1987-12-07 第111回国会 参議院 土地問題等に関する特別委員会 第2号
さらにキジア台風では八メーターになる、二階の屋根のひさしまで全部水がいくことになる。これでは私法人の行為が土地の利用する可能性を非常に少なくした、また危険を与えたということでありまして、これらの問題につきましては私も相当額の金融を大蔵大臣からいただきまして、運輸省と建設省で相ともに協議しながらやってまいりました。恐らく数千億を超えるのではないかというふうに私は理解しております。
さらにキジア台風では八メーターになる、二階の屋根のひさしまで全部水がいくことになる。これでは私法人の行為が土地の利用する可能性を非常に少なくした、また危険を与えたということでありまして、これらの問題につきましては私も相当額の金融を大蔵大臣からいただきまして、運輸省と建設省で相ともに協議しながらやってまいりました。恐らく数千億を超えるのではないかというふうに私は理解しております。
二十八、九年のジェーン、キジア台風のときでも、これだけの災害がなかったのです。三十六年の災害にいたしましても、あのときの降雨量よりも今度の降雨量は少ないのです。それにもかかわらず——あなたのおっしゃるように、降雨量がシャープにあった、山があったことは、これは認めます。
○田中国務大臣 ただいまのようなお話は、キジア台風、ルース台風のときに、私、現場でもって自分でいたしたことがございます。お話しのような、各省がばらばらでセクショナリズムでというような点を横断的に、また地域の総合行政、総合対策をいたすのが県知事の、また自治体の役目でございまして、そういう点ではなお中央といたしましては十分に本部を中心に指示をいたしたい、かよう考えます。
ということは、非常に期間が長いために、たとえばキジア台風のころの改良工事あたりがまだ残っておる。そのために、災害が起きますと、そこはどうにか避けたが、今度はよそのほうがまたいってしまった、あるいはまた、ひどいところになりますと、やったところ自体の境目がいってしまったというようなところが随所に見受けられるわけです。
○大村委員 私の認識不足かもしれませんが、現にキジア台風当時の復旧なり改良がいまだに続いておるところがあるのです。それは政府直轄の工事かどうか、そこら辺まではよく知りませんでしたが、現に地方ではそういうところがあって、例をあげますと、山口県の島田川の流域がそうなんです。支流関係が随所に今度いったわけですが、これも継続工事でずっとやっております。たとえば当時十五カ所ほど決壊した。
高潮対策というのは御承知のように、昭和二十五年のジェーン台風並びにキジア台風におきまして、東京、阪神地区、和歌山等におきまして、海岸が大被害を受けましたが、それの部分の災害復旧と合せて施行する事業を特に高潮対策事業として促進して参ったわけでございますが、これが三十三年度完成したわけでございます。
海岸の助成は七六%に減っておりますけれども、この内訳といたしましては、海岸助成は一八多の伸びでございますが、高潮対策というのがございまして、これらは、昭和二十五年に発生いたしましたジェーン及びキジア台風の結果、東京、大阪、阪神間、あるいは和歌山等の諸地方におきまして高潮対策事業を行なっておりましたが、三十三年で完成いたしましたために、海岸助成工事は、一般の海岸助成は増額しておりますけれども、海岸助成全体
この尼崎や大阪、和歌山、東京等の地盤沈下は、昭和二十五年のジェーン台風、キジア台風の災害復旧事業、それからこれに改良補強を加えたところの高潮対策事業として実施中でありまして、補助率も七割くらいに及んでおるというふうに聞いておるのであります。なおまたほかに愛知、三重・兵庫、岡山、高知等においても地盤沈下の状況が生じておることは、大臣も御承知の通りであろうと思うのであります。
それから過去の台風との比較をしてみますると、ちょうど二十二号台風は二十五年の九月十三、十四日にありましたキジア台風と、あるいは風の関係、あるいは降雨量との関係がよく似ておるのでありますが、特に今回はキジア台風よりも降雨量は多少少いのでありますが、風の方は相当きついようでありますので、いわゆる風の害によりまするところの稲の倒伏あるいは脱粒というふうなもの等が相当あるように推定されるのであります。
私は昭和二十四年に議会に出てきて以来、約四年半ばかり災害特別委員を勤めて、北海道の地震災害、日光今市の二百四十何年ぶりの地震、またキジア台風が九州沿岸を荒して、もう一カ月すれば稲が枯れる、福岡県のごときは十五キロにわたって何一つも収穫がなかった、そういう苦い経験を得て私は帰って参りまして、そのときに議会で、大体日本に起る台風について予備費が百億組まれることになりましたが、まず第一に南の鹿児島、宮崎、
本件の小田東海は今おっしゃいましなように昭和二十五年キジア台風に被災しまして、その年の十月に運輸省の査定を受けまして当初四百九万一千円という復旧工事の査定額でございましたが、その後周囲の状況の変動によりまして一回、二回、三回と三回の再査定を受けました結果、四百七十四万幾らという査定額と相なったわけでございます。
ここにおいても昭和二十五年のジ江ーン、キジア台風による復旧が実は昭和二十九年三月末日までに進捗率は四〇・七%に過ぎません。 又本県における災害の特異性は地辷りでございます。この地辷りか未だに続いて行われておるということは憂慮すべき問題であるということで関係町村においては熱心な陳情がございました。
○安部キミ子君 曾て私どものほうで受けましたキジア台風でもルース台風でも、その現場におきましては、このたび受けた台風と比較して部分的には差はないほど被害が大きかつたと思います。
○政府委員(近藤直人君) 老朽危険校舎は災害の場合に一番先にやられるということは、もうまさに御指摘の通りで、従来まあジエーン台風とかキジア台風なんかの例によりましても、大体、老朽校舎がまつ先に倒れておるような現状でございますので、この際老朽危険校舎の改築促進の法律によりまして是非老朽校舎の改築を進めまして、併せて災害の場合の対策にするということは、これは必要であろうと思つております。
○委員長(矢嶋三義君) 更にお伺いいたしたい点は、私曾つて大阪を襲つたキジア台風、それから岩国を流れる錦川、あれを襲つたジェーン台風、この災害視察をしたことがあるのですが、とてもそれらの比ではなくて、まさに筆舌に尽しがたいという状況です。白川の氾濫というものは、ちよつと熊本を知つている人でも説明してもわからない程度です。
日程第十九は島根県宅野港防波堤復旧工事施行に関する請願でありますが、請願の趣旨は、宅野港はキジア台風及びルース台風による北、西両防波堤の被害が甚だしく、地方財政の現在の逼迫に鑑みまして、国庫補助による防波堤復旧工事を施行せられたいという請願であります。
私は一昨年でしたか、大阪のキジア台風のときにも文部委員として視察に参つたんですが、新らしい建築の校舎が次々にあのキジアでやられている姿を見て、こういう災害で建てるほど次々にやられて行くし、一方火災などで潰れて行くとすれば一体いつになつたらこの文教施設は確保されるかという点について懸念しているものですが、そこでお伺いいたしたい点は、岩動事務官は文部関係で十分御承知と思いますが、この文部省の内輪の調査によりましても
私もキジア台風、ジェーン台風、宮城県あるいは福島県の水害にいたしましても、約二百六十一年応りの今市を中心とする地震災害にしても、当時災害対策委員をしておりましたので、たいがい全国に行つて見ました。しかし今度は時期が悪いのです。災害の金額は百億程度ですけれども。この悲惨な状態は、今までの災害とは比較にならない状態です。
この前のキジア台風のときでありましたか、そのために逃げ場を失つた老婆が付近のはぜの木に登りながら終夜救いを求めておつた。しかしながら消防団ですらも舟をもつてこれを救いに行くということができないような状態になつておりまするので、何とぞこの点もよく御考慮の上、適当なる立ちのきの費用を補償あらんことをお願いする次第であります。つけ加えて申し上げます。 —————————————
本請願の要旨は、昭和二十六年十月十三日、九州、中国、四国方面に襲来しましたルース台風は、昨年のキジア台風にはるかにまさり、その被害は幸ことに甚大でありまして、学改心舎の倒壊破損すこぶる多くて、学童は校舎をなく、教具を奪われ、その惨状は寒心にたえないものがありますが、現在の地方自治体の自力をもつてしては、とうていこれが復旧は困難でございます。
と申しますのは、私はキジア台風のときにも大阪に視察に参りまして、今度のルース台風にも参りましたが、私の見た範囲ではキジアとルースの被害状況というものは比較になりません。殊に山口県の錦川沿岸の被害は父祖伝来の土地を捨てようかというような惨澹たる状況でございます。