1985-04-16 第102回国会 参議院 地方行政委員会 第12号
一日当たりの筆記字数は大したことはなかった、ガリ切りやカーボンの筆圧も大したものではない、作業環境も特に発病の要因となるほどのものではない、本人は元来多病性である、公務に起因するとすれば、公務を軽減すれば三カ月程度で治るはずだ、治療に長くかかり過ぎており、公務上とは認められないということで却下になった。
一日当たりの筆記字数は大したことはなかった、ガリ切りやカーボンの筆圧も大したものではない、作業環境も特に発病の要因となるほどのものではない、本人は元来多病性である、公務に起因するとすれば、公務を軽減すれば三カ月程度で治るはずだ、治療に長くかかり過ぎており、公務上とは認められないということで却下になった。
それから作業の中心はガリ切りとかガリ版を刷ったり、校正とか判こを押すとか、そういう手指の酷使をするのがふえたということ。
そうしたら、ガリ切りだと言うんです。そうして、いまコピーをとらすんだと、書類を運搬さすんだと。これなんです。さっきいみじくも堀越先生が言われたように、スパイだと、そういうことはいかぬと言われたが、それのやっぱり類似行為と見られてもしかたのないようなのがいまの天上がりなんですよ。ぼくはこれをやめろと言ったんです。そうしたら、役所の人たちは何と言ったか、それはやめてもいいですよと言った。
なぜなら、この印刷、ガリ切りはおそらく同一人物と思われるので切られておりますし、あなた方が公明党から提示されたのをそのまま使った、ここへ添付したのだというような、そういう説明には納得できませんが、本論には関係ありませんから、議論を進めます。
まさにそのとおりなんで、私も労働運動を始めて約五十年近くなりますけれども、昔から、まあ労働運動に入るとガリ切り三年、ビラ三年といってガリ版切ったりビラ張ったりというような仕事を若い者は一生懸命やったものですわ。そのくらいビラを電柱に張るというようなことは戦争の前の時期からもう一般に習慣化されて、これはもうずっとそのまま戦後まできておったものですよ。