1992-05-28 第123回国会 参議院 厚生委員会 第12号
それで、その対応について検討いたしました結果、昭和六十年に試験方法を定めまして、その品質の確保を図ることといたしたわけでございますが、具体的には申請されますエキス剤につきまして、いわゆるキザミ生薬、それに水を加えまして加熱しまして抽出いたしました標準的な湯剤と比較いたしまして指標となる成分が一定以上のものを承認すると、こういうことにいたしているわけでございます。
それで、その対応について検討いたしました結果、昭和六十年に試験方法を定めまして、その品質の確保を図ることといたしたわけでございますが、具体的には申請されますエキス剤につきまして、いわゆるキザミ生薬、それに水を加えまして加熱しまして抽出いたしました標準的な湯剤と比較いたしまして指標となる成分が一定以上のものを承認すると、こういうことにいたしているわけでございます。
せんじて用いるキザミと言われるもの、それからエキス剤とか錠剤として用いる漢方製剤、こういうふうにキザミと漢方製剤と一応私なりに分けましたけれども、臨床上キザミの方が漢方製剤に比べますと薬効・力価というものが高い。効き方が鋭いというふうに言われておりますし、私もそう感じでおります。キザミで使うと非常にシャープに効く。
そういうふうに認識しているということはわかりますけれども、現実にキザミ生薬と漢方製剤の効き目とい一つものは明らかに違うのであります。抽出できる楽効成分については同じかもわかりませんけれども、いわゆる化学的な手法では検出し得ないキザミ生薬に含まれているもの、それがあるらしいと、しかし臨床面でははっきりと違いがあらわれるわけであります。