2017-08-10 第193回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
また、CTBTの条約事務局が中心になって行っているモニタリングシステムに中国が核実験に関する情報の提供を始めてくれた、そういうこともございますし、この核実験に関わるキセノンガスの感知をするようなシステムに対して、我が国としてきちっとそれを支援していく。 非常に遠いところではございますが、ゴールは遠いところではありますが、一歩一歩確実に前へ向けて、その究極の目的に向けて我々歩みをしていきたい。
また、CTBTの条約事務局が中心になって行っているモニタリングシステムに中国が核実験に関する情報の提供を始めてくれた、そういうこともございますし、この核実験に関わるキセノンガスの感知をするようなシステムに対して、我が国としてきちっとそれを支援していく。 非常に遠いところではございますが、ゴールは遠いところではありますが、一歩一歩確実に前へ向けて、その究極の目的に向けて我々歩みをしていきたい。
今回のCTBTOへの我が国の拠出でございますが、これは核実験の際に放出されると言われておりますキセノン等の希ガスの観測システムの整備に充てられるということが想定されておりまして、国際的な核実験監視体制の一層の強化に貢献するものと考えております。 我が国としましては、こうした取組を通じまして、核兵器のない世界に向けた一層の取組を行っていきたいと考えているところでございます。
つまり、放射能が環境に放出されるような事態では、当初数時間、これはキセノンとかクリプトンといったいわゆる希ガスと言われるガス、放射性のガスですが、こういったものによる被曝が大部分を占めます。したがいまして、その間は屋内に退避する方が被曝量を防ぐという上では有効でありますので、そういったことを含めてこういった判断をさせていただいております。
三月十五日の十五時頃、郡山の東インターチェンジでキセノン133を含む放射性プルームを観測したという調査報告もされています。当然です。二〇一一年の三月十二日、一号機爆発しましたよね。十四日の三号機、大爆発しましたよね。十五日の二号機も爆発しました。 当時、東京に放射性プルームが来たというのはいつ頃だったかというのは御存じですか。ごめんなさい、これ通告にないですけど。
これを見ましても、大気への放出の可能性がある放射性物質としては、気体状のクリプトンあるいはキセノン等の放射性希ガス、それから放射性沃素、気体中に浮遊する微粒子等があるということで明示をされていて、希ガスはその冒頭に書かれているわけですよ。 では、ここでなぜこの希ガスを評価の対象としているというふうになっているんですか。
今おっしゃったことに関連して聞きますと、フィルターベントを使っても、この間議論しましたけれども、キセノンとかクリプトンなどの希ガスは除去できないわけです。 前回の当委員会での私の質問に田中委員長は、「希ガスは、どこにも反応しないで、空気の流れとともにどこかに飛んでいく」、こう言われました。
○笠井委員 確認しますけれども、原子力災害対策指針では、気体状のクリプトンやキセノン等の放射性希ガスを含めて、気体状または粒子状の物質を含んだ空気の一団、プルームとなって、「風下方向の広範囲に影響が及ぶ可能性がある。」というふうに述べているわけで、明記している以上は、重視しなくていいなどとは言えないと思うんですけれども、どういう影響があるかというふうには見ていらっしゃいますか。
しかも今、希ガスのことは大したことないとおっしゃいましたけれども、キセノン133の半減期というのは五日間、クリプトン85というのは十年以上あります。 ベントは、これはもちろんタイミング、どこでやるかというのがあります。
キセノンとかクリプトンなどの希ガスについては含んでいない。希ガスを含めれば百テラベクレルに抑えることはできないんじゃないかと思うんだけれども、なぜそれを評価対象にしていないんですか。
福島第一原子力発電所でございますが、一号機から三号機までの各号機から放射性物質の放出があったわけでございますけれども、今の三つの号機を合計いたしまして、希ガスでございますと、これはキセノンで代表しておりますけれども、一・一掛ける十の十九乗ベクレルでございます。 それから沃素につきましては、沃素131で代表いたしますと、今の三つの合計を合わせまして、一・六掛ける十の十七乗ベクレルでございます。
○国務大臣(細野豪志君) キセノンの問題では皆さんにいろいろ御心配をお掛けをいたしました。自発核分裂に対してしっかりと当初から分析をしておって、キセノンが出たときにすぐにそういった分析結果を出すことができれば一番それはもう御心配をお掛けをしなかったわけでありますから、そういったことも含めて、まだまだ様々な面での分析が不十分であったというふうに考えております。
そこで、キセノンが検出をされまして、これが続けて検出をされたわけですけれども、このキセノンが検出されたことで、例えばその燃料の塊中心部の温度というのは推測ができないのでしょうか。 また、自発核分裂ということですけれども、通常の停止している原子炉でも起こっていることだというような東電の発表もあったのですが、通常の原子炉とはまた状態が違いますので、その比較もいかがなものかと思います。
○国務大臣(細野豪志君) キセノンが検出をされた前と後とで状況自体が変わっているわけではありませんので、基本的にはこれまで分析をしておった状況が今も維持をされていると考えております。
沃素は、実はベータ線を出しまして、キセノンというそういう原子に変わります。このときにベータ線と同時にガンマ線を出しますが、これを通常、沃素のガンマ線というふうに呼んでおります。キセノンは、不安定であるものですから更にガンマ線を出します。こういうふうにして、沃素が一つ入るだけで、外部被曝と比較して検討した場合のエネルギーでいえば四・五倍のエネルギーが分子切断に寄与されてしまいます。
例えば、沃素が、外部被曝としてカウントされるときには、ちょっとエネルギーの単位が入りますが、ガンマ線〇・三六一メガエレクトロンボルト、これが内部被曝で、沃素が体の中に入ったときに、沃素がベータ線を出して、同時にガンマ線を出して、キセノンに変わる。キセノンというのが安定化するためにガンマ線を出すという、この三つが内部被曝では完璧にかぶさってきます。
ただ、次に、起こってしまった段階で、では今度は何を明らかにするかという点では、さっきの水位が落ちていることからしても炉心溶融は明白なんですから、被覆管の中の沃素、クリプトン、キセノンなどの放射性ガスだけじゃなしに、核燃料の方から出てくる、セシウムとかストロンチウムが出てきますが、昨日の内閣委員会でも放射性物質の核種のデータが公開されなければならないということを私は訴えたわけです。
○福島みずほ君 プルトニウムや沃素、セシウム、クリプトン、キセノンなどの放射性物質がどの程度空気中に飛散されているか測定し、そのデータを公表すべきではないでしょうか。
今日はそのことはさておきまして、ここにありますように、六ケ所村の施設で燃料を再処理しますと、御覧の右上にありますように、百五十メートルの煙突からはクリプトン、キセノン、ヨウ素、炭素、セシウム、ルテニウムといったような放射能がそのまま排出されるそうです。そのため、百五十メートルの煙突を造り、スピードが七十キロの排風機をもって大気に全量拡散させると。
具体的には、空間放射線量の測定、それから地上の大気の浮遊じんの採取、測定、それから雨水などの降下物の採取、測定、それから地上におけますキセノンの採取、測定、こういったものを当省において実施しているところでございます。
○政府参考人(中原徹君) 空間線量率やそれから地上大気浮遊じん、それから降下物、キセノン等々の各場合につきましていろいろと差がございます。 具体的には、空間放射線量でございますと、これ比較的早く数時間で測定して結果を報告することができます。
政府といたしましては、同日正午に開きました情報集約関係省庁会議におきまして、以上の諸情報を総合的に勘案をした結果、核実験の実施によるキセノン等の放射性物質の状況の確認を念のために行う必要がある、確定させるにはその必要があるが、しかし北朝鮮による核実験が実施されたとの前提に立ってこの問題に対応する必要がある、かつそれが可能であると、このような判断がなされたことを踏まえまして、五月二十五日の本委員会、参議院
技術的な面をもって最終的な確定をするわけでございますが、しかしこれは危機管理でありますから、危機管理でありますから、このことを断定をして進めなきゃいかぬということをあのときに、行われたという前提に立ってこれは対応する必要がある、危機管理でありますから、そういうことを答弁で申し上げたわけでございまして、今もって、確実にこれが、いわゆる証拠的な、証拠を持ってやろうとすれば、証拠を持ってやろうとすれば、キセノン
キセノンという特別な元素というものを分析すればこれが核実験かどうかと分かるというふうに言われていますけれども、それほどもう調べる物質が特定しているのであれば、そんな難しい分析機器は要りませんので、そんなに大きくない分析機を仮に航空機に積んで、そこで米軍のように集じんをして、そのまま飛行機の中で分析をできるというやっぱり機能も今後は強化すべきだと思います。
クリプトンとかキセノンなど、そういうものを常時簡単に取り出せるものであることとか、廃棄物が極めて少なくて、廃棄物処理も保守もやりやすいものとか、化学的に不活性で爆発的な反応の心配がないものとか、それから、高温高圧などの運転条件を避けられることで、故障確率が低くて保守点検も容易なこと、さらに、余剰反応度がうんと弱いものとか、炉心溶融や再臨界が起こりがたいもので過酷事故をかなり排除する可能性の開けるもの
まして脳血流検査の場合につきましては、この検査をすることの侵襲性、すなわち、その患者さんが脳死が疑われる状態において行うべき検査としての危険性と申し上げてもいいと思いますが、その点、あるいはそこから得られる情報、圧を加えて血管の中に造影剤を入れていく、あるいはキセノンを吸わせて調査していく、そうしたものの精度、あるいはそのことによって出てくるアーチファクト、誤った情報の提供というものを考えた場合に、
いわゆる防災指針で、政府は、「原子力防災において特に考慮すべき核種は希ガス(クリプトン、キセノン)及び揮発性核種(ヨウ素)である。」として、緊急時の医療活動、沃素剤取り扱いを指導していますし、ICRPの沃素剤の勧告もあるわけですけれども、この沃素剤というものの重要性について政府はどのように認識しておられますか。
○戸井田国務大臣 今政府委員が御説明申し上げましたように、このキセノンの問題等も含めて、こういった誤りが起きないように厳重に対応していくつもりであります。
○大矢委員 放射性キセノンだけではなくて、非放射性キセノンの機械もあると思います。これも既に許可になっておると思います。しかし非放射性キセノンの許可がまだおりておらない。そういう時間的なずれ、それを今薬務局長はおっしゃったと思いますけれども、そういうふうに、同じ厚生省の中で、機械は許可はするけれども、それを使用できる、またそれが薬価に載る、この三つの段階に分かれておる。
○大矢委員 ただいま草川委員の方から質問がございました放射性キセノンにつきまして、通告いたしておりませんけれども、若干私も意見を述べさしていただいて御答弁を求めたいと思います。 ただいま質問の中で明らかになりましたことは、製薬の許可が得られる、ということと同時に、薬価に載せていただかなければこれが出回らないわけであります。