1954-04-22 第19回国会 衆議院 本会議 第40号
その後、昨年十月ジユネーヴで開催されました関税及び貿易に関する一般協定、すなわちガツト会議において、カナダは他の英連邦諸国とまつたく態度を異にして、日本の同協定に仮加入することに同意いたしました結果、これを契機としてこの協定の締結交渉は著しく促進され、去る三月三十一日、オタワにおいて、両国代表の間でこの協定の署名を見るに至りました。
その後、昨年十月ジユネーヴで開催されました関税及び貿易に関する一般協定、すなわちガツト会議において、カナダは他の英連邦諸国とまつたく態度を異にして、日本の同協定に仮加入することに同意いたしました結果、これを契機としてこの協定の締結交渉は著しく促進され、去る三月三十一日、オタワにおいて、両国代表の間でこの協定の署名を見るに至りました。
ところでその仮加入の場合におきまして、昨年の十月二十三日に第八回のガツト会議がございましたが、あの当時は、御承知のように賛成が二十八で、棄権が六のということになつたのでありますが、昨年十二月三十一日までに日本にガツトに規定いたします最恵国待遇を与える旨の宣言に対しまして、ウルグアイを含む二十一箇国が署名を行つております。
○中田吉雄君 先に曾祢委員から言われたようにガツト会議なんかの権限というものも非常に問題もあるようですし、その後私の質問に対してもお答え願うと、まあガツトの仮加入によつては大して日本の貿易上の諸障碍を除く、ほんのちよつとぐらいな結局ウエイトしかないというふうに見ていいのですか、その評価はOXこれを契機にして国際の会議で大きな発言権を以て跳躍台にして行くというような意味もあると思うのですが、現実的にはこの