2021-06-01 第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
世界で最初の原子力の深刻な事故は、一九五二年の十二月にカナダのチョークリバー研究所というところで事故がありまして、これは、放出した放射性物質は三百七十兆ベクレル、キュリー単位で言うと一万キュリーという単位ですね。
世界で最初の原子力の深刻な事故は、一九五二年の十二月にカナダのチョークリバー研究所というところで事故がありまして、これは、放出した放射性物質は三百七十兆ベクレル、キュリー単位で言うと一万キュリーという単位ですね。
キュリー単位というのがもともとあるわけですから。私は放射能の専門ではございませんけれども、われわれの知っている学者にそういうことをいろいろ聞いておりますと、こういうものを連続的に一生食べたら一体どの程度の影響が出るかということは、大体わかっておるわけです。ですから、これは、私は専門じゃございませんから、私の知っている放射能の関係の専門家がたくさんおりますので、そういう連中にいろいろ聞いております。
御承知だと思いますが、放射能をかけられても、熱くもなければ痛くない、かゆくないというわけでありまして、十万マイクロキュリー単位くらいになりますというと、二、三分でもって死ななきゃならぬというようなひどい曝射も受けますし、あるいは汚染もされるという危険もあるわけですけれども、そういうようないわゆる放射能物質のありかというのは、科学技術庁のほかではつかんでいるはずですが、消防のほうとしてもどの辺にどういうような