1968-03-14 第58回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第3号
それからポンコツと称するのがありまして、ギャング編成が十五名編成、ないし十六名でありますが、実態は十三名くらいになっております。あとの数はポンコツ、寝番と称する諸君であります。そこらで酔っぱらって動けないのを二人だけとらえて、頭数をそろえて、船内荷役なりに連れていく。その船内荷役の場合に船の人に見えない陰のところに寝かせておいて、一切働かない。
それからポンコツと称するのがありまして、ギャング編成が十五名編成、ないし十六名でありますが、実態は十三名くらいになっております。あとの数はポンコツ、寝番と称する諸君であります。そこらで酔っぱらって動けないのを二人だけとらえて、頭数をそろえて、船内荷役なりに連れていく。その船内荷役の場合に船の人に見えない陰のところに寝かせておいて、一切働かない。
そこの三十くらいの若い方でありますが、一ギャング編成十六名で船内に出かけていった。さて、重いものをかつぐところに行ったところが、ほかの連中はぶらぶら遊んで、さっぱりかつがない。しようがないから、その人は腕力もあり体力もあるから、一生懸命かついだ。ところが、ほかのやつはぶらぶら遊んでいる。しゃくにさわるが、しかたがないから一生懸命やった。二日続けて、さて三日目、またそういう状態。
この下がったという点につきましては、私どもの日雇い港湾労働者の紹介のしかたというものを、いままでのようなギャング編成ではございませんで、輪番ということで次々に回していくという形でいたしております。
だから、そういうことが一つの隠れみのになって強引に居すわった形をとろうとするならば、とにかくまさに日雇いばかりのギャング編成をして再下請云々などということをやっていく、そういう人たちに対しては、答申の趣旨からいっても、常用化の努力が見られないのだから、免許基準を考えて取り消すぞとか、法律で縛るぞとか、そういう形を背景にやらぬと、いまの世の中のそういう業者の方々というものは、何かそういう背景がなければうんと
○大出委員 最低限度現段階譲っても、ウインチマンだとかデッキマンだとかいうのを、これまで日雇いで登録をさせて、何のたれ兵衛といって、そうして十八名のギャング編成、したがって全部が日雇いだという形の進め方というのは、業者は一体どういう責任を負うのだということになる。つまり港湾運送事業法をわざわざ改正をして、届け出制から免許制に切りかえて基準を設けたわけですからね。
というのは、さっき申しましたように、ギャング編成というのは横浜の特殊事情ですが、十八名編成なんです。まずデッキマン、これがまず上で指揮をしていろいろやる。それからウインチマン、これが揚げ荷装置の運転免許を持って運転する。ここで間違うと、えらい事故が起こったり、けがをしたりする。港湾労働は全国各種事業の事故率のうち最高の事故率を誇っておる。だから、免許が必要なんです。
船内取り扱いの経験の技術を有して港湾労働に専従する人々を組編成して、具体的にはギャング編成といわれておりまして、ウインチマン、デッキマンを含む一作業単位の組でありますけれども、これは職安に登録になって、日々就労することになっておりますけれども、これは昭和三十一年十二月十五日に横浜港湾自由労組ができまして、その組合のしかけもすでに八十六組、千二百七十六名を登録されておりますが、これは俗称青空組といわれておる
○有馬政府委員 ギャング編成の実態は御指摘のようでございますが、定数の設定は、日雇港湾労働者のみの定数設定ではなくて、全体の必要労働力の数の定数を設定するということから始まるわけでございます。したがいまして、これらの定数の設定には、特に最初に設定をいたします場合には、相当の時間をかけて慎重に検討するという基本的な態度で私どもは考えておりますので、時間的にも相当の準備が要ると思います。
そのおもな理由は、やはり御承知のように港湾労務者についての常用労務者を雇い入れる、常用労務者としての雇い入れという慣習が非常に少なくて、その荷の動きによって、日雇い労務者的に雇用して、それを充足して港湾荷役を果たしているという関係で、従来のわれわれがやっておりましたこの港湾の労務対策からいけば、やはり業者のほうが中心になって、そういう日雇いの方や臨時の方に逐次ギャング編成の訓練をやったらどうかというふうな