2001-06-07 第151回国会 参議院 経済産業委員会 第12号
六千億バレルということは途方もない数字でありまして、世界最大の油田であるサウジアラビアのガワール油田でも、かつて八百億バレルと言われていたわけです、今六百億バレルというのが資料に出ておりますけれども、それを十個見つけて初めて六千億バレルということであって、これは絶対あり得ないわけですね。
六千億バレルということは途方もない数字でありまして、世界最大の油田であるサウジアラビアのガワール油田でも、かつて八百億バレルと言われていたわけです、今六百億バレルというのが資料に出ておりますけれども、それを十個見つけて初めて六千億バレルということであって、これは絶対あり得ないわけですね。
世界最大のサウジアラビアのガワール油田というのは表面積が富山県と同じぐらいの大きさなんです。一方、オイルウインドーというのが地質学的に言われておりまして、石油は海の底に沈殿した有機物が熟成されたものなんですけれども、地下千五百メートルぐらいまで潜らないと石油にはならないんです。
世界最大のサウジアラビアのガワール油田が枯渇したのではないか、こういう説があったそうでありますが、米国のシュレジンジャー・エネルギー庁長官はこの枯渇説の真偽を確かめるために中東へ飛んでいった、こういう記事をある雑誌で読んだわけです。私はこれは詳しい内容は知りませんけれども、いずれにしても、わが国としてもそういう石油情報というものを正確につかむ。
○古田政府委員 事故の起きましたアブカイク油田は、それに隣接いたしますガワール油田と合わせますと、全体で七百五十万バーレル・パー・デーという非常に大きな生産量を処理している地域でございます。