1992-03-25 第123回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
降灰は農作物や林業等にも多大な被害を与え、垂水市においては、キヌサヤエンドウ、インゲン、ビワなどが被害を受け、特に、キヌサヤエンドウについては、その作付面積百四十二ヘクタールの本年一月、二月の被害率は、七五%、被害予想額は二億四千三百万円にも達する壊滅的な打撃を受け、生産農家は「灰除去の手間がかかった上、出荷しても完全な経費倒れ」と嘆き、営農意欲を著しく喪失しているということであります。
降灰は農作物や林業等にも多大な被害を与え、垂水市においては、キヌサヤエンドウ、インゲン、ビワなどが被害を受け、特に、キヌサヤエンドウについては、その作付面積百四十二ヘクタールの本年一月、二月の被害率は、七五%、被害予想額は二億四千三百万円にも達する壊滅的な打撃を受け、生産農家は「灰除去の手間がかかった上、出荷しても完全な経費倒れ」と嘆き、営農意欲を著しく喪失しているということであります。
もちろん、キヌサヤエンドウやその他の関係もあるようでございます。そういう中で、出荷ということをもちろん念頭に置かなくてはなりませんが、果たして出荷に伴うところの島内の運搬、そして島から東京市場への運搬、運送手段というものが今日の段階において確保できるかできないか、これは総合的な判断によると思います。そして、期限を言われるのはよくわかります。
その他、詳細は申し上げる時間がございませんが、キヌサヤエンドウの被害。それから乳牛のうち三〇%が乳房炎にかかっていると。養豚、これは生まれたばかりで死んでいくという悲惨な状況。養鶏、これも被害が壊滅的であると。こういう話を帰ってこられた方にお聞きいたしました。農林水産省としての被害救済策をお尋ねをしたい。
それから、病害虫の発生、それとただいま先生からも御指摘ありましたように、花卉にいたしましても、キヌサヤエンドウにいたしましても、今出荷期の最盛期を迎えている段階でございまして、適期の出荷期を失うことによる損失、そういったものによりまして今後被害の増加が予測されるところでございます。
いずれにいたしましても、第一次の噴火段階におきましても、小菊とか花卉類あるいはキヌサヤエンドウといったもので約二億弱の被害が出ております。この被害額は恐らくかなり増大しているものと、こういうふうに存じているわけでございます。 今後、都とも連携をとりましてそういう被害の実態の早期把握に努めますが、いずれにいたしましても、今後具体的な営農資金対策等が大きな課題になってまいると思います。
私ども現在のところ、作物といたしましては野菜関係がキヌサヤエンドウというのがございます。それから、これは波浮を中心といたしておりますが、地元ではカンコギクと言っている観賞用の菊、それからツバキ等の花木、それからブバルデアという花等がございまして、現在のところ被害金額は合わせまして約一億八千七百万程度、こういうふうに理解をいたしてございます。
また農作物も大変に、キヌサヤエンドウとか菊とか、野菜関係も火山灰で相当やられておるようでございますので、農水省としてもどうか万全の対策で対処していただきたいと強く要請をいたしまして、時間が参りましたので私の質問を終わります。ありがとうございました。
キヌサヤエンドウ、それを栽培しているところも行きました。花卉栽培、花をやっているところも行きましたよ。花とかキヌサヤについても専門家いっぱいいます。どういう影響を与えるか。特に飛行場の造成をやるときに山を削った場合に、その風というのはこれは噴火よりこわいということを地元の人は言ってましたね。
それから、キヌサヤエンドウが風になびいてだめになるというような話がありましたけれども、どのような風が出るかということは、我々防衛庁でもまだ全然わからないことでございまして、科学的にこれは風洞実験がなんかしなければわからないことでございます。そういう前提でキヌサヤエンドウがそよぐというようなことであるならば、お互いにそれは対話しなきゃいかぬことじゃないでしょうか、科学的、技術的に。
先ほどのキヌサヤエンドウその他農業の問題も含めまして、私どもは、実は実地調査をまださせていただいておりません。実態に即した対策をということで、まず説明を聞いていただいて、その上で実地調査もし、地元の要望も聞いた上でやりたい、こういうことで今説明会のお願いをしておるところでございますが、なかなか説明会そのものが行われない、まして実地調査ができない。
これの近代化によって、例えば風に弱い、三宅島の一番重要な農産物であるところのキヌサヤエンドウ、これを鉄骨製の温室の中でやるというような措置を講ずることによって有効化、効率化を図ることができるだろう。
その自然を削り取って農業振興ができるはずないわけで、このNLP基地が建設予定されている薄木地区というのは、西側に丘陵がありまして風を遮って、そして南の日の当たる温暖な地域になっていまして、そこでキヌサヤエンドウや花卉などが栽培されているわけですね。これは農業の生産の約四割から五割、換金性の高いキヌサヤエンドウなどについては約八割がこの地域でできているわけです。
○上西委員 桜島は御承知のように、天下に有名な桜島大根を初めビワ、ミカン、あるいは垂水市あたりでは日本一のキヌサヤエンドウと、大変農業経営が多角化し、すばらしい産品を出しているわけでありまして、今お答えいただきましたけれども、よりきめ細かな、例えば品目、種目を若干制限しているとか、いろいろあるようでございます。
その他、道路の寸断個所の早期復旧、特産のキヌサヤエンドウを中心とした農地の復旧等、懸案事項が山積しておりますが、被災者の援護対策を初め、生活再建へ向けて関係者の一層の努力の必要を痛感いたしました。 第二は、激甚災害の指定であります。 これは東京都も要望しているところでありますが、復旧事業については、通常の風水害災害と異なり、多額の経費がかさむものと見込まれます。
今回の噴火によりまして、地元のキヌサヤエンドウその他、農業に壊滅的な被害を受けたわけでありますが、被害額は十月十日現在で九十二億円と聞いております。これは、三宅島の農林水産業生産額十一億五千万円と言われておりますこの八倍以上になるんですね。三宅島の農業を立ち直らせるというために私は次のことを要望したいと思う。時間の関係で三つまとめて関係各省に申し上げます。
特産物であるキヌサヤエンドウは壊滅的な被害を受け、農民は噴出物に埋まった畑に行くのが、もう畑を見るのも嫌だ、そういう気持ちなんですね、大変な被害状況でありますから。 それから海産物の方を見ますと、年間七億円の水揚げがある漁業のうちで、七分の一から五分の一を占めるテングサの干し場が火山灰でやられている。その灰は当然海中にも深く堆積している。トコブシなどの漁場も大きな被害が予想されている。
特に農民の方のキヌサヤエンドウの問題、これはさっき言ったように甚大な被害を受けているのですけれども、作付をやるのは十月いっぱいだというのです。十月いっぱいに作付をやらないとだめだというのです。ところが、火山灰が積もってしまってちょっと手がつかないというような実態になっているのです。これはもう御存じのとおりだと思うのです。
キヌサヤエンドウは十月いっぱいの作付でなければならない、大変なことなんですね。局地的かもしれないけれども、非常に被害は大きい、見通しも立たない。そこで、確かにいろいろな制度があります。それの適用ということなんですけれども、その際に天災融資法が適用された場合と、天災融資法そのものが適用できないとするならば、ちょうどそれに見合う同じような措置をやることは、方法によっては可能ではないかと思うのですよ。
たとえば、今度の異常寒波で、和歌山でも印南というところがありますが、この町でキヌサヤエンドウあるいはウスイエンドウ、こういうものが中心となりまして約六億円の被害を実は受けているわけですね。
○鈴切委員 最後になりますけれども、ことしの冬は異常低温により、伊豆七島特産のキヌサヤエンドウが早くから被害を受けております。去る二月二十六日から三月二日にかけて伊豆七島に降雪をもたらした異常寒波により、さらにその被害は拡大されましたが、八丈島では記録的な降雪に見舞われ、特産の観葉植物にも甚大な被害が出たと聞いております。政府はこの実態をどのように認識されておりましょうか。
後ほど写真をお回しいたしますけれども、キヌサヤエンドウ、それからカリフラワー、キャベツ、それからビワ、ビワも後でごらんいただきますが、もうこんなに紅葉したようにビワの木がガスでやられまして、全然だめになっております。それからビニールハウスの中にも、ガスですから入ってまいりまして、ハウスの中のアイリス——花でございます。
県当局の報告によりますと、農業被害につきましては、西桜島村、鹿児島市及び対岸の垂水市を含め、温州ミカン、ポンカン、ナツミカン、ビワ等の果実類につきましては六億二千万円、大根、ナス、イチゴ、キヌサヤエンドウ、インゲンなどの野菜類二億三千五百万円、その他林産物関係といたしまして百三十万円余の多額にのぼっております。
降灰等によって落葉、落果、樹体の衰弱等の被害が発生し、西桜島村ではミカン等を中心に約四億七千万円、鹿児島市東桜島地区でミカン、ビワ等を中心に約九千万円、垂水市でキヌサヤエンドウ、ミカン等を中心に約三億円の被害が発生したとのことであります。 これらの被害の特色は、降灰が局地的でかつ継続的であること、また霧雨とまじった場合、希硫酸水となり、農作物、人畜に及ぼす被害がきわめて深刻であります。
そのほか農作物の被害がたいへん出まして、キヌサヤエンドウなどは九割程度だめだ。そうなりますと、あの桜島の人たちの生活状態というものも苦しくなる。そうしたことを考えると、義務教育の小学校における給食費の補助であるとか、そういう点についてもどうかひとつ万全の策を講じて、毎日不安な生活をしているこの人たちに対するもっと積極的な、思いやりのある施策を緊急に講じていただきたい。