1979-05-22 第87回国会 参議院 内閣委員会 第8号
現在は違いますが、メートル原器、それから現在でも使っておりますキログラム原器、こういうものがある。それから単位の相互間に密接な関係がございまして、長さから面積、体積というふうなものが導き出される、これが第一点でございます。 第二点といたしましては、各単位が完全に十進法を採用しておりまして、かつ最大のものから最小のものまで単位が備わっておるということでございます。
現在は違いますが、メートル原器、それから現在でも使っておりますキログラム原器、こういうものがある。それから単位の相互間に密接な関係がございまして、長さから面積、体積というふうなものが導き出される、これが第一点でございます。 第二点といたしましては、各単位が完全に十進法を採用しておりまして、かつ最大のものから最小のものまで単位が備わっておるということでございます。
次に、質量の単位、キログラム、これは比較的わかりやすいものだと存じますが、先ほど話が出ましたメートル条約関係の国際機構の中に、国際度量衡局という国際中立の研究機関がございまして、そこに保存されておりますキログラム原器と申しますものが全世界のキログラムという単位を現示する役目をしておりまして、これは平たく申しますと分銅でございますが、その分銅の持つ質量が一キログラムであるというふうに定めておりまして、
単位といたしましてはいわゆる尺貫系を採用いたしておりましたが、その後メートル条約に加盟をいたしまして、メートル原器、キログラム原器を受領いたしましたので、メートル法と尺貫法の併用の形になったのでございます。