2004-04-20 第159回国会 衆議院 本会議 第25号
緑は人と社会を安定させる大きな自然循環のシンボルであるにとどまらない、ガーデンシティーこそ海外から観光客を集め、資本を呼ぶ条件であるということがよくわかっているからです。 市街地に生じる遊休地を積極的に集約して緑地に転換し、都市の中の自然循環を回復し、緑豊かな景観を創出すべきです。観光立国をかけ声倒れにしないためにも大転換が必須と考えますが、大臣の所見をお伺いしたい。
緑は人と社会を安定させる大きな自然循環のシンボルであるにとどまらない、ガーデンシティーこそ海外から観光客を集め、資本を呼ぶ条件であるということがよくわかっているからです。 市街地に生じる遊休地を積極的に集約して緑地に転換し、都市の中の自然循環を回復し、緑豊かな景観を創出すべきです。観光立国をかけ声倒れにしないためにも大転換が必須と考えますが、大臣の所見をお伺いしたい。
やはり現在と同じように三十万人ぐらいの都市だというふうにお話を聞いておりまして、大変美しい、整備された都市だな、首都だなというふうに思ったんですけれども、ガーデンシティーという名のとおり、本当にそのようにきれいに整備された都市なんですが、おもしろみというかにぎわいというか、長くそこで滞在して、そこで一生を終わるという町ではないなという印象を受けました。
したがって、プトラジャヤというのは、情報通信やマルチメディアの面も強調されますが、同時にガーデンシティーでありますので、大きな湖も真ん中にありますし、二つのジャングル、それから一つの湿地もあります。それから、建物、ビルなども一番高い木よりも高くならないように、というのは誇張かもしれませんけれども、それほど高さにも気を使って建物も建てることになっております。
また、この都市計画においては、ただガーデンシティーをつくろうというだけではなく、原生林のままのジャングルや湖などもつくりますし、人々がきっとここに住むことを誇らしく感じられるような町になることと思っております。
都市そのものも、ガーデンシティーとか田園都市とかいうことがヨーロッパでは大体百年ぐらい前から言われておりましたが、言うならばこういうコンクリートジャングルをもう一遍田舎化するということも大事になってきます。そうしますと、都市緑化の重要な担い手として、やはり林野庁というものをそういうものの役割を分担するものとして位置づけていただきたい。これは私の方から先生方にお願いするわけでございます。
そもそも田園都市とかガーデンシティーとかニュータウンとかいろいろな——少しずつ違うんでしょうが、その種のあれは、わが国で言えば過密対策であるとかあるいは新産都市の形成であるとか、広域生活圏だ、地方生活圏だというふうなさまざまないわば努力、試み的なものも、わが国にもないわけではないんですが、その種のものが、大平さんの言葉をかりれば、もはや日本のそのような物質文明を追い求めるようなそういうものはもう限界