1997-02-12 第140回国会 衆議院 予算委員会 第11号
そして、我々は必死で航路を確保するように努め、船隊を組んでの出入りをし、安全を確保しようとしましたが、それでも、残念ながら、国籍不明のガンボートによる襲撃を受け、船員の中から死者を出しました。 そして、その当時、私は、巡視船をペルシャ湾に派遣することを本気で考えました。
そして、我々は必死で航路を確保するように努め、船隊を組んでの出入りをし、安全を確保しようとしましたが、それでも、残念ながら、国籍不明のガンボートによる襲撃を受け、船員の中から死者を出しました。 そして、その当時、私は、巡視船をペルシャ湾に派遣することを本気で考えました。
ちょうどペルシャ湾で日本のタンカーが国籍不明のガンボートの襲撃をしばしば受け始め、ついに船員から死者を出すといった事態になりましたとき、日本の船会社または海員組合からホルムズ海峡を越えて中に入ることに対して非常に強い抵抗の起こった時期がございました。殊に、各国が海軍力をもって自国船の保護に当たり始めた時期、日本はその手段を持たなかったわけであります。
先生御指摘のように、現在ペルシャ湾の状況は表向き安定しているように見えるわけでございますが、御案内のとおり、ここ連日国籍不明のガンボートによりますタンカー攻撃がまだ続いている状況でございまして、このペルシャ湾の情勢は今後とも予断を許さないということであろうかと思っております。
このダイヤモンド・マリーンが同じく北緯二十六度二十一分、東経五十六度六分、ホルムズ海峡の西方約三十マイル付近におきまして国籍不明のガンボートから銃撃を受け、船橋の左舷下方等数カ所に被弾をいたしました。これも死傷者はなかったということで、航行可能のため湾外に向かっております。 昨日のうちに二隻の船が被弾をいたしましたわけでありまして、いずれも国籍不明のカンポートーであります。
一方、ペルシャ湾におきましては、航空機あるいはガンボートによる船舶攻撃はこのところ若干下火になっておりますけれども、御案内のとおり機雷が敷設されておりまして、機雷に対する触雷の事件が相次いで発生しておりまして、これが緊張状態を起こしているというわけでございます。
しかしながら、ペルシャ湾では七月十四日以来航空機やガンボートによる本格的な船舶攻撃は行われていないという事実がございます。しかし、タンカーの触雷が相次いで起こっている。したがって、この機雷をどうやって排除するかということについて、アメリカを初めヨーロッパの諸国が本格的にこれらの問題に取り組んでおるのが状況でございます。
○河村委員 去る五月五日、ペルシャ湾におきまして日本籍のタンカー秀邦丸がイラン国籍と思われるガンボートから銃撃を受けて損害を受けました。この種の事件はこれまで随分多発しておりますけれども、今度の事件は非常に大きな特色がありまして、ペルシャ湾に就航する日本人船員の人命と航行安全に重大な危惧を持たせる事件であります。
しかし、秀邦丸が攻撃を受けました時点は白昼でありまして、国旗がはっきり視認できる時間帯において、本当に百メートルを切るような近い距離からのガンボートによる砲撃を受けるということで、我々としては非常に大きな衝撃を受けました。
これは、国籍不明のガンボートから二回にわたりロケット砲及び機関銃掃射による攻撃を受けて被弾しておるということでございます。先ほどのお話のように、人命に異状がなかったのは幸いだったと思います。ペルシャ湾内で日本籍船が、他国籍で日本の船員の乗っている船は多数受けておりますけれども、日本籍船が被弾したのは、本年については一月のコスモジュピターの被弾に続き二度目でございます。
あれは勿論あなたが指摘されたように国際法に基きましてイギリスのガン・ボートが揚子江におる、更に又イギリスの軍隊が上海に駐留しておる、そしてそれが活動をしましてあすこで武力衝突が起つた。この問題は成るほど條約の上から見ますれば、イギリスの砲艦或いはイギリスの軍隊もそこで活動する権限を与えられておつたと思う。