2016-05-10 第190回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
これらの水域は、市場価格の高い回遊性魚類であるクロマグロやキハダマグロ、カツオ、アジ、サバ、ヤリイカ等の産卵や生育の場であり、好漁場であります。しかし、これらの海域は、ほぼ台湾漁船の独占状態となり、沖縄の漁業者は締め出されて、宮古、八重山の先島諸島の南方海域での操業を余儀なくされております。
これらの水域は、市場価格の高い回遊性魚類であるクロマグロやキハダマグロ、カツオ、アジ、サバ、ヤリイカ等の産卵や生育の場であり、好漁場であります。しかし、これらの海域は、ほぼ台湾漁船の独占状態となり、沖縄の漁業者は締め出されて、宮古、八重山の先島諸島の南方海域での操業を余儀なくされております。
サンゴと同じ漁場を占拠されているキハダマグロなどの漁業への影響ですとか、場合によっては不法上陸されるんじゃないか、それから密漁船が、大変強い、鋼鉄製で大きいですから、もし周辺の漁船がぶつかったときに大事故になる、こういうことが非常に懸念されているんです。 そこで、二点について伺っていきたいと思います。
つまり、ソマリア沖の海域というのは、キハダマグロとか、いわゆるマグロを初めとした回遊魚のいい漁場なんですね。日本もそこの、ソマリア沖、インド洋のマグロ等をいろいろ購入しているわけですから、日本ばかりじゃなくて、中国もそうですし、欧米もそうなんですが。ですから、世界が求めるニーズというのは、一つは良質なお魚ですから、それがインド洋でとれるんですね。
東太平洋ではメバチマグロやキハダマグロが減少傾向にあると報じられてきただけに、今回の条約も含めて、世界の漁場における資源の保存管理は重要な課題だと思います。この視点から質問をします。
日本とタイのEPAの五年後の再協議品目というのがありまして、その中には、砂糖、でん粉、豚肉、ピーマン、キハダマグロなど、いわば日本の食卓になじみの深い品目が多いわけであります。
この海域のキハダマグロについても一〇%削減、こういうことになっております。 WCPFCは、十二月十日からサモアで開く会合でこの漁獲枠の削減を検討する、こういうことになっておりますが、この中西部太平洋マグロ類条約の会合に向けて日本政府はどういう態度で臨まれるのか、このことについてお答えいただきたいと思います。
○麻生国務大臣 これはミナミマグロ、キハダマグロ、いろいろ、御存じのようにマグロというのは、おたく……(小野寺委員「気仙沼です」と呼ぶ)済みません、気仙沼の沖だけ以外にもいろいろとれるんですが、ホンマグロ以外にもキハダマグロ、いろいろなものがあります。
主なものは、御指摘のようにカツオ、メバチマグロあるいはキハダマグロといったようなものが挙げられるわけでございます。 こうした魚種に関しましては、我が国にとってももちろん重要でございますけれども、他方、島嶼国にとりましても大変重要なものでございます。島嶼国の経済は大きく漁業に依存いたしておりますし、またそれぞれの国におきまして重要な食料資源となっているわけです。
相模湾、これは河野外務大臣、改めて言うまでもなく、カツオ、キハダマグロ、ブリ、こういう回遊魚の豊かな漁場であります。漁業者に加えて遊漁船が非常に多い。調べてみますと、相模湾沿岸、三浦半島の漁港を利用する漁船、遊漁船は、神奈川、静岡両県で約四千四百隻であります。さらに、プレジャーボート、ヨットも日本で最も集まるところであります。
具体的な例を申し上げますが、一九九〇年、アメリカは、メキシコの漁民が大量のキハダマグロを捕獲する際にイルカを混獲してしまう、こういうことを理由としてメキシコのキハダマグロの輸入を禁止する、こういう措置をとったんですね。これに対してメキシコは、これはガット違反じゃないかということで提訴をしたんです。そしてガットの方は、これはガット違反であるという裁定を下したわけであります。
○政府委員(鎭西迪雄君) ただいまの委員のお話、先ほど私が御説明いたしました台湾からの、これは主として冷凍のキハダマグロが多いわけでございまして、ミナミマグロについてはまだ台湾の漁獲実績あるいは我が国への輸出実績は非常に少量でございます、御承知のとおりでございます。
○政府委員(鎭西迪雄君) ただいま委員御指摘のように、マグロにつきましては特に台湾から最近冷凍のキハダマグロの輸入が急増いたしまして、非常に国内の価格低迷を来している。
だから最近、自由貿易を推進しているアメリカでさえ、御案内のとおりメキシコとの間でのキハダマグロの問題で、メキシコが訴えてアメリカはガットの紛争処理で負けましたね。しかしアメリカはそれを受け入れませんでしたね、国内の環境団体の反対で。だから、結局あのアメリカでさえこれから環境が全面に出てくるとガットルールに従えない、守れない事例が最近出てきているわけですね。
しかしながら、環境保全の目的のためにとられる貿易制限措置をめぐりまして、例えば有名なケースでは米国とメキシコのキハダマグロ。キハダマグロをとるのに際して、イルカがともにとられてしまうということで米国が輸入制限をして、これはガットで負けたケースでございますが、このように国際的な紛争が起きてきております。
キハダマグロとか比較的値段の安いマグロ類はこれに使います。キハダ、ピンチョウ、メバチ。それから値段の高いクロマグロとかミナミマグロ、これはほとんど日本が生食、生で食べる。すしとか刺身にするために輸入をする、そして消費をするというのが二つの市場になっておりまして、クロマグロについてはほとんど日本で消費をしているということになろうかと思うのです。
特にこの地におきましては、ホンマグロ、キハダマグロの養殖を試験的に行っており、その養殖尾数は百尾程度と小規模ではありましたが、沿岸漁民が主体となり新しい魚種の養殖を意欲的に行う姿には深い感銘を受けたのであります。
いまのはキハダマグロでございますが、メバチ等についても価格が大体二、三割上がっているというようなことで、現在のところ非常に価格も安定しておりますので、今後この制度を運用していけば、安定的な輸入と申しますか、輸入によって国内価格が大きく撹乱されるということはないようになるんじゃないか、そのつもりで制度を動かさなきゃならぬと、こういうふうに思っておるわけでございます。
四十八年の統計によりますと、キハダマグロの場合には、輸入が一万三千八十九トンで、輸出が一万三千八百八十五トン、それから全体の数字で見ますと輸入が五万五千四百二十七トン、輸出が十三万八千八百九十一トンというようなことで、輸出が多いというような一つの国際商品であるという面もございまして、これはなかなかそういった貿易体制の変革ということについてはむずかしい問題があるわけでございまして、先ほど申しましたような
そういたしますと、マグロ以外のものに一船買いがあるかどうかという問題を含めて考えますと、多少御批判は別に出てくるかもしれませんが、当面問題になっておりますのがマグロでございますので、キハダマグロを中心にして、スルメイカとかサバとかマアジ、これは、四十五、六年に市場法を直します以前と最近における相対的な比価は一体どう動いているかということを調べてみますと、一番上がっておるものはむしろサバとかマアジでございまして
この条約の場合には、たとえばキハダマグロの規制は一月一日からでございます。したがって、規制の対象を受ける場合、あるいは委員会が四月から始まる、しかも条約のその場合には、いつから入るという意思を明らかにして、あとオブザーバーという形でその会議に出る。そういうことで、条約の運営あるいは規制の実施状況等も事前によくわかる。