1990-04-25 第118回国会 衆議院 予算委員会 第16号
これにも書いてありますが、要するに、何といいますか、問題のアンタイドのキャッシュグラントですね。ここに問題がある。アンタイド、これはしばしば国会で問題にしたところです。
これにも書いてありますが、要するに、何といいますか、問題のアンタイドのキャッシュグラントですね。ここに問題がある。アンタイド、これはしばしば国会で問題にしたところです。
○政府委員(田坂鋭一君) イギリスの助成といたしまして、英国の船主が外国の造船所に建造を依頼いたしましたときに、キャッシュグラントといたしまして船価の二〇%が政府から補助されるという実例がございます。
○政府委員(田坂鋭一君) キャッシュグラントにつきましてはイギリス以外ございませんですけれども、イギリスとスぺインとアメリカ、こういう国はやはり日本と同じような助成をやっております。以上であります。
○政府委員(田坂鋭一君) 海外におきましては、イギリスがキャッシュグラントという形におきまして、海外に発注いたしましたときにその船価の二〇%を補助するという形がございます。
これは向こうのことばではキャッシュグラント申しまして、船をつくりますと、その二五%に相当する金額を政府がその船会社にただでやる、やってしまうという政策をとっております。したがいまして、四はい船をつくれば一ぱいはただになるという手厚い助成をやっております。 それから、その趣旨は多少違いますが、アメリカでは定期船の場合、五五%まで政府が補助金を交付いたしております。
それで、キャッシュ・グラントという助成策を英国がやっておりますのは、これは投資振興法、たしかそういう名前がついておったと思いますが、これは一般産業についても投資をもっと盛んにするためにある程度の助成をしておるようであります。たしかほかの産業では二〇%と思います。海運だけが二五%、そういうふうに強めておるわけでございます。