてはアメリカにおきましてもいろいろ論議をされておりまして、原子炉用機器の製作に関しましてはもっとよりよいクォリティ・コントロールをするようにということが言われております。
それから、船の品質につきましては、作業をやります個々の人の責任感と意欲とがいい結果を得るもとでありますので、いま造船業界はその具体策としていわゆるZD運動、ゼロディフェクト運動、まあ、悪いものが絶対に残らないように十分な品質管理をやる運動とか、クォリティ・コントロール・サークル、QCサークルといっておりますが、そういうのを強力に推進して善処いたしております。
実績といたしましては、原子炉に使います黒鉛を一ガトン以上はすでに製作した歴史を持っておりまして、安全審査委員会で御指摘になっておりますクォリティ・コントロール、多量生産に対して十分均質な黒鉛が供給できる、こういう点につきましても十分適合しておる、こういうふうに考えました。そういうふうな点を十分検討いたしました結果、総合いたしまして、フランスのものを使うことに同意をいたした次第でございます。