1960-03-15 第34回国会 参議院 議院運営委員会 第19号 抵抗権は、中世の封建的な国家権力に対して、キリスト教教会の対立抗争の歴史の中に成立してきているものでありまして、その抵抗権の本質は、憲法秩序を否認し、これに反対をし、憲法のもとに組み立てられている一切の政治機構を否定し、これを破壊する意図を持ち、実定法上の義務を守ることを拒否する権利として、基本的人権を戦い取る過程において、自然法理上これが認められてきたのであります、この抵抗権ということは。 米田勲